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アルパカストーブ用 反射板を自作する

自分が冬キャンプのメイン暖房器具として使っているのは韓国から輸入代行で取り寄せたアルパカストーブ TS-77Aコンパクト
ちなみに現在は日本の安全基準に即したTS-77JS-CやTS-77NCも販売されていますが、概ね同じ製品ですので反射板に関してはこの記事をご参照下さい。
このストーブに、アマゾンで販売されている安い中華製ノーブランド品の風除け板をストーブ背面に反射板として取り付けています。

当初は何も加工せず後ろ側に立て掛けて、ストーブ本体の持ち手を後ろに倒してそれをストッパー代わりにしただけ。

ところが何回か使っているうちに背後の燃料計の窓が輻射熱で変形してしまいました。
この変形のため、燃料計は動かなくなってしまいました。
このまま使い続けて、燃料計だけでなく給油口のパッキンなどを痛めると、問題が更に発生してしまうので反射板を加工することにしました。

いくつか種類もあるでしょうが、自分が購入した製品は8枚折の物で、このままだと幅が広すぎる。
両脇の2枚を外してまず6枚幅にします
板と板を繋いでいる細い金属棒は、何の工夫も無くただ刺さっているだけなので、一番端は簡単に引き抜けます。
抜いた棒で他の金属棒を押し込めば、あとは適当な所からつまんで引き抜けます。
こうして6枚幅に減らします。
更に中央の2枚を加工しやすくするために金属棒を3本抜いて、中央2枚も外していきます。
外した中央2枚の反射板を1枚ずつ適当な所で、折り曲げます。
定規等を当てて折ると綺麗に折れます。
先ほど引き抜いた細い金属板を、戻して組み直せば、これで完成です。
とにかく簡単に道具も何も使わずに加工するなら、ここで終わりですが・・・
自分はもう少し手を加えてみました。
まず組み上げる前に、引き抜いた金属棒を適切な長さにペンチ等でカットします。
反射板を折り曲げる位置まで有れば十分、というかそれより長いと組み上げた時にハミ出ます。
けっこう硬いのでペンチ等の工具が無いと難しいです。
カットした切れ端の金属棒も活用します。
下の写真のように折り曲げます。
同じ向きではなく、左右対称に2つ作ります。
これはラジオペンチやバイスプライヤーといった工具が無いと難しいと思います。
これを反射板の両端に着ければ
留め金になります。
差し込んだだけだと簡単に抜けて紛失しやすいので、金属棒のハミ出た部分を少し曲げる
大きく曲げようと思うと、反射板が歪みますから少し曲げるだけでかまいません。
これでこの留め金が外れづらくなります。
以上で完成です。
自画自賛してしまいますが、見た目もスッキリしていて良いんじゃないでしょうか?
気になる給油口・燃料計はこのようにカバーされます。
燃焼筒より下はガードしなくても、ガラガラな隙間だらけなので問題は無いと思います。
簡単に着け外しが出来るので給油する時など、簡単に元に戻せます
細い金属棒の加工だけ少し時間がかかりますが、それをやらなければ5〜10分もあれば出来る簡単な工作です。
アルパカストーブ TS-77A(TS-77JS-C)を使うなら是非試してみて下さい。

 –関連記事–

反射板の製作→こちら
油量計の修理→こちら
アルパカストーブTS-77Aコンパクトの購入方法→こちら
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