自分が夏キャンプに行く際、必ず持って行くものの1つに扇風機があります。
夏は、基本的に高地のキャンプ場を選ぶようにしていますが、やはり暑い時は暑い!
扇風機が有ると無いとでは、快適さにかなりの差があります。
夏は、基本的に高地のキャンプ場を選ぶようにしていますが、やはり暑い時は暑い!
扇風機が有ると無いとでは、快適さにかなりの差があります。
自分なりに色々試してみたので、オススメを伝えておこうと思います。
まずホームセンターやアマゾンなどで販売されている、乾電池・充電池やUSBで稼働する卓上扇風機の類ですがほとんど役に立ちません。

まず何と言っても風力が足りません。
一人に1台ずつ有れば、無いよりはマシですが、あまり効果は期待できません。
それなりの風量を送るには、それなりの羽根の大きさ・個数が必要なのです。
こんな小さな扇風機では羽根も小さくせざるをえません。
そして仮に大きな羽根を搭載した場合は、大きな羽根を動かすための高出力モーターが必要になるのです。
そんな高出力モーターを動かすには、それなりの電力も必要になるわけです。
要するに小容量の電池では電力が足らないんです。

まず何と言っても風力が足りません。
一人に1台ずつ有れば、無いよりはマシですが、あまり効果は期待できません。
それなりの風量を送るには、それなりの羽根の大きさ・個数が必要なのです。
こんな小さな扇風機では羽根も小さくせざるをえません。
そして仮に大きな羽根を搭載した場合は、大きな羽根を動かすための高出力モーターが必要になるのです。
そんな高出力モーターを動かすには、それなりの電力も必要になるわけです。
要するに小容量の電池では電力が足らないんです。
もちろん充電池仕様の扇風機でも実用的な商品はあります。
充電工具とバッテリーを共有するマキタの扇風機は、家庭用の扇風機と変わらぬ風力でおそらくバッテリー駆動の扇風機としては最大の風量があると思います。
そんなわけで自分はキャンプでもAC電源を使った家庭用の扇風機をオススメします。
電源サイトを借りても良いのですが、キャンプ場選びの制約を減らすためにも自分はポータブル電源を使用しています。

3〜20万円くらいするので安い買い物ではありませんが、扇風機以外にも使い道は多く防災備蓄品としても有用なので、これを機に導入を検討されてみては如何ですか?
ポータブル電源のオススメは→こちら

3〜20万円くらいするので安い買い物ではありませんが、扇風機以外にも使い道は多く防災備蓄品としても有用なので、これを機に導入を検討されてみては如何ですか?
ポータブル電源のオススメは→こちら
さてAC電源を使った扇風機ならば、家電量販店で好きなものを選べば良いのか?
いや、やはりキャンプでの使用ですからいくつか制約があります。
・まず運搬が前提ですから、コンパクトで有る事。
積載時を考えれば小さければ小さいほど良いのですが、使用時には低過ぎると立っている人に風が届きづらくなります。
仕舞寸法は小さいけれど、使用時は高くなるのが理想です。
・ポータブル電源で運用する場合は電力に限りがあるので、省電力である事。
最近は非常に消費電力の少ないDCモーターというモーターがあります。
このDCモーター搭載の機種を選んで下さい。
・二人以上で使うのであれば、首振り機能は重要です。
・上記のポイントに留意しながら、できる限り風量の強い機種を選ぶようにしましょう。
風量は実際にお店で確認するのが一番です。
あとは価格とデザインで選ぶことになります。
いや、やはりキャンプでの使用ですからいくつか制約があります。
・まず運搬が前提ですから、コンパクトで有る事。
積載時を考えれば小さければ小さいほど良いのですが、使用時には低過ぎると立っている人に風が届きづらくなります。
仕舞寸法は小さいけれど、使用時は高くなるのが理想です。
・ポータブル電源で運用する場合は電力に限りがあるので、省電力である事。
最近は非常に消費電力の少ないDCモーターというモーターがあります。
このDCモーター搭載の機種を選んで下さい。
・二人以上で使うのであれば、首振り機能は重要です。
・上記のポイントに留意しながら、できる限り風量の強い機種を選ぶようにしましょう。
風量は実際にお店で確認するのが一番です。
あとは価格とデザインで選ぶことになります。
自分が過去にキャンプで使ったことのある扇風機が、下の4機種です。
向かって左端はポータブル電源

向かって左端はポータブル電源

まずはドウシシャPIM-357

元々はキャンプ目的で購入したわけではないのですが、非常にコンパクトでその割りには風量もそこそこあります。
横方向に本体筐筒ごと首振りします。
それほど広くないテントで1〜2人使用ならば何とか使いものになるくらいの風量。
ただし音がけっこうウルサイ。
そして意図して購入していなかったのでDCモーターではないために省電力ではない。
それほど強くない風量なのに消費電力33wはちょっと痛い。
(ポータブル電源で稼働はできます)
でもキャンプで目立たないデザインと大きさなので気に入ってはいます。
リモコンは付いていませんが、離れて使うような風量ではありませんしシンプル操作なので問題無し。

同デザインでDCモーター改良版が発売されたら買い換えても良いかな?

元々はキャンプ目的で購入したわけではないのですが、非常にコンパクトでその割りには風量もそこそこあります。
横方向に本体筐筒ごと首振りします。
それほど広くないテントで1〜2人使用ならば何とか使いものになるくらいの風量。
ただし音がけっこうウルサイ。
そして意図して購入していなかったのでDCモーターではないために省電力ではない。
それほど強くない風量なのに消費電力33wはちょっと痛い。
(ポータブル電源で稼働はできます)
でもキャンプで目立たないデザインと大きさなので気に入ってはいます。
リモコンは付いていませんが、離れて使うような風量ではありませんしシンプル操作なので問題無し。

同デザインでDCモーター改良版が発売されたら買い換えても良いかな?
ドウシシャFBT-191D

キャンプで溶け込むウッドデザインとDCモーター採用が決め手で衝動買いしたモデル。
投影面積はそこそこありますが、非常に薄型なので置き場所を選びません。

その上、スタンドを伸ばせば真っ直ぐになるので、積載時は隙間を見つけて押し込めば場所をとりません。

風量もそこそこあって、消費電力5wなんですから、ろくに考えずに思わず手が出ます!
でも落とし穴がありました・・・
これ自動首振り機能が無いんです。
カチカチと縦方向に風向きは変えられますが、電動で動いてはくれません。
なのでお一人様専用。
うぅ〜ん惜しいっ!
でも可搬性が高い割に風量はあるので、使い方によっては買いだと思います。
自分の場合は2台目として持って行きますが、そんな時にこの省スペースはかなり有効です。
ほとんど中身は変わらない歴代機種がいくつかあるので、一番安いものを探しましょう。
冬場のシーズンオフになると2千円くらいの激安になるかもしれません。
(自分は12月に1860円で購入しました)

キャンプで溶け込むウッドデザインとDCモーター採用が決め手で衝動買いしたモデル。
投影面積はそこそこありますが、非常に薄型なので置き場所を選びません。

その上、スタンドを伸ばせば真っ直ぐになるので、積載時は隙間を見つけて押し込めば場所をとりません。

風量もそこそこあって、消費電力5wなんですから、ろくに考えずに思わず手が出ます!
でも落とし穴がありました・・・
これ自動首振り機能が無いんです。
カチカチと縦方向に風向きは変えられますが、電動で動いてはくれません。
なのでお一人様専用。
うぅ〜ん惜しいっ!
でも可搬性が高い割に風量はあるので、使い方によっては買いだと思います。
自分の場合は2台目として持って行きますが、そんな時にこの省スペースはかなり有効です。
ほとんど中身は変わらない歴代機種がいくつかあるので、一番安いものを探しましょう。
冬場のシーズンオフになると2千円くらいの激安になるかもしれません。
(自分は12月に1860円で購入しました)
山善EY-DCF18

個人的に一番オススメ!
一般的なリビング扇風機としては低い方ですが、それでもとにかく首を高く伸ばせるので汎用性が高い。
縮めるとこのくらいですからコンパクトさがわかるかと思います。

そして最大の特徴は首振り機能が横だけでなく縦にも振れる。

メーカーによって8の字立体首振りとか3Dとか色々呼んでいますが、この機能があると我が家のアルフェイムのような背の高いテントでも上部の淀んだ空気を攪拌してくれるのでとても爽やか。
大型リビング扇風機と比較すると風量はイマイチですが、今回あげているコンパクト扇風機の中では最大の風力を誇ります。
なのに消費電力わずか10w!
要するにバランスが良いのです。
これ以上の風量を求めて大きなリビング扇風機を検討しても、キャンプへの持ち運びが大変で現実的ではありません。
可搬性のある扇風機としては最大の風量が得られる。
その上、首振り機能は高機能。
ちなみに車載時には下の状態にして

パール金属かたづけボックスハイタイプSに入れています。

個人的に一番オススメ!
一般的なリビング扇風機としては低い方ですが、それでもとにかく首を高く伸ばせるので汎用性が高い。
縮めるとこのくらいですからコンパクトさがわかるかと思います。

そして最大の特徴は首振り機能が横だけでなく縦にも振れる。

メーカーによって8の字立体首振りとか3Dとか色々呼んでいますが、この機能があると我が家のアルフェイムのような背の高いテントでも上部の淀んだ空気を攪拌してくれるのでとても爽やか。
大型リビング扇風機と比較すると風量はイマイチですが、今回あげているコンパクト扇風機の中では最大の風力を誇ります。
なのに消費電力わずか10w!
要するにバランスが良いのです。
これ以上の風量を求めて大きなリビング扇風機を検討しても、キャンプへの持ち運びが大変で現実的ではありません。
可搬性のある扇風機としては最大の風量が得られる。
その上、首振り機能は高機能。
ちなみに車載時には下の状態にして

パール金属かたづけボックスハイタイプSに入れています。
山善YSR-WD90

自分はワンポールテント使用率が高いので、そのメインポール脇に置けば邪魔にならずに良いのでは?と思い購入したタワー扇風機。
タワー扇風機はだいたい風量弱めでその割りに音がうるさめな機種が多く、こちらも同様です。
でも我慢の範囲かと思います。
消費電力は20wと風量の割にはちょっと大きめ。
首振りは横に筐筒ごと回るタイプですが、回転角はやや狭め。
送風口が高く位置しているので、ハイポジションの椅子に座っても十分風は届きます。
タワー扇風機としてはコンパクトなタイプを選んだので、ベースを分解して元箱に入れると案外車に積みやすいのです。
温度表示したり

リモコンも付いていますが、シンプル操作で使い勝手は良さそうです。

スペック的には悪くない選択だと思うのです。
実際に使ってみるとこんな感じ。

中々悪くない!と思うのですが・・・
キャンプ場というのはほとんどが不整地です。
水平がとれているようで案外傾いている。
このようなコンパクトテーブルや板切れの上に置いて、微妙な水平を調整しないとなりません。
この写真でも向かって左側にタオルを詰めて調整しているのがわかるかと思います。
そんな状態で稼働させて首振りをしたりすると・・・
倒れそうでけっこう不安・・・
ベース部が小さ過ぎたのでしょう

でもこの小さなベース部だからこそ仕舞寸法が小さく済んだわけで・・・
キャンプ向けのタワー扇風機を検討される方は、この辺りもよく考慮に入れて下さい。

自分はワンポールテント使用率が高いので、そのメインポール脇に置けば邪魔にならずに良いのでは?と思い購入したタワー扇風機。
タワー扇風機はだいたい風量弱めでその割りに音がうるさめな機種が多く、こちらも同様です。
でも我慢の範囲かと思います。
消費電力は20wと風量の割にはちょっと大きめ。
首振りは横に筐筒ごと回るタイプですが、回転角はやや狭め。
送風口が高く位置しているので、ハイポジションの椅子に座っても十分風は届きます。
タワー扇風機としてはコンパクトなタイプを選んだので、ベースを分解して元箱に入れると案外車に積みやすいのです。
温度表示したり

リモコンも付いていますが、シンプル操作で使い勝手は良さそうです。

スペック的には悪くない選択だと思うのです。
実際に使ってみるとこんな感じ。

中々悪くない!と思うのですが・・・
キャンプ場というのはほとんどが不整地です。
水平がとれているようで案外傾いている。
このようなコンパクトテーブルや板切れの上に置いて、微妙な水平を調整しないとなりません。
この写真でも向かって左側にタオルを詰めて調整しているのがわかるかと思います。
そんな状態で稼働させて首振りをしたりすると・・・
倒れそうでけっこう不安・・・
ベース部が小さ過ぎたのでしょう

でもこの小さなベース部だからこそ仕舞寸法が小さく済んだわけで・・・
キャンプ向けのタワー扇風機を検討される方は、この辺りもよく考慮に入れて下さい。
以上、4機種を比べてみましたが、先に述べたとおり山善EY-DCF18が現状では一番オススメです。
しかし欠点もあります。
ぶっちゃけオシャレとは言い難い・・・
いかにも安物プラスティック然とした筐体は、キャンプの雰囲気をぶち壊しかねません。
と言うか、散々オススメしておいて何ですが、メーカー・販売店(ノジマ電気)をネットで調べたら同製品は売り切れ廃盤、後継機も無いようですね・・・
うぅ〜ん、大きさで考えて比較的近いのがシャープPJ-J2DS-W
しかし欠点もあります。
ぶっちゃけオシャレとは言い難い・・・
いかにも安物プラスティック然とした筐体は、キャンプの雰囲気をぶち壊しかねません。
と言うか、散々オススメしておいて何ですが、メーカー・販売店(ノジマ電気)をネットで調べたら同製品は売り切れ廃盤、後継機も無いようですね・・・
うぅ〜ん、大きさで考えて比較的近いのがシャープPJ-J2DS-W
バルミューダとかmujiブランドではオシャレなリビング扇風機がありますが、それらはもっと大きいですね。
山善EY-DCF18を積載するのにパール金属かたづけボックスハイタイプSに入れていると記載しました。
このかたづけボックスに石油ストーブのフジカハイペットを入れる方も多いのです。
要するに冷暖房機どちらにしろ、あの箱に入るくらいがちょうど良い大きさだと思うんです。
そうすると夏でも冬でも積載の仕方が変わらずに済む。
中々理想の扇風機を探すのも難しいです。
これからは扇風機に拘らず、サーキュレーターも比較対象に入れてみようと思います。
良い機種を見つけたらまたお知らせしようと思いますが、皆さんもオススメ機種ありましたら是非教えて下さい。
夏の暑さに負けず、楽しいキャンプをお過ごし下さい。