コピー商品と言っても、大きく分けると2つのパターンがあると思います。
・ブランドを騙っている
・別会社の製品と全くソックリな製品を自社製品として製造販売している。
・ブランドを騙っている
・別会社の製品と全くソックリな製品を自社製品として製造販売している。
ルイヴィトンやロレックスなどのファッションアイテムは世界中でコピーブランド品が氾濫しており、前者ですね。
そのブランドのロゴを真似ていたり、ブランドの特徴的な色使いや形を真似て、関係の無いメーカーなのに有名なブランドに偽っているわけです。
このブログで扱うようなアウトドアブランドだとノースフェースなどはそうした偽ブランドが氾濫しているようです。
これは商標権の侵害ですし、完全な犯罪です。
そのブランドのロゴを真似ていたり、ブランドの特徴的な色使いや形を真似て、関係の無いメーカーなのに有名なブランドに偽っているわけです。
このブログで扱うようなアウトドアブランドだとノースフェースなどはそうした偽ブランドが氾濫しているようです。
これは商標権の侵害ですし、完全な犯罪です。
ですが、今日は主に後者を話題として語ってみたいと思います。
キャンプ道具は、高度な電子機器などと違って、製造工程が簡単な製品が多い。
そのため簡単に同じような製品が作られ、コピー製品が出回りやすい傾向にあります。
そうやって人気商品をコピーした商品の売買が違法かというと、必ずしも違法とは限りません。
ちょと難しくなりますが、最初に法律的な説明をしておきます。
新しく独創的な何かが発案されたとして(最近では知的財産と呼ばれますね)、その発案者の権利(知的財産権)を保護する法律が数種類あります。
・特許権(出願から20年)
技術的アイデア=発明
・実用新案(出願から10年)
日用品などの仕組み構造
・意匠権(登録から20年)
物の形状や模様などの斬新なデザイン(=意匠)
・著作権(著者の仕事70年)
文学、美術、音楽、学術において創作された著作物
・商標権(登録から10年毎に更新可能)
自分が取り扱う商品やサービスを他人と区別するための文字やマーク。
ここで重要なことは、新しく独創的でなければ法律で権利は認めてもらえないという事です。
そして守ってもらえるのは定められた期間だけなのです。
こうした知的財産権という概念が生まれるよりも前から存在しているもの、例えば「ただの紐」を新種のガイロープとして登録などは認められないのです。
また知的財産権をいつまでも独占させていては改良・発展が促せないので、定められた期間を過ぎたら模倣しても罪に問われないというわけです。
コピー商品が必ずしも違法とは限らないというのはそういう事なのです。
対象商品が意匠権や実用新案を取得してかつ保護期間内でないと違法とは言えないのです。
ドッペルギャンガー のカマボコテントが発売された時は
DOD(ディーオーディー) カマボコテント2 タンカラー T5-489-TN
ノルディスクのヒット商品として人気のあったレイサのパクリだと揶揄する人は多かったと思います。
ノルディスクのヒット商品として人気のあったレイサのパクリだと揶揄する人は多かったと思います。
NORDISK ノルディスク レイサ6 ジャパン ベージュ
自分もカマボコはレイサのパクリだと思いますが、トンネルテント自体はずっと古くからあり、ノルディスクは権利を取得していなかったし、そもそもトンネルタイプはノルディスクが発案したテントですらありません。
自分もカマボコはレイサのパクリだと思いますが、トンネルテント自体はずっと古くからあり、ノルディスクは権利を取得していなかったし、そもそもトンネルタイプはノルディスクが発案したテントですらありません。
要するにノルディスクがトンネルテントブームを起こした時に、似たテントを発売しても法律的には何ら問題は無いのです。
あるいはスノーピークのソリッドステークは意匠権を取得するも
スノーピーク(snow peak) ペグ ソリッドステーク 20 R-102
2012年には権利満了しているので、類似商品は現在は法的に問題無いのです。
2012年には権利満了しているので、類似商品は現在は法的に問題無いのです。
そしてちょっとややこしいのは、権利は販売する各国毎に申請・許可されないと認められないのです。
スイスのメーカーSTC社のピコグリルは
ピコグリル398 PG398 STC GmbH
日本では意匠権を取得していないらしいので、コピー品の販売も意匠権的には問題が無いらしいです(事実確認はとっていません)。
日本では意匠権を取得していないらしいので、コピー品の販売も意匠権的には問題が無いらしいです(事実確認はとっていません)。
ピコグリルの正規代理店は「Picogrillシリーズの商品は、Bruno Wanzenriedによって2011年に創作された応用美術の著作物であり、著作権法21条及び不正競争防止法第2条1項1号又は2により保護されております。模倣や複製は一切許可しておりませんので、類似品にご注意下さい。」と謳っていますが、著作権法で守られるのは文学、美術、音楽、学術において創作された著作物です。
こうした実用品の権利を守るのは意匠権です。
ピコグリルを開発製造したSTC社は、日本でしっかり意匠権を取得出来る能力を有した代理店を、輸出販売前に選定するべきだったと思うんです。
こうした実用品の権利を守るのは意匠権です。
ピコグリルを開発製造したSTC社は、日本でしっかり意匠権を取得出来る能力を有した代理店を、輸出販売前に選定するべきだったと思うんです。
と、まぁコピー品を擁護するようなことを書き連ねてきましたが、自分はそうした状況が決して良いものだとは思っていません。
よく言われる「コピー品を買うと、発案者に対価が落とされず次のアイデアに繋がらない、ひいては消費者のためにならない」なんて事だけではありません(まぁそれももちろん一理あるんですが)。
一番は「ズル賢い奴らが得する社会って間違えている」っていう青臭い倫理観が最大の理由です。
なので権利の有る無し関係無く、コピー商品で金儲けしている奴らはみんな大っ嫌いです。
更にブッっちゃけて言うと、権利を取得したからって、改良もせずにボッタクリ価格で儲け続けようとする人達も自業自得だと思っています。
更に更に言うなら、コピー商品とわかっているのにろくに調べもせずに購入している消費者も同罪だと思っています。
新しいアイディアっていうものは形は無いけど財産なんです。
コピー商品はそのアイディアを盗んだもの即ち盗品です。
安いからといって盗品を買いますか?
平気な顔して盗品を売る人も、盗品を勧める人も、盗品を買う人も、みんなモラルが崩壊し過ぎています・・・
更にブッっちゃけて言うと、権利を取得したからって、改良もせずにボッタクリ価格で儲け続けようとする人達も自業自得だと思っています。
更に更に言うなら、コピー商品とわかっているのにろくに調べもせずに購入している消費者も同罪だと思っています。
新しいアイディアっていうものは形は無いけど財産なんです。
コピー商品はそのアイディアを盗んだもの即ち盗品です。
安いからといって盗品を買いますか?
平気な顔して盗品を売る人も、盗品を勧める人も、盗品を買う人も、みんなモラルが崩壊し過ぎています・・・
だいぶ毒を吐いたので少しスッキリしました。(笑
先述したようにキャンプ用品って簡単にコピー製造しやすいものが多いし、知財無視の中国の工場がバンバンとコピー品を大量生産しているからオリジナルが広まるより先にコピー品が溢れかえっているなんてのもあり得る話なんですよ。
そうなると意識せずに違法なコピー品を買ってしまう消費者なんてのも現れるのが現状ですよね。
オリジナルの開発社は、そうなる前に自分達がオリジナルなんだと発言していかないとならないんじゃないかと思うんです。
先述したようにキャンプ用品って簡単にコピー製造しやすいものが多いし、知財無視の中国の工場がバンバンとコピー品を大量生産しているからオリジナルが広まるより先にコピー品が溢れかえっているなんてのもあり得る話なんですよ。
そうなると意識せずに違法なコピー品を買ってしまう消費者なんてのも現れるのが現状ですよね。
オリジナルの開発社は、そうなる前に自分達がオリジナルなんだと発言していかないとならないんじゃないかと思うんです。
要するにコピー品を嘆くなら、オリジナルの開発者は頑張ってアピールしないとっ!
自分はこのブログでコピー商品を紹介する時は、違法性が無いのかチェックするようにしています。
ところがオリジナル商品を発売しているメーカーのサイトでは意匠権等を取得しているのかどうか記載していないケースがほとんどです。
これじゃぁ買う方も、違法性が有るのか無いのかハッキリしません。
おそらく権利を取得しているのかいないのか?、或いは期限がまだ残っているのか切れているのか?、これらを曖昧にすることによってあたかも権利を所有しているかのような誤解が生じることを期待しているんじゃないかと想像しています。
だとしたらズルイでしょ!
メーカー側も、権利の自衛という意識が希薄なような気がします。
現代はネットで個人商店のような零細企業でも、情報発信ができる時代です。
ちょっと前の例で言えばYOKAというガレージブランドがハイランダー相手にYouTube上で告発したのが話題になりました。
動画を見れば詳しくわかる事ですが、要は小規模ブランドが苦労して考えた商品を、経営規模の大きいハイランダーがYOKAさんが利用している工場にほぼ同様の商品を作らせて販売したって事です。
*現在は動画の公開が停止されています。
*現在は動画の公開が停止されています。
同じ工場に作らせるわけですから、自分達で開発の手間暇もかけずに同じクオリティーのコピー商品を製造できたわけです。
YOKAさんも認めていますが、ある程度の模倣は仕方ないと思うんです。
でも同じ工場使った丸パクリはダメでしょう。
ちなみにこのハイランダーというブランドは、アウトドア系では大手の通販会社ナチュラムのプライベートブランドです。
ちょっと複雑なのはナチュラムではハイランダーはもちろんですが、YOKAさんの商品も扱っているわけです。
普通に考えると取引先の邪魔はしないだろうと思うので、小売業であるナチュラムさんと、製造業であるハイランダーさんは完全に別部門なんでしょうね。
(YOKAさんに圧力かけるつもりなら、取り扱いをやめるとちらつかせるのが一番手っ取り早いのですから)
上記の問題はYOKAさんが既に意匠権を取得していたので、ハイランダー側に直接抗議したらコピー商品の販売を取りやめたようです。
おそらく意匠権を取得しているとは思っていなかったんだと思います。
そういう意味ではハイランダーは違法行為をしても良いと思っているわけでは無いと思います。
ただ自社開発をせずとも、コピー商品で構わないという社風があるんだと思います。
ハイランダーを見ると、多くの商品がコピー商品です。
中にはオリジナルと瓜二つの商品もかなり見かけるので、上記の例から考えるにオリジナルと同じ工場に作らせてロゴだけ「Hilander」と入れさせているだけの商品が他にも有ると思います。
そうした社風になったハイランダーだけを責めたいわけではありません。
もちろん意図的にコピー商品を製造する企業が、諸悪の根源なのは間違いありません。
でも結局はそういうコピー商品を買う人が多く、そうした企業を非難する人も少ないから企業もコピー商品に走るんです。
消費者にも責任はあるはずです。
企業は慈善団体ではありません。
利益が出なければ存続出来ないのですから、どうしたって利益の出やすい製品作りに走りがちです。
研究開発費のかからないコピー商品は企業として魅力的なんです。
でも「コピー商品ばかり」という評価が悪評として成り立てば、売り上げが落ちるので、オリジナル商品の開発に力を入れるはずです。
ところが「コピー商品だから安くて無難」という評価が成り立てば、売れ行き好調で、安易な商品展開のままズルズルとコピー商品を作りつけるでしょう。
すなわちハイランダーのこうしたコピー商品を支えているのは他ならぬ消費者の評価なのです。
そして消費者をコピー商品に走らせている一因は開発者にもあります。
苦労して商品開発をした努力はわかります。
でもだからと言って明らかに高額な利益を乗せたままなら、そりゃぁ消費者だって応援したい気持ちは薄れます。
例えばキャプテンスタッグのアルミロールテーブル
キャプテンスタッグ アルミ ロールテーブル (コンパクト) M-3713
価格が安く完成度が高いから、なかなかコピー商品も登場しませんでした。
価格が安く完成度が高いから、なかなかコピー商品も登場しませんでした。
最近はサイズ違いなどボチボチとコピー商品も登場しだしたけど、元祖のキャプテンスタッグと同じような価格ですね。
ENIGMATA アウトドア テーブル キャンプ用品 ミニテーブル アルミ製 ピクニックテーブル 折りたたみ式 コンパクト 超軽量 耐荷重25kg バーベキュー 焚き火 ハイキング Small Silver
だったらアフタフォローとか考えても、多くの人はキャプテンスタッグを選びますよね。
だったらアフタフォローとか考えても、多くの人はキャプテンスタッグを選びますよね。
別に何でもかんでも安く売れという事ではありません。
特に小さなガレージブランドなんて大量生産・大量販売できませんから、どうしたってある程度の価格で販売しないと生活が成り立ちません。
吉野家の牛丼と街の個人経営の定食を同列には考えないですよね?
特に小さなガレージブランドなんて大量生産・大量販売できませんから、どうしたってある程度の価格で販売しないと生活が成り立ちません。
吉野家の牛丼と街の個人経営の定食を同列には考えないですよね?
大企業も多くの社員を抱えて、それぞれの事情があるのかもしれません。
でもそれだったら、その多くの社員を活用してもっと色々考えて欲しいわけです。
高額な売値によって得られた利益を開発に回すことによって、既存製品の改良や次の魅力的な新商品を発表している企業もあるでしょう。
MSRなどがその例だと思います。
あるいはそのブランド品を使い続けることによって満足感が得られるならば、安価なコピー品よりも高額なブランド品でも売れるはずです。
ノルディスクなんかがその例かと思います。
そのためにアフターサービスに力を入れたって良いし、方法は色々あると思います。
いわゆるブランディングというやつです。
でもそれだったら、その多くの社員を活用してもっと色々考えて欲しいわけです。
高額な売値によって得られた利益を開発に回すことによって、既存製品の改良や次の魅力的な新商品を発表している企業もあるでしょう。
MSRなどがその例だと思います。
あるいはそのブランド品を使い続けることによって満足感が得られるならば、安価なコピー品よりも高額なブランド品でも売れるはずです。
ノルディスクなんかがその例かと思います。
そのためにアフターサービスに力を入れたって良いし、方法は色々あると思います。
いわゆるブランディングというやつです。
それにコピー商品が絶対悪と糾弾したいわけでもありません。
オリジナルが廃盤になってしまった後も、そのコピー商品が救済措置になってくれている場合もあります。
ノースイーグルのワンポール300が大好きだったのに廃盤になってしまった自分にとって、
オリジナルが廃盤になってしまった後も、そのコピー商品が救済措置になってくれている場合もあります。
ノースイーグルのワンポール300が大好きだったのに廃盤になってしまった自分にとって、
North Eagle(ノースイーグル) テント ワンポールテント 300 [3~4人用] NE156
ハイランダーのネヴィスTCは更に理想的に進化したのですから感謝しているくらいです。
Hilander(ハイランダー) A型フレーム ネヴィスTC
なんだよハイランダーさん、やれば出来るジャン(笑
この場合はおそらく、特に変わったこともないワンポールテントなのでノースイーグルは意匠権を取得しなかった若しくは取得出来なかったと思われます。
元はコピー商品とは言え、法的権利に問題が無く、改良してオリジナルを超えてくれるならば、それは消費者にとってはありがたい事なのです。
むしろ権利に甘えて進化を阻害するようであれば、オリジナルの権利者は邪魔者だとすら感じるのです。
ハイランダーのネヴィスTCは更に理想的に進化したのですから感謝しているくらいです。
Hilander(ハイランダー) A型フレーム ネヴィスTC
なんだよハイランダーさん、やれば出来るジャン(笑
この場合はおそらく、特に変わったこともないワンポールテントなのでノースイーグルは意匠権を取得しなかった若しくは取得出来なかったと思われます。
元はコピー商品とは言え、法的権利に問題が無く、改良してオリジナルを超えてくれるならば、それは消費者にとってはありがたい事なのです。
むしろ権利に甘えて進化を阻害するようであれば、オリジナルの権利者は邪魔者だとすら感じるのです。
結局は我々消費者がどれだけ、将来まで含めてその企業や商品を愛せるのかという事なんだと思います。
逆に開発者は、消費者に愛され続ける商品・企業でい続けるためには、その進化や発展の歩みを止めてはならないのだと思います。
消費者からも開発者からも愛され続ける商品、そんな夢物語を青臭く語るためには、消費者も開発者も更に言うなら販売者も安易なコピー商品には流れないで欲しい。
そんな思いで今回の記事は書きました。
と言うわけで、最後に書いておきましょう。
Amazonさ〜ん、検索かけたらオリジナルよりもコピー商品が上位に上がるのはやめましょうよ。
—
コメント
コメント一覧 (6件)
ワークマンの商品買ってるような人がこんな記事を書く権利はありませんよ
嘲笑ものです
>西本様
ご意見ありがとうございます。
しかし、
>ワークマンの商品買ってるような人がこんな記事を書く権利はありませんよ
権利ですか…
申し訳ありませんが、西本様の仰りたい事の趣旨が汲み取れません。
ワークマンには違法なパクリ・コピー商品が溢れているということでしょうか?
パクリ・コピー商品を購入する人間に理想論を語る資格は無い、ということでしょうか?
ワークマンは、オリジナリティ溢れる商品展開とは思いませんが、他者の権利を侵害するほど酷い商品で溢れているという認識はありませんでした。
そうした実例があるなら是非具体例をご提示下さい。
それとも本意は他にあるのでしょうか?
その喧嘩腰なコメントの返し方が既にモラルがないのではないでしょうか
なお、意匠登録などがされていないものを模倣することは盗みではありませんので、ご自分の胸の中にしまっておいてください
>たかし様
コメントありがとうございます。
>その喧嘩腰なコメントの返し方が既にモラルがないのではないでしょうか
との事ですが、西本様のコメントに対する返信を指しているのですよね?
自分のコメントを見返してみても、モラルが無いと言われるほどのけんか腰とは思えないのですが・・・
たかし様が『またもや村の鍛冶屋とスノーピークがもめている・・・』の記事に対して「アラフィフなのにわからないんですか?」というコメントをされていますが、その方がよほど挑発的=けんか腰に感じるのですが・・・
でもこうした内容のコメントをされる方がけんか腰な意図をもってコメントをしないのだろうとも思います。
本人にはそうした意図は無くとも、受け取る側の印象はまた違うという事なのでしょう。
たかし様の真意を自分が読み取れないのと同様に、自分の真意もたかし様には伝わらないのだろうとも思っています。
ご納得いただける返答ではないでしょうがご容赦ください。
初めまして 記事を読んでとても共感しました。 私は村の鍛冶屋さんの企業姿勢は嫌いです。 せっかく違法性もなく本家を超えるものを努力して作ってるのにもったいないと思います。 ダイソーさんやワークマンさんなどはコンプライアンスがしっかりしてるので違法性のない特許の権利のない範囲で大量に生産して安く提供してるので大歓迎ですね。 一方アマゾンなどでは違法にコピーされたものも堂々と売られています。 しかも偽物がおすすめ商品になってたりします。消費者も何が本家で何が偽物かわからないと言う方もおられるかと思います。 私は工業デザイナーで大手メーカーで働いていて意匠登録や特許の申請をたまにしますが時間もお金もかかります。小さなアウトドアのガレージブランドはそんな工数がないのでほとんどやっていないでしょう。なのであっという間にコピーされてオリジナルのブランドは倒産する構造になっちゃいますね。ピコグリルなんかその流れになりそうで怖いです。そうなると新しい革新的なアイデアは生まれにくいと言う流れになるかと思います。 それを防ぐには違法なものをアマゾンが流通させないとか行政が取り締まるなど必要だし、何より消費者がオリジナルの商品を生み出すために調査、企画、デザイン、設計、テストなど莫大なコストと時間をかけて生まれていると言うことをもっと理解して偽物は買わないという意識を醸成していかないとダメなのかなと思います。 長文失礼しました。
>yozo様
大変丁寧なコメントをありがとうございます。
また開発の一端を担う方のとても貴重なご意見、とても参考になります。
消費者だけでなく、Amazonのような大規模小売業までもがしっかりコンプライアンスを守れていないのは異常だと思います。
そうした点をもっと行政がしっかり取り締まるべきとのご意見、ごもっともだと思います。
開発者の方々のご苦労が報われる世の中であってほしいですよね…