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FolkwoodVillage八ヶ岳 場内施設情報

先日自分が利用したFOLKWOOD VILLAGE 八ヶ岳
ここがかなり良いキャンプ場だったので、キャンプレポよりももう少し詳しく紹介しておこうと思った次第です。
FOLKWOOD VILLAGE 八ヶ岳、中央道小淵沢インターから車で約5分の絶好のロケーション。
首都圏からだとだいたい2時間半くらいですかね?
高速を降りてからの距離が近いので、かなり楽チン。
キャンプ場のオープンは2022年の9月とまだ新しい施設。
なので我が家のカーナビだと登録されていない。
そんな場合は「道の駅こぶちさわ」で検索するのが無難。
この道の駅こぶちさわは小淵沢インターからキャンプ場に向かう途中にあり、キャンプ場からわずか700mくらいのご近所なのです。
小淵沢インター降りて右折すると県道11号、その県道11号を3分くらい車で走るとこの道の駅こぶちさわに辿り着きますが、この道の駅のある交差点を左折するとキャンプ場に向かいます。
先述したようにだいたい700mくらいで左側に看板が見えます。
この看板手前を左に入れば到着。
この管理棟で受付です。
写真の向かって右側に受付の入り口があるのでそこから入ります。
ちなみにこのキャンプ場は事前のクレジットカード決済で、場内でも全てキャッシュレス決済。
場内は約18000坪もの広大な森の中に約70もの区画がある。
どの区画も松林の中にあり、区画内はウッドチップが敷き詰められており、自動車で乗り入れ出来るオートサイト。
区画の広さはスモールが約80平米、レギュラーが約90平米、ラージが約100平米、Xラージが約200平米、約490平米のデラックスなんて区画まであります。
他にはドッグランが併設されたドッグランサイトもあります。
AC電源の備えられた区画もありますが、全ての区画にAC電源が来ているわけではないので、電源サイト必須の人にあまり向かないかもしれない。
VILLAGE FIELDとFLEX FIELDに分かれていますが、基本的にはどちらも変わりありません。
FLEX FIELDの入り口は管理棟よりも小淵沢インター手前にあり、
区画数の多いVILLAGE FIELDから少し離れているので、こちらの方が少し静かに過ごせるのかな?とも思ったのですが実際には道路に近い分むしろ車の走行音がやや気になるかもしれません。
ですが、先述したドッグラン併設サイトはFLEX FIELDにありますし、犬などのペット連れた方はこのFLEX SITEの方が周囲に気兼ねしなくて済むのかな?と思います。
先ほど走行音がと書きましたが、FLEX FIELDでも奥の方の区画でしたらVILLAGE FIELDと大差ないでしょうから、それほど気にすることではないと思います。
各区画は面積によってスモール等の区分がされていますが、元々の森からできる限り木を切らないように設計したとの事で、そのため全て形等が異なります。
また区画内に木が残っている場合もあったりして、一概にその面積どおりに使えるとは限りません。
例えば自分が利用した区画は丸太が埋め込まれていて段差ができていたりもしていました。
でもこの区画はスモールサイトなので、スモールで連想されるようなテントならば全く問題無く設営できて、この丸太が車止めになってちょうど良い駐車スペースになっていました。
他のキャンプ場では区画のサイズよりも狭く感じることがよくありますが、このフォークウッドビレッジではむしろやや広く感じました。
そもそもスモールで80平米ってかなり広い部類ですよね?
そんな感じで区画内は比較的ユッタリしていると思います。
ただ、隣の区画との境目はひらけているので、隣とのプライベート感はやや薄いかな?という印象です。
区画内に敷き詰められたウッドチップは非常に良質のもので、テント内に厚いクッションを敷かなくともゴツゴツと痛くなるような事はありません。
ペグの刺さりはとても柔らかく、20cmクラスなら指で根元まで押し込めるほど。
その割に保持力はそれなりにあるので、木々に囲まれているおかげで強風も吹きにくく、かなり安心してテントが設営できるのが嬉しい。
それと比較的に虫は少ないように感じました。
まだ虫の多い9月上旬に利用した時にはワンプッシュタイプの防虫剤は使いましたが、蚊取り線香の類は一切使わず、それでも全く蚊は見かけなかったくらいです。
とは言え、虻は何度かテント内に侵入してきたし、他の虫もまぁまぁ見かけましたがあまり悩まされる事は無かったです。
区画内の環境に関してはかなり良好でした。
ちなみに手ぶらでキャンプをしたい人向けの常設テントもあります。
テントはノルディスクのウトガルドです。

オシャレで居住性も高くて良いテントです。
ゴミに関しては処理料もかからずに所定の場所に廃棄出来ます。
管理棟の横にあります。
可燃ごみ・不燃ごみ・瓶・缶・ペットボトルに分別して、全てビニール袋に入れて廃棄するのがルールです。
ビニール袋は指定のものではなく、各自で用意すれば構わないそうです。
炊事場は管理棟脇
VILLAGE FIELDの中心地
FLEX FIELDにもあるようですが、そちらは未確認。
お湯も出るし、とにかく清潔でしっかり整備されている。
そして何よりオシャレ!
このオシャレ感と徹底した整備がこのキャンプ場最大の特徴かな?と思います。
ちなみに環境保護のために、炊事場での石鹸は環境保護の観点から合成洗剤の使用が禁止されています。
その代わりに環境配慮型の洗剤が置かれているので、わざわざそうした洗剤を購入する必要はありません。
スポンジやタワシも据え置かれていたのは有り難い。
この炊事場にトイレもありますが、水洗なのは当たり前でウォシュレットタイプなので安心。
ランドリー・シャワールームは管理棟に有ります。

シャワールームには浴槽が無いけれど、車で2分くらいの道の駅こぶちさわには温泉施設が隣接しているので、お風呂を希望される方はそちらを利用するのが良いでしょう、詳しくは周辺施設情報をご参照下さい。
そして最近の流行で、シャワーでも温泉でもなくサウナが充実しているのが、このキャンプ場のもう一つの特色。
このサウナは、長野県野尻湖にある本格的フィンランドサウナ「TheSauna」のビルダー野田クラクションベベー氏監修なのだそうです。
そのTheSaunaは超大人気で休日ともなると予約困難なので、サウナ好きの方ならばキャンプをしなくても日帰りでサウナ目的で訪れる価値があるくらいだそうです。
正直に言うと、自分達夫婦はサウナが苦手で入浴施設にサウナがあってもいつもスルーしているくらいです。
なので「苦手なものにわざわざ高いお金払ってまで利用したくない」と思っていましたが、実際の施設を見たらちょっと良いかも?と思ったくらいに良い雰囲気です。

場内施設だと他には管理棟内のカフェ・レストランも素晴らしい。
我が家はランチにガパオとジャンバラヤを食べたのですがメチャクチャ美味かった!
他には天然氷を使ったカキ氷も素晴らしい
天然氷で有名な阿左美冷蔵とかと比べるとさすがに負けますが、かなりのレベルではあります。
妻は「キャンプしなくても料理を食べるためだけに寄っても良いんじゃない?」とまで言い出す始末。
たしかに観光客向けのオシャレなだけのボッタクリ価格で大した事も無いレストランに行くよりはよほどマシです。
実は公式サイトでは元々「キャンプ・カフェ ・ サウナ ・ ショップ ・プレイグラウンド ・ワーケーションオフィスからなるアウトドア複合施設」と言っているんですよ。
なるほどキャンプのオマケではなく、それぞれ独立して出店できるくらいのお店の複合施設というわけですね。
とは言え、他は独立と言える程ではないのも本音です。
ショップ
オリジナルグッズやベアボーンズの製品を置いて中々オシャレですが、品揃えが豊富とは言い難い。
お酒や燻製チップの量り売りをしていたりと個性的な面もありますが
普通の食料品などの在庫は無く、大型のキャンプ場としては、やや種類に乏しいショップですね。
プレイグラウンドは、ショップよりは健闘しているかな?

でもあくまで「キャンプ場の施設としては」という程度でスウィートグラスとかと比べると大きく見劣りしますね。
まぁファミリーキャンプで来ても十分以上に楽しめるとは思うので、あくまで複合施設というほどの遊具ではないというだけです。
ワーケーションオフィスは管理棟の2階部分のようですが、立ち入り禁止だったので自分は見ていません。
キャンプ場でのリモートワーク的なことを連想していましたが、どうも違うようです。
公式サイトを見る限りは小規模な研修&慰労施設って感じでしょうか?
都心でオフィス専門の不動産を営んでいるリアルゲイトという会社の入居者だと優待利用できるようなので、元々このキャンプ場の運営にそのリアルゲイトが関係しているのかもしれません?
とにかく企業向けの利用を想定しているようなので、紹介はこのくらいにしておきます。
キャンプ場内の施設説明はだいたいこんな感じでしょうか。
とにかくオシャレでよく整備がされているキャンプ場です。
区画も広めだし、ロケーションも素晴らしい。
かなり良いキャンプ場ですが、完璧かと聞かれたら少々足りないところもあると感じました。
具体的には管理運営側のホスピタリティ。
何と言うか、どこかビジネスライクな印象が拭えない。
素晴らしい施設を提供するんだから後は利用者が勝手に楽しめ、といった雰囲気が漂っている。
最初の受付とかも、必要以上の事は言ってこないで利用者とあまり関わりはもちたくないのかな?と感じた。
キャンプ場のルールとかは説明するけれど必要以上の事は言ってこない。
あくまで自分の仕事はしっかり全うするけれど「困ったことがあったら言って下さい」みたいな事は4日間滞在して一度も言われなかったですね。
常に利用者とは一定の距離感を置いているような感じです。
話しかけたら好印象なスタッフさんもいましたけど、まぁ全体としてはそんな感じでした。
自分の利用した時にはそんな事は無かったが、利用者によってはマナーが荒れがちになるリスクもあるんじゃないかと少し心配します。
炊事場は消灯時間(22時)を過ぎても灯りが消えないのも、そうしたリスクを増長しがちだと思う。
環境に配慮して化学合成洗剤の使用を禁止しているのに、省エネには気を遣わないのも矛盾していると思った。
キャンプレポートで少し触れていますが、予約当初は大人数での利用になるかもしれなかったのでラージサイトを予約していたのですが、結局自分達夫婦2人だけの利用が確定したので途中でスモールサイトに予約変更をしたのです。
でもあえてテントは購入したばかりのレイサ6を使ってみたかったので、テントは変えずにそのままでいこうと思いました。
一応区画サイズだけ見ると設営は出来そうだったけど、多少の不安はあったので支障が無いかメールで問い合わせをしました。
しかしその問い合わせメールに対して一切返信はありませんでしたし、受付時にも何も言われませんでした。
自分側の問題を含め何かのトラブルのせいで問い合わせメールが届いていない可能性もありますが、正直不信感は拭えません。
実際に利用してみたら、ビジネスライクな印象でもありましたし。
まぁそんなわけで現地に行く前から、不安はあったのです。
他に不満だったのがネット環境。
例えば管理棟内のカフェ・レストランでWi-Fiは使えないのか?聞いたのですが、一般には解放していないとのこと。
ワーケーションオフィスとして運用しているのですから無線Lanが施設されていないはずがない。
そうしたワーケーションオフィス利用者との差別化なのかな?とも思いますが、自分の場合はカキ氷を頼んだりランチも利用しているわけです。
そうした利用者にも使わせないっていうのは何だかな〜と言うのが素直な本音。
ただ、そんな事を思っていたけど、もしかしたら運営元が複数入り組んでいるのが影響しているのかもしれません。
キャンプ場自体は「トランジットジェネラルオフィス」が運営元のはずです。
ですが、ドッグラン等が併設されているFLEX FIELDはランクルやハイエースなどをカスタムする「FLEX」が運営と公式サイトに記載されているんです(別の記事ではFLEXが開発と記載されています)。
ワーケーションオフィス=neu.Roomは「リアルゲイト」が運営のようです。
それならキャンプ場で勝手にWi-Fiを解放できるわけがないよな〜と納得。
まぁこんなややこしい運営環境だと、仕事の役割というか領域にとらわれやすくなるのも仕方ない気がします。
好印象だったスタッフさんと話していた時に「オープンしてからまだ1年経っていないから整備が行き届いた環境だけれど、これを維持していくのが課題の1つ」と語られていました。
本当に環境は素晴らしい施設なので、このまま整備維持してほしいと強く願います。
色々と苦言も呈しましたが、本当に素晴らしいキャンプ場だったのでまた利用させていただこうと思っています。
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