自分はキャンプ中でも、いやキャンプ中だからこそ服はハンガーにかけておきたい。
特に自転車キャンプでは、どうしてもサイクルウェアは汗まみれになりやすい。
そして積載量の関係で翌日の替えのウェアまでは持って行かない事が多い。
となれば翌朝までには乾くよう、風通しの良いところに吊るしておくのが効果的だ。
タオルなどをちょっと掛けておくのにも便利で何かと使い勝手が良い。
そう、ハンガーは是非とも所持しておきたい道具なんです。
ただ積載量の関係で、できる限り軽量コンパクトなハンガーが望まれる。
自分の一推しは100均のセリアから販売されている「JOINT HAMGER」この製品だ。
重量は実測でわずか11.0g
その軽さ以上に嬉しいのが、使わない時は非常にコンパクトになることだ。
箸一膳分の体積と思えば良いだろう。
使い方は簡単。
本体パイプをジョイント=結合するだけ。
ただ嵌めるだけで、ロックとかは特に無く組み立て完了。
あとは服の首元から紐を出すだけ。
パイプがそんなに長くないので襟ぐりが広い服だと、引っかからない服もあると思います。
同様に、襟元のボタンやファスナーはしっかり閉めておかないと引っかからない場合もある。
ちょっとバランスを取るのが難しい場合もあるかもしれない。
また、耐過重は800gとの事なのであまり重い服は吊るせないが、とりあえず吊るしてみると案外どうにかなる。
こんな感じで、やや使い勝手に癖はあるけれど、このコンパクトさと安さを考えたら全て些事に思える。
似たような製品が無いわけではないけど、どれも100均よりも重かったり嵩張ったり、何よりも10倍以上高額だ。
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たぶんこの手の製品としてはミニマルワークスのハンガーが先駆けかと思うけれど、パクリ・コピーと呼ぶには独創性が弱いと思う。
そんなわけで、登山や徒歩・自転車キャンプにはセリアのジョイントハンガーお勧めです!
ついでなので、オートキャンプでのハンガーも紹介します。
一番コスパ良いのはクリーニング店で無料でもらえる針金(ワイヤー)ハンガーでしょう。
なんと言っても無料なんですから、無料よりコスパの良いものは無い。
自在に変形するし、フックも捻じ曲げられるので掛け方の自由度が高い。
基本的にはこれで十分だと思います。
ちなみに同様にクリーニング店で無料でもらえるプラスティック製のハンガーはフックが捻れないので自分はキャンプで使わないです。
S字フックなどを使えば簡単に問題解決しますが、そのためにわざわざ道具を余計に1つ持って行くくらいなら針金ハンガーを使う方が良いという考えです。
ただ最近のクリーニング店では針金ハンガーよりもプラスティックハンガーで渡すお店の方が多いような気がするので、ご自身が利用するお店によってはプラスティックハンガーを工夫して使ってください。
針金ハンガーで十分と言いながら、我が家は違うハンガーを最近は使っています。
針金ハンガーは横幅があるので、案外と収納時に邪魔になる。
それとフックが他の荷物と引っかかる時があったりと、微妙にパッキングで気をつかう。
そんな微妙な不満は100均で販売されている、折り畳みハンガーで解決です。
ネット上だとダイソーで売られている折り畳みハンガーが2個で110円と安価なので人気なようですが、我が家はそんな情報を知らずにセリアで適当に買ってきてしまった。
1つ目がこちら。
こちら、折り畳み方は件のダイソーとは違うが、使い勝手は同じような気がする。
ショルダー部に切り欠きがあって、肩紐がかけられる。
ただし、下部に横棒が無いのでタオルなどが掛けられない。
我が家はタオルもかけたいので、これは失敗だった。
ダイソーのものも同様なので、安くても気に入らなかっただろう。
2つ目に買ったのがこちら。
作りがちょっとチャチだし、切り欠きが無いので肩紐はかけにくい。
しかし下部に横棒があるので、タオルがかけられる。
そんなわけで我が家ではこれがキャンプでのメインになった。
一番最初に紹介したハンガーも含めて並べて、大きさの比較。
ちなみに、ピンチで小物を止められた方が便利と思う方は、ピンチが付いたタイプもセリアにありました。
これなら下に横棒が無くてもタオルもかけられますね。
ただハンガーとしては上の折り畳みタイプの方が使いやすいかな?
ピンチが付いてよりコンパクトになるタイプもありますが、これはフックが回転しないので我が家ではキャンプに持って行く事は滅多にありません。
皆さん好みがあるでしょうから、どれが最適かは人によります。
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