それがここ芥子坊主農村公園キャンプ場です。
まず最初に注意しておきたいのですが、ここは公営のキャンプ場で松本市が運営しているにも関わらず、松本市民以外にも解放されています。
そして利用料はなんと無料です!
さて利用方法ですが、事前に松本市役所岡田出張所(TEL 0263-46-2313・平日8:30〜17:15)に連絡を入れます。
住所氏名連絡先と希望利用日と希望区画番号を電話口で伝えるくらいで、格式ばった申し込み用紙への記入とか難しいことは何もありません。
あとは当日にキャンプ場に出向くだけです。区画は松本市のホームページを参考にして下さい。無事に予約が取れたら、あとはキャンプを楽しみましょう!
まず場所は「長野県松本市大字岡田町868番地2」
自分のナビでは施設名や住所からはヒットしませんでした。
ただ住所で検索した時の広範な表示の中に「芥子坊主山」という表示が見えたので、そこを目標にしたら簡単にたどりつけました。
トヨタ純正ナビはこの方法が確実です。
他メーカーのナビだとどうなのかよくわかりませんが、「芥子坊主農村公園」とGoogleで検索すれば地図上に表示されるのでそれを目安にして下さい。
松本市内から向かう途中には「アルプス公園」などの標識は有るのですが、このキャンプ場は現地までどこにも看板等がありませんでした。
道中ちょっと不安になるかもしれませんが、頑張って探して下さい。
国道19号・松本トンネル有料道路の料金所手前の脇道から来る場合は「松本青年の家」を目指し、通り過ぎたらもう少しって感じです。
さてとにかく辿り着くとまずはこの公園の駐車場
*現在は写真の車あたりにトイレが設置されています。
7サイトしかないけれど、公園利用者のために駐車場は20台以上停められそうな広さがあります。
配送や営業マン達の休憩場所によく使われているようで、いつもキャンプ利用者以外に数台止まっていました。
サイトまで車を乗り付けられませんので、車はここに置いておきます。
2024年5月からこの駐車場にトイレは移設されました。
駐車場の隣は広場になっています。
直火を使うときはこの広場でのみ利用可能だそうです。
キャンプ場に管理人はいないので、他の利用者と調整しながら上手に利用しましょう。
管理人もいない公園で直火を許可してくれているのですから、この素晴らしい信頼関係を壊さないように、火の始末にはくれぐれも気をつけましょう!
この広場奥に水場があります。
もちろんお湯なんか出るわけがありません。
水道は12〜3月末までの冬季間は凍結防止のため利用できないそうです。
(水場が利用できないだけでキャンプサイトは利用可能だそうです)
この水場の奥に進むとキャンプ場の下方に出ます。
あるいは広場脇の階段を上がると
キャンプサイト上方に出られます。
上の写真はまだ4月上旬なので青々とはしていませんが、何と無料のキャンプ場なのに立派な芝サイトです!!
ペグの刺さりも良く、1泊5000円する秩父スプラッシュガーデンよりも良いサイト状況でした(苦笑
写真を見てわかるように各サイトには水捌けの為の溝が掘られています。
ただ直径3mの自分のテントがジャストサイズでしたから、大型テントは設営不可能です。
溝を跨いだり各サイト以外の空いた芝地に勝手に設営するようなマナー違反は絶対にしてはいけません!
下方のサイト(1〜3番区画)の方が荷物の搬入も楽ですし水場も近く利便性は高いです。
ですが道路に隣接するために、往来する車から見えるので雰囲気は今一つのように感じます。
上方のサイト(7〜9番区画)も道路から見えますが、気になる程だとは思いません。
利便性を優先するか雰囲気を優先するか?
その中間でバランス重視にして4〜6番区画を選ぶのも手ですね。

アルプスの山々と松本市内が一望できて中々の景観です。


