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最強LED照明 ルーメナープラス

電池を使用した照明器具として、LEDは革新的な明るさです。
キャンプにおいて先ず普及したのが乾電池を使用するタイプで、ジェントスに代表されるランタンはキャンプで一気に使用者が増えました。

それら乾電池式ランタンと一線を画す存在として登場したのが、大容量リチウムイオン電池を内蔵したルーメナーでした。

ルーメナー(LUMENA) LEDランタン LUMENA7 【明るさ 1300ルーメン】 迷彩グリーン LUMENA7-GRN
ルーメナー(LUMENA) LEDランタン LUMENA7 【明るさ 1300ルーメン】 迷彩グリーン LUMENA7-GRN

乾電池使用のランタンと比べて、圧倒的大光量(1300ルーメン)なのに圧倒的に軽量コンパクト!
その上スタイリッシュ。
高額にも関わらず非常に人気があり、一時期は品不足が続くほどでした。

そんなルーメナーの最新作が今回紹介するルーメナープラスです。

とにかく明るくてテント内で使っていると自宅の照明と大差無い使用感。
大容量電池のおかげで最大光量でも12時間、最小光量に絞れば160時間と呆れるくらいの長時間点灯。
こんなに凄いスペックなのに薄型コンパクトな筐体なので、テント内で吊るしていても全く頭上で邪魔にならない。
何より気に入ったのが、電池が消耗してきても設定した光量から落ちない事。
乾電池式のランタンだと電池容量が半分くらいになるとかなり光量が落ちて薄暗い、だけど電池はまだまだ残っているので交換するのは勿体無い。
結果として薄暗いまま不満を感じながら使い続けることとなってしまいます。
それがルーメナープラスだと最大光量でも10時間以上ずっと明るいまま、そして電池がいよいよ終わりに近づいても急に真っ暗になってしまうのではなく、不便が生じないように最後の1時間くらいはほの暗い程度の最小光量で点灯し続けます。
更に言うなら、自分が使っていた乾電池式ランタンは、へたった電池を使い続けようと思うと、あとどれだけ点灯できるかよくわからないので使うかよくわからないまま予備電池もキャンプに持っていました。
しかしリチウムイオン電池ならば使う前に充電しておけばキャンプの度に点灯時間をしっかり把握できます。
結果として本体だけでなく、周辺の電池も含めて荷物が少なく軽くできるようになりました。
乾電池式ランタンは表面的な最大スペックばかりの競争に走りがちでしたが、そのスペック差以上にルーメナーは使い勝手に優れています。
自分もすっかり気に入ってしまいました。
ただ、実際に使ってみて思ったのですが、最新が必ずしも最適とは限りません。
初代のルーメナー7が1300ルーメン・10000mAh・220g
次に登場したルーメナー2が1500ルーメン・10000mAh・280g
そして最新作のルーメナー+が1800ルーメン・20000mAh・440gです
明るさは1800ルーメンのプラスがもちろん一番明るいのですが、そこまでの明るさが必要かというと・・・
実使用の際には1〜2段光量を落として使っているので、1300ルーメンあれば十分なのではないかと思います。
(逆に明るいキャンプを過ごしたいなら1000ルーメンは最低限必要だと思います)
なのに重さは初代ルーメナー7の倍ほどの重量、もちろん大きさもかなり大きくなります。
要するに過剰スペックのために無駄に大きく重くなったとも言えるのです。
またキャンプですので屋外で使い、最悪雨に濡れる可能性もあります。
そんな事を考えるとIP67等級の防塵防水機能の2代目ルーメナー2の安心感は際立ちます。
ルーメナープラスも最低限の防塵は考えているようで、充電時などに活用するコネクターにはシリコンゴムのキャップが被せてありますが、これ簡単に紛失しそうで怖いです・・・
ただし電池容量は倍ほども違いますから、大光量を連泊で活用したいと思うならルーメナープラスでないと務まりません。
先ほどは「過剰スペックのために無駄に大きく重くなった」と記載しましたが、実用的には「長時間点灯のために大きく重くなった」ので実は無駄では無いのです。
最大光量で点灯実験しましたが公表スペックの12時間は軽々と超えて14時間くらい最大光量で点灯していました。
(つきっきりではテストしていなかったので、正確な時間を計測できていません)
実使用で考えると17時から23時まで点灯していると考えて、1日6時間くらいは必要点灯時間かと思えます。
ルーメナー7だと1泊ギリギリ、ルーメナー2ですと1泊ならば余裕ですが、2泊となるとどこかで充電しないと1300ルーメンの明るさは確保できません。
それがルーメナープラスならば2泊3日なら1800ルーメンでも、1300ルーメンくらいに絞れば3泊4日でも無充電で運用できるのです。
こう考えると1泊まで(もしくは充電環境が整っているならば)、2代目ルーメナー2がベストバランス。
2泊以上のキャンプならば最新のルーメナープラスが最強と言えるでしょう。
ルーメナーから目を移し、他社のライバルはと言うと、なんと驚きの2700ルーメンの明るさを誇るクレイモアウルトラプラスプロLが真っ先に上がります。
ただし2700ルーメンは昼白色のみのターボモードに限ります。
電球色など各色選べる通常モードでは1350ルーメンが上限です。(上述したように必要十分な光量だと思います)
電池容量が17400mAhとルーメナープラスからやや劣る割りに、545gとやや重くなるのは欠点です。
ここまでの明るを必要としないほとんどのキャンパーにとって、ルーメナーと違い無駄に大きく重くなったと言えるかもしれません。
防水性能はルーメナープラスと同等のIP44等級です(コネクターをゴムでカバーしている程度)
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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2500ルーメンのクレイモアプロLは旧型になるのでしょうか?
電池容量15600mAhに550gとスペックは一見劣りそうですが、ターボモードなどと表記されていないので電球色でも2500ルーメン点灯可能なのではないかと思います。
赤い筐体含め、これはこれで魅力があります。
自分が購入を検討していた時はまだクレイモアウルトラプラスプロLの登場前だったので、クレイモアプロLと比較していたのですが、当時はかなり悩みました。
明るさではクレイモア、電池容量でルーメナー、実績・安心感でルーメナー、デザインは高級感のあるルーメナー・男心をくすぐるクレイモアといった感じでしょうか。
周りでも実際に使っている人はいなかったのでカタログスペックから決めるしかなく、明るさで決めるなら実仕様も最大光量で使うのではないか?ならば長時間運用の出来ないクレイモアよりもルーメナーと考えるに至りました。
それと初代モデルから先行して市場に投入されているルーメナーの方が信用できそうだと思えたのも重要。
リチウムイオン電池は品質にかなりバラツキがあると自分は感じているので、電池品質で劣った製品はスペックどおりには実用できないだろうと思っているので、情報に乏しいクレイモアには半信半疑だったのです。
価格的には、先行してブランディングに成功したルーメナーの方が割高です。
要するにコスパが悪い。
でも自分が検討していた4月にはクラウドファンディグMakuakeによる割引き販売があったので、それほど価格差は無かったのも大きい。
と言うか後押しされました。
結局クラウドファンディング募集の間に廉価でルーメナープラスを購入し、クレイモアは購入していないのでどちらが正解だったのか、自分には断言できません。
ただ実際に使ってみたら、1300ルーメン程度あれば明るさは十分と感じている現在は、連泊時の点灯時間に注視して、より大容量のルーメナープラスで自分的には正解だったと思っています。
とは言え、調理時などは自分も最大光量に上げたりしているので、必要とする明るさは人や環境によって変わります。
いざという時に2700ルーメンの安心感が捨てがたい人もいるでしょう。クラウドファンディグの募集が終わっている現在だと、コスパも悪いですし・・・

それと1300ルーメンで十分というのはあくまで照明の乏しいキャンプだからです。
先行ブログを見るとルーメナーは「眩しい」「正視できない」なんて表現が多いのですが、自宅内で点灯すると思ったほどには明るくありません。
いわゆる100w電球などよりは、ずっと暗く感じます。
六畳間くらいの部屋に吊るしてもやや薄暗く、周辺はかなり暗いです。
これは自宅室内照明は発光部が大きく乳白色の拡散カバーのおかげで柔らかい光が周囲にまで届くからなのです。
ルーメナーは発光部の真下のみしか明るくなりづらいのです。

そういう意味ではクレイモアの2700ルーメンが必要とされる場面も十分あり得ます。
それとルーメナー全般に関する不満として、モバイルバッテリーからの充電が出来ないのが残念です。

モバイルバッテリー代わりにスマホなどの充電が出来るのが、ルーメナーの特徴の1つですが、そんな機能必要ですか?
最近はモバイルバッテリーも広く普及して安価に販売されているのですから、キャンプ時の携帯電話用モバイルバッテリーは別に用意した方が良くないですか?
むしろ連泊時にモバイルバッテリーからルーメナーへ充電出来る方が良くないですか?
もちろん有って困る機能ではないので廃止しろと言う事ではありませんが、それよりも優先して欲しい機能があるという事です。
ちなみにポータブル電源からは普通に充電できます。
これからの改善に期待でしょうか。
自分にとっては現在最強LED照明はルーメナープラスだと思っていますが、この分野はこれから更にライバルが登場・進化するでしょう。
買い時を考え過ぎるといつまで経っても購入できません。
欲しい時・必要な時が買い時で良いんじゃないでしょうか?
ちなみにクラウドファンディグで購入した自分のルーメナープラスには、充電器もセットで付いていました。

別にこの充電器でなくともUSBで普通に充電できますが、クイックチャージ3.0規格に準じた急速充電器なので有れば便利。
充電器セットだと1620円高額になるので、ちょっと得した気分。
Makuakeのサイト上では販売予定価格17000円と表記されていたので、本来は充電器は付いていないはずです。
次機種もまたMakuakeでクラウドファンディグ募集すると思いますので、そんな時の参考までに・・・
ケースや吊り下げフックなど必要なものは最初から付いてきますし、安心して使えます。
本当に買って良かったと思える道具の1つです。
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コメント

コメント一覧 (2件)

  • ルーメナープラス+いいですよね!!
    自分もクラウドファンディングにて購入しました。
    アルパカストーブの記事からやってきました。

  • >キャンプおじさんさん
    コメントありがとうございます!
    ルーメナープラス良いですよね〜
    LEDランタンの進化はかなり早いけれど、機能的には良いタイミングだったと感じています。
    たぶんこれから低価格化が進むと思いますが、クラウドファンディングで購入出来ていればしばらく満足できますよね。
    これからも拙いながらもブログ更新していこうと思いますので、時々覗きに来てください。
    よろしくお願いいたします。

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