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テントポールの超絶簡単交換・修理方法

テントの骨組みとして一般的にポールが使われていますが、そのままでは長過ぎるので分割されているのが普通です。
バラバラに分割したままでは、混ざってしまいわからなくなってしまいますし、ただ継いだだけでは設営時に外れてしまい設営がやりにくくなってしまいます。
それをまとめてなおかつシッカリ継げるようにするのがショックコード=ゴム紐です。
でもこのショックコードは収納時はゴムが伸びた状態になっているので、どうしても経年と共に伸び切って縮まなくなってしまうのです。
あるいは切れてしまう事もあるでしょう。
自分のテントのポールも、経年劣化により伸びてしまったので直そうという記事です。
最初は先行レビューを自分も参考にしてマネたのですが、自分のやり方の方が圧倒的に簡単だと思うので是非参考にして下さい。
上の写真くらい伸び切っちゃうと、設営もままなりません。
ちゃんと縮んでポールの節毎が繋げるようにコードを換えましょう。
なので修理に必要なのはまずはそのショックコード。
自分は安価なロゴスの製品を購入しました。

ロゴス(LOGOS) ショックコード 30m 直径2.5mm テントフレーム補修用 ゴムコード ロープ テント ファミリー タープテント
30mもあるなら1つで足りると思いがちですが・・・
テントの大きさや使われているポールの本数によっては不足するかもしれません。
ものによっては2つ用意した方が良いかもしれません。

上が元々の小川のショックコード3mm
下が新しいロゴスのショックコード2.5mm
ロゴスの方が少し細いのがわかりますね。
これは芯のゴムも細いことを意味しています。
細いゴムですからすなわち伸びやすい。
耐久性を考えるならもっと高額になってしまいますが、小川のショックコードを購入した方が良いかもしれません。

ogawa(オガワ) テント用 アクセサリー ショックコード(3mm/30m) 3137

あるいは怪しげではありますが、ノーブランドの中華製3.0mmショックコードを探すのも手です。

耐摩耗性 3mm ヘビーデューティー 耐久性 ゴムコア ポリエステル 弾性ロープ バンジーロープ ショックコード 全9サイズ - ブラック, 30m
ただし細いポールだと3mmは太過ぎて通らない事や動きが渋くなる可能性もあるので、その点はご注意を!
自分の修復方法ならちょっと伸びた時に再調整も簡単なので、少し伸びやすくても2.5mmが無難かなと思っています。
必要な工具は以下の2つだけです。

ハサミは皆さんお持ちでしょうが、もう1つ見慣れない工具が写っていますね。
これは自動車などの整備中に、ネジなどを誤って狭い場所に落としてしまった時に、拾い上げるための工具なんです。

ちょっとしたメーカーの製品だとそこそこのお値段がしてしまいます。

高儀(Takagi) M&M ピックアップツール フレキシブルタイプ 460mm 4本爪 PT-5
自分が愛用している製品は20年くらい前に100均で購入したものですが、現在は同じものが見つかりませんでした。ダイソーでほぼ同じようなものはありました。

先端部にマグネットが付いているので、このままではポールに入らないと思います。

このプラスティック部分をカッターナイフ等で削り取ってしまえば、問題無く使えると思います。
修理のための道具代を節約したい方は、ご自身で工夫して下さい。
とにかく道具を揃えたら準備終了。
この道具を説明したら、作業工程を具体的に解説する必要無いですよね?
要は古いコードを切って抜いて、新しいコードをポールに通して、

末端を留めるだけ。

後は現物合わせでショックコードの長さを調整するだけです。
自分が参考にしたサイトだと「ポールの長さから20cm短い所に目印を付けて」なんて解説していました。
自分も最初は書かれた通りにやってみました。

でもその20cmという長さは、留め具がポール内部で止まる位置によって大きく変わるんです。
自分の場合は20cmどころか40cm短くても大丈夫でした。
20cm分が無駄になって勿体無いから、できれば適切な長さでカットしたいのが本音です。
でもポール内部のどこに節があるのかなんて各製品によってバラバラだし、外から見てもわかりません。
それにショックコードが短ければ強く繋げるのでテント設営しやすいけれど、コードが短期間で伸びやすい。
長いとコードは伸びづらくなるけれど、設営がやりにくくなる。
適切な長さは好みにもよるのです。
なので自分のやり方は、片方だけ留めて末端は仮留めとし、実際にポールを繋いでどのくらいの張りが好みなのか試しながらコードを調整して、納得したら本留めしてコードを切ろうというわけです。
前述した工具で、引っ張り出せば何度でも簡単にコードの留め位置を変えられます。
要するに特別なやり方というわけではなく、便利な道具を使えばメチャクチャ簡単で無駄も無い、というタネを明かせば何という事も無い話しなのです。
末端の留め具は元々のコードから外して再利用しましょう。
コードが切れて留め具が無くなった場合は自分で用意しなければなりません。
製品によって留め具はマチマチでしょうが、だいたいワッシャーで代用できます。
ワッシャーに八の字結びという結び方で結べば完了!
細いポールだと、工具が入らないのでこのやり方は通用しません。
まずはポールに工具が入るか確認してから作業に取り掛かって下さい。
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