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フォレストパークあだたら 2019夏-1(1〜2日目)

色々とバタバタしていたのですっかり記事にするのが遅れてしまいましたが、夏のキャンプレポートです!
とは言っても、今回の主目的はキャンプではなくサイクリングイベントへの参加で、その帰りに福島に寄ってキャンプをしてきたという感じです。
車には2台自転車を積んでいたので、キャンプ道具は出来る限り少なくコンパクトにしていきました。
自分にしては珍しくシンプル装備ですが、さてどうなることやら…
8月下旬の某日、岩手から南下してキャンプ場に着いたのが16時過ぎ。
ここフォレストパークあだたらは「ふくしま県民の森」の中にあり、自然豊かな環境と東北屈指の高規格キャンプ場との評判。
最寄りインター(東北道本宮・二本松IC)から車で15〜20分森を突き進むみます。
現在の運営は公益法人に委託していますが、元々は県営の施設だけに案内等はしっかりしているのでわかりやすい。
ビジターセンターも立派な建物です。

受付は、お役所のような横柄さは全く無く、とても感じが良いです。
特にゴミや洗剤に関する説明はしっかり聞いておきましょう。
このキャンプ場は環境保護が徹底されているので、ゴミの分別がとても細かい!

ちなみにこのゴミ袋は無料で配布されています。
でも無駄遣いはしないように!
そして食事後の洗浄方法も細かく指示され、洗剤も指定の洗剤があるのです。
平日に利用される方はFELメンバーズに入会すると料金が30%オフ、更にレイトチェックアウトも無料でできたりとお得満載!
年度毎の更新ですが入会金は特に無く年会費わずか1100円なので2泊だけで元がとれちゃう!
当日、受付で入会できるので平日利用の人は上手く活用して下さい。
もちろん自分も入会しようと思っていたのですが、8月中は割引適用外だそうで…
サイトを細かく見ると書いてありましたが、事前に電話で聞いた時は教えてくれなかったんですよ。
こういうところはちょっと不親切かな〜と…
さて、とにかく受付を済ませるとカードを渡されます。

なんとオートキャンプ場に入場する際にはカードでゲートを開門しなければなりません。

不審車は勝手に入れないので安心ですね。
今回予約したのは「個別サイト」と呼ばれるオート区画サイトです。
個別サイトだけでもC・D・Eと3サイトあり、その1つずつが30区画くらいあります。
他にトレーラーサイト、キャラバンサイト、グループサイト、フリーサイトがオートキャンプ場にはあるんです。

更に学校などの集団利用者向けにユースキャンプ場が別にある!

どんだけ広大なんだよ!?(笑
広すぎてトイレが遠かったら嫌だな、なんて心配ご無用。
各エリアのブロック毎にサテライトハウスという、トイレ・炊事場・ダイニングスペース・ゴミ置き場・シャワーまで付いた集合施設があるんです。
とにかくそれだけ広い敷地なのでもちろん車で移動です。
場内はしっかり舗装されているので、普通乗用車で何ら問題無し。
自分達が指定されたのはE-17

各エリアの入り口にはアルファベットを模したオブジェがあるので、いくら広くても迷う事も無いでしょう。

自分達の区画はサテライトハウスの正面。

右隣の区画とは隣接していますが、木が植えられているのでプライベート感は保たれています。

自然の中でのキャンプという雰囲気でこれは良い感じです!車は石畳の上に停めるよう指示されています。

区画内にはテーブルも常設されているので、食事だけでなく荷物の積み降ろし時にも役立ちますね。

いつもより少なくしたつもりですが、やはりけっこうな量の荷物です(苦笑
とにかくまずはテント・タープの設営。
今回は妻と2人だけなので、コンパクトなノースイーグルコットンワンポールとノルディスクKariDiamond10
さてどんなレイアウトにしようかな〜なんて考えながら、とにかくテントを立ち上げたら…
突然の雨!
いやまあ、ちょっと曇ってきたなとは思っていたのですが…
一旦全てテーブルの上に出してしまった荷物を急いでテントの中に入れて、テント内の事は全て妻に任せて自分はタープの設営。
けっこう濡れてしまいながらもなんとか設営完了。
その頃には雨も上がりましたが(苦笑
設営が終わったら今度は買い出しへ。

こちらは別に周辺情報として記事にまとめますが、高速インターまで降りればかなり大きなスーパーがあるので安心です。
買い物から戻ってきた時にキャンプ場近くでテンかキツネとおぼしき小動物を目撃っ!
残念ながら写真を撮る余裕はありませんでした
施設内の解説を見ると、ホンドテンだったかもしれません

いや〜とにかく本当に自然豊かな地域なんだなと実感。
テントに戻ってきたらとにかく夕飯。
今日は手早く済ませようと最初から決めていたので、カレーうどんで簡単に!

ちょっとお疲れ気味の身体にウドンは優しく染みます。
食後の洗い物はいきなりジャブジャブ洗わずに、まずは古新聞紙等でしっかり食器やクッカーを拭いてから洗うように指導されています。
福島県民の水源でもある阿武隈川の水質を守るためにも、ルールとマナーを守りましょう。
さて夕飯を食べたらお風呂!

このキャンプ場の魅力は豊かな自然だけではないのです、なんと源泉掛け流しの温泉です!
公営らしく夜は21時までとあまり遅くまでは入れませんがとにかく温泉です!!
泉質は炭酸水素塩で透明ですがヌメリ気があり、お肌ツルツルです!!!
日帰り入浴ですと810円かかりますが、キャンプ場利用者は無料で何度でも入り放題!!!!
いや本当に最高ですよ。
テントに戻って来るとタープ内側に雌のクワガタを発見!

とことん自然が満喫できます。
夜の気温は外が約19℃、テント内が約23℃

過ごしやすいちょうど良い気温です。
一夜明けて2日目の朝
昨日の雨もほとんど乾いています。
朝方の気温は、外が約17℃、テント内が約20℃。

8月下旬ではまだまだ酷暑の続く関東からは考えられないような気持ちの良い朝です。
朝食はいつものホットサンド
そして食後は朝風呂!
宿泊者は朝8〜10時も利用できるのです!!
と、その予定だったのですが…
なんと運悪く特別清掃日に当たってしまったのです。

これも予約時には何も聞かされておらず、受付時にいきなり言われたのです。
もちろん仕方ない事ではありますが、やはり事前に聞いていた方がショックが少ない。(苦笑
本当に受付の方々は感じ良かったのですが、予約時の電話先の方は説明が足りなかったと感じる。
まあとにかく仕方無いので場内を散歩しましょう。
ガッツリ見て回ろうと思うなら、1日どころか2日あっても足りないくらいですから軽くビジターセンターまでの道すがら散策しようかと思います
分かりやすい順番に直して
先ずはビジターセンター

受付、売店、食堂、ライブラリー、温泉、ホールがあります。
売店は狭いながらもけっこう充実していて、キャンプ道具からBBQの食材まで、意外と幅広い品揃えです。

先述した食器等を洗う際に使用する天然素材の石鹸洗剤もここで買えます。
食堂の営業時間は11〜15時

500円前後のメニューが多く、比較的リーズナブル。

今回は利用してないので味はわかりませんが、お昼は簡単にここで済ませてしまうのも手ですね。
ちなみに食堂の脇ににはマッサージチェアもあるので、お風呂上がりにのんびりするのも良さそう。
自然観察やアウトドアなどの蔵書が中心のライブラリーコーナー

蔵書数は少ないながらも、アウトドア好きな人ならば本を読んでいるだけでも数日つぶせちゃいますね(苦笑
ちなみにこの本棚の裏側には子供が遊べるスペースもあるので、お父さんお母さんが読書に夢中になっても大丈夫。

こんなスペースじゃ物足りないお子さんには下のキッズプレイス

色々と遊具もあるので、雨の日などはここで遊ばせるのも手ですね。
利用時間が9〜16時なのが少し残念。
温泉は通常8〜10時・12〜21時
内風呂・露天風呂・サウナもあります。
先に述べたように泉質は炭酸水素塩泉でお肌スベスベ。
一点注意は、環境への配慮のため石けんシャンプーは備え付けのものを使うようになります。
自分は気になりませんでしたが、妻は「髪がギシギシになる」と、少し嫌がっていました。
脱衣場にドライヤーも備え付けられているので、髪はしっかり乾かせます。
女性風呂と男性風呂の間にはコインランドリーもあります
ちなみにこのビジターセンター正面入り口はくだんのゲートを通らなければですが宿泊者は裏手の駐車場入り口が用意されています。
遠いからというだけでなく雨の日や温泉に入浴後でも湯冷めせずに移動が出来ます。
ビジターセンターからオートキャンプ場内を移動すると
先ずはセンターパーク
芝生の広場ですね。

晴れてたらここでお昼寝も気持ち良さそう。

センターパークに隣接してAエリア=常設トレーラーサイト
トレーラーがけっこう大きく、4人利用できるようですが、更に外にテントとタープも設営できるようです。
最終日午前中に通りがかった時には、職員の方がテント・タープを設営していました。
おそらくレンタルのものでしょうが、先に設営をしておいてくれるのでしょう。
流行のグランピングとは少し違いますが、アメリカン気分のキャンプが出来そうですね。
トレーラー内にはトイレもシャワーも流しも全て完備!

そのためか、このエリアにはサテライトハウスがありません。

少し進んでBエリア=キャラバンサイト
自前のキャンピングカー等に対応しています。
個別サイトよりも広くなっているので大型テントでも大丈夫。
テント2張りタープ1張りまで設営可能。
電気だけでなく水道も各サイトに設置されています。
更に進むとCエリアDエリア
自分が利用しているEエリアと同様に個別サイトです。
特にエリア毎での特徴は無いような感じですが、何か違いがあるのかな?
全てのサイトに自分の区画と同様に駐車スペースとテーブル電源があります。
テーブル脇のこのボックスにコンセントがあります。

今回自分は電源を利用していませんが、1日500円とけっこうリーズナブルです。

そして個別サイトは全て各エリアにサテライトハウスもあります。
サテライトハウスのトイレも洋式水洗の十分に清潔なトイレでしたが、ウオシュレットではありません。
シャワーもあるので、温泉に入り損ねても大丈夫
流しはお湯も出るので寒くても安心。
変わったところでは硬貨を入れて使うガスコンロが有りました。
雨の日はサテライトハウスで調理して食べるのも手です。
ゴミの集積場もあり、分別の仕方が細かく書かれているのでそれほど苦にはなりません。
受付に直通のインターホンも備え付けられているので、緊急時も安心ですね。
ちなみに場内をこまめにパトロールカーで巡回されているので、その点も安心です。
夜は消灯時間後の22時頃にも回って来ていましたので、深夜までうるさいグループがいるなんて事も無いでしょう。
Eエリアを超えて更に行くと、フリーサイトとグループサイトがあるらしいのですが、場内の木々を眺めていたりしたらすっかり時間が過ぎてしまったため今回の散策はここまで。
そしてこの記事も長くなり過ぎたのでここまで!(笑
続きは→こちら
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フォレストパークあだたらキャンプ場レポート
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