たまたま入ったリサイクルショップで未使用品を格安で見つけて衝動買いしたのがこのタープ。

自分は同社のアルフェイムを使っているので、タープもノルディスクで揃えても良いかな〜
なんて軽い気持ちで買ったのです。

でも自分が所有するアルフェイムは直径５mの大きなサイズ。
面積でいうと19.6平米
なのにこのタープは10平米の小さなサイズ！
どう考えても合うわけがなく、いつもtent-Mark DESIGNS 焚き火タープTCレクタを使っていました。

だいたい小さなタープならムササビタープも持っているし、本当に自分ながら何を考えているんだろう。

そう考えていたのですが・・・
直径3mくらいの小型テントで2人利用だと、これが実に使いやすい！

ムササビタープは低く張ると格好良いのですが、

腰痛持ちなのでハイスタイルばかりの自分にはあまり合わない。
それに1人ならまだしも2人では狭過ぎる。

同社の化繊系小型タープVoss Diamondも同様で2人利用は厳しいです。

でもカーリダイアモンドならばハイスタイルでも格好悪くは無いし、サイズ的にも夫婦で使うにちょうど良い。
広々とはいかないが、３人利用でもまぁ我慢出来るくらいの広さはある。
当初はイマイチと思っていたのですが、使い込むほどに良さが分かってきて最近はすっかりお気に入りのタープです。

生地の厚さはそれほど厚くも無いので遮光性はほどほどです。
またタトンカのようにそれほど軽くもありません。
でもT/C素材のタープとしては中庸な感じで、良くも悪くも無し。
全てが中庸というのはバランスが良いって事です。

もちろんT/C素材なので火の粉には弱くありません。
（大きな火の粉なら穴は空くので、過信は禁物です）

土砂降りに振られた事もありますが、まだ防水加工が効いているおかげか雨漏りは全くしませんでした。

形状は菱形のウィングタープです。
ヘキサタープなどと同様にポール２本だけで簡単に設営できるのがメリット。
六角形のヘキサタープよりもペグダウンが両脇で１本づつ少ないので、設営が少し楽になります。
何より狭い区画のキャンプ場だった場合に、設営スペースも無理が効きます。
前後の長さは短く出来ませんが、横幅は片側を落とせばかなり調整できます。

もちろんそれにより有効面積というか影になる面積が減るわけですが、太陽が動く以上は完璧に狙った位置の遮光など出来る訳でも無いので使い比べると意外と自分は気になりませんでした。

見た目的にはレクタタイプよりもスタイリッシュですし、張るのは簡単だし本当に意外とバランスが良いのですよ。

ハトメなどを見るとあまり良い作りとは言えません。
まぁアルフェイムを見ても、ノルディスク製品は縫製はあまり良くないので覚悟しておきましょう。
（今のところ、破断等は無いので、耐久性に影響はない程度の荒さです。）

ポールやガイロープも付いているので、ポールの付かないテンマクデザインなどと比べても、コスパはそれほど悪くは無かった。

ポールの仕上げは雑ですしスチール製なので重いのですが、ショックコードはスチールチェーンだったりして意外と耐久性はあるかも？

なので自分は他社の軽くて頑丈なアルミポールに換えて使用しています。
ところが最近は付属品が変わったそうで、ポールがアルミになっているようです。
品質等はわかりませんが、アルミなら我慢して使えそうな気がします。
ちなみにペグ・ハンマーは付属しないので自身でご用意下さい。

ノルディスクらしく、収納袋などの白熊ロゴは所有欲を満たしてくれます。

小型テントと組み合わせるなら手軽でなかなか良いT/Cタープだと思います。

白熊マークに憧れのある方なら最初のノルディスク製品として如何？