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ピコグリルのコピー品の付属品を検証する

最近のアマゾンやメルカリではピコグリルのコピー品が随分と出回っているのが目につきます。
通称パチグリなんて呼ばれているようです。
ちなみに自分は基本的にコピー品には否定的な考えです→こちら
しかし興味を惹かれるコピー品もありました。
昨日のピコグリル398の紹介記事でも書きましたが、火床が近いのがピコグリルの欠点。
その対策としてこのコピー品には灰受けが付属品でついているのですね。
そして上面の左右を拡張しているのも特徴的。
欠点とまでは言わないけど、スピットだと小物を置くにはちょっと不安定かな?とは以前から感じていました。

それが拡張すれば、安定して鍋等を置けそうじゃないですか。
うぅ〜ん、これはちょっと面白そうだなぁ〜
ピコグリルの本家STCではこうした付属品は見つかりませんでした。
タキトラ本体はコピーですが、この付属品はオリジナルのアイディア。
コピー品を購入するのは納得出来ないが、この付属品だけ購入してオリジナルのピコグリルに取り付けられたらちょっと良さそうだな〜
なんて考えてメルカリを見てみたら、有りました!付属品のみの販売。
2000円以下と安価だったので早速購入!
2日くらいでクリップポストですぐに届きました!

不足品も無く、灰受けは保護シートが付いたままで梱包されていました。
しっかし、これ仕上げが酷いです。
特に灰受けのバリ。
軍手等を着けてないと、開封だけでも危ない。
と言うか軍手着けていたのに、細かい金属屑がチクンと刺さりました。
これだけ酷いのは珍しいですね。
検証する前に、紙やすりでバリ磨きをシッカリとやっておきました。
こんな事で怪我はしたくないですから。
灰受け以外も多少バリがあるので、一緒に磨いておきましょう。
歪みもいくらか有りますが、このくらいは許容範囲ですね。
さて、とにかくピコグリルに取り付けてみましょう!
説明書など何もありませんが、サイト上のタキトラの写真を見れば付け方は分かりますね。
ピコグリル純正スタンドの突起にはめ込んでみます。
微妙にスタンドの方が間隔が広いのですが、ちょっと力を入れて寄せればハマります。
火床の外側までカバーするので天板部が拡張されたような感じで中々良い感じ。
でも見てのとおり、付属品自体の重みで少し下がり気味。
実際に置いてみるとこんな感じ
うぅ〜ん微妙かなぁ・・・?
突起部にはめ込む部分はナットで補強されていますが、突起はわずか数mmです。
空のカップなら大丈夫ですが、液体が注がれた状態だと・・・
ちょっと厳しいかな〜
では灰受けはというと・・・

あぁこっちは論外!
スタンドの幅に全く合っていません。
いや、もちろんこれらの付属品は本来コピー品の「タキトラ」用の付属品です。
なのでピコグリルに付かなくても、なんら文句は言えません。
でもですね・・・
上部はスタンドよりも狭い間隔で穴が空いているわけですよ。
無理に嵌めないとこんな感じです。

要するに本家ピコグリルよりも幅が狭い形状?
なのに灰受けが収まるはずの下方部はピコグリルよりも広い・・・?
タキトラのスタンドって末広がりの台形状態になっているのか?
*引用楽天
そうは見えないけどな〜
むしろやや下方部が狭まった形状っぽく見えるのですが・・・
てか、もし末広がりの台形形状だったらロストルに重い薪を乗せたら落ちますよね・・・
おそらくタキトラにも灰受けは取り付けられないと思います。
今回はあくまで付属品だけしか検証していません。
でも付属品がこの出来ですからね〜
まぁ焚き火台本体も推して知るべしって事だと思います。
シエラカップは網を乗せれば対応出来るし

灰受けもスパッタシートを敷けば済む話しなので

この付属品が使えなくても大した問題では無いので。
おそらく、このタキトラ付属品は死蔵することと思います。
今回の授業料は2千円弱!
相変わらず残念が続きます
トホホ・・・
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