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中華製コピー品二次燃焼ウッドストーブ

ウッドストーブってご存知ですか?
フィールドに落ちている枯れ枝などを燃料にして使うストーブです。
こんな感じで小枝を燃やして、この上にクッカーを乗せれば調理も出来るというわけです。
そしてそれを更に進化させたものがあるのです。
円柱形の二重構造にすることにより、燃焼に必要な空気を効率よく取り入れて二次燃焼を起こすのです。

代表的な商品がソロストーブです。

Solo Stove ソロストーブ タイタン 日本正規品 焚火台 2次燃焼
Solo Stove ソロストーブ タイタン 日本正規品 焚火台 2次燃焼
このコピー品がAmazonなどでも溢れています。
今回紹介するのもそんなコピー品の1つです。
でもその前にもう少し説明させて下さい。
代表的な商品はSolo Stoveですが、これが元祖では無いのです。
この形状で二次燃焼というアイディアの元々はカナダに住むFritzHandel氏が1999年に考案したBushbuddyが元祖なのです。
氏の考案したストーブは最初のプロトタイプこそ円錐形状でしたが、その後の試作品はすぐに現在の二重円筒形状で出来上がっていたのです。
その後、氏は高齢な事もあり2016年にストーブ製作から完全に引退。
以前から直接指導していた弟子の一人Jefが興した会社Nomadic Stovesと合併させ、Bushbuddy社としたのです。自分はSolo Stove社の歴史に詳しくありませんし、Bushbuddyの特許や意匠権がどうなっているのかもわかりません。
ただBushbuddyこそが元祖であり、Solo Stoveはそのコピー品だということだけは伝えておきたいのです。
発案者に敬意を表する意味もあって、オリジナル品を購入したいと思っていたのですが日本でブッシュバディを扱っているアウトドアスペース犬山では売り切れ状態がずっと続いているので、不本意ではありますがコピー品を購入・使用したというわけです。
さてどうせ同じコピー品ならば、有名だからと高額な商品を買うつもりはありません。
安価な中国製で十分でしょう。

Lixada バーベキューコンロ・焚火台 軽量 薪ストーブ ネイチャーストーブ ウッドストーブ 4点式五徳しっかりタイプ
大きさや五徳の形状等、色々ありますがとりあえずのお試しと適当に選びました。
パーツ構成はこれだけです。

シンプルですね。
収納時は全部スタッキングされて、収納袋も付いています。
使い始める前に少しだけ、改造をしておきましょう。
この手のストーブの欠点として、燃えカスが下に溜まって酸素が上手く取り込めずに火が消えてしまうことがあります。
底はこんな感じです。

なのでここに少し工夫をしておきましょう。
100均で売っているステンレス製のゴミ受けを用意します。

2つ入って110円、近所のキャンドゥーで購入しましたが似たような構造なら何でも良いです。

これを底に着けるだけ。
こんな感じ。

裏から見るとこんな感じ。

これで下準備完了。
一番細い筒を2番目に細い筒に通します。

一番太い筒はクルンとひっくり返して地面に立てて、そこにこの組み合わせた筒を刺します。

五徳を乗せたら、準備完了
下の筒は二重構造になったのがわかりますよね。
燃料にする枝は細い枯れ枝で大丈夫。
ストーブの大きさにもよりますがこのくらいのサイズなら、だいたい指の太さくらいが目安かな?
一番下にティッシュペーパーを敷いて、その上に紙切れを破いて入れて、その上に2〜3mmくらいの細めの枝をバラバラっと入れる。
で、その紙切れに火を点ける。

枝にちゃんと火が着いたのが確認できたら、細めの枝をもう少し入れる。
これだけです。
二次燃焼が始まると物凄い火力が強いです。
ほんの少量の枝なのにこの火勢。

内筒の横穴から火が噴出しているのわかりますか?
後はポキポキと細枝を適度な長さに折って放り込む。
底が詰まらないように、時々軽く突っついてあげると良いかもしれません。
焚き火として楽しむには、火勢が強過ぎて慌ただしいんですが、二次燃焼ならではの楽しさがあります。
暖をとるも良し、クッカーを乗せて調理するも良し。
二次燃焼系ウッドストーブ、如何ですか?
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