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トヨタ純正カーテン

先に紹介したカーシェード
これは付属の吸盤で留めてもすぐに剥がれ落ちるのが困りものでした。
そこで購入してみたのが、カーテン。
それもトヨタの純正品です。
汎用の社外品ならば安価なのはわかっていますが、純正と使い比べた人の話だと「生地が薄くてペラペラ」「遮光率が純正の方が高い」といった意見が散見されたのが気になりました。
それと安価な社外品は、カーテンレールを両面テープで貼り付ける製品が多いように思いますが、経年劣化で剥がれ落ちるんじゃないかと予想しています。
そうでなくても接着剤がベタベタしそうなのも気がかりでした。
とにかくそういった不安から、購入するならトヨタ純正カーテンにしようと思ったものの、新品は非常に高額。
オークションを探してみたらたまたま未使用品が比較的安価に出品されていたので、喜んで落札!
ちなみに自分の70VOXY向けトヨタ純正品は黒のドレープタイプとグレーのプリーツタイプの2種類が有ります。
自分が落札したのは黒のドレープ型。
本音を言うとプリーツ型の方が生地にコシがありそうで好みなんですが、頻繁に出品されるようなものではないのでそこは妥協。
そのまま行きつけのディーラーに持ち込んだら、取り付けを断られました!?
そのディーラーで購入した商品でないと、工賃有料でも取り付けはしてくれないそうで・・・
以前使っていたスバルのディーラーはそんなことは無かったので、安易に考えていました。
ちなみにトヨタディーラーと言っても、トヨタが経営しているわけでは無く、全くの別会社がトヨタと専属契約を結んでいるに過ぎません。
なので別のディーラーや修理工場に持って行けば、方針が違って作業してくれたかもしれません。
でも、なんか気が抜けたので自分で取り付けることにしました。
作業はボディに取り付けのための穴を空けるので、電動ドリルが必要です。
鉄板と言えど電動工具があれば、素人でも穴は空けられます。
でもどこに穴を開けて良いのか計るのが、素人では難しいかと思ったのですが・・・
さすがトヨタ!
穴を空けるための型紙まで付属しています。
これなら指定の工具を用意すれば素人でも簡単・正確に穴が空けられます。
(現物合わせで、穴を空ける箇所も多いです)
とは言えそれなりに作業は大変です。
技術的には難しい事はありませんが、細かな部品も多く面倒な作業です。
穴を空ける位置が1mmでもズレたら、カーテンレールが蛇行してしまい、カーテンがスムーズに動かなかったりレールが固定出来なくなります。
そういう細かい作業なので、不慣れな初心者だと安易に簡単だとは言いかねます。
ディーラーでの作業目安は2時間と記載がありますが、自分は足かけ2日かかりました。
そうやって苦労して取り付けたのが、こちら。
素人ゆえの時間度外視の丁寧な作業を心がけたので、綺麗に取り付けは出来たと自負しています。
カーテンレールの動きなども非常にスムーズです。
これなら車中泊などでも素早く、カーテンを閉められます。
ただ遮光性は思ったよりも低いですね。
夜ならば問題ありませんが、真昼間に締め切ってもそこまで車内は暗くなりません。
カーシェードと比べると一目瞭然。
でも、カーテンの遮光性で実用的には問題ありません。
VOXYは後部座席はスモークガラスになっているので、それと合わせると外から車内の様子はハッキリとは分かりません。
さすが純正! おそらくそうしたスモークガラスの透過度を計算に入れた生地なのでしょう。
外から見てプライバシーは十分守れるレベルですし、夜寝る分にも全く問題にならないと思います。
それと断熱性が予想外に高く、冷暖房がシッカリ効いて夏冬共に快適です。
購入を検討している方で注意しておいた方が良いのは、カーテンを付けられるのは後部のみだという事です。
運転席・助手席側と後部との間にカーテンを閉めて区切るだけで、フロントウィンドウと運転席・助手席側の窓にはカーテンは有りません。
たしか道交法で前席にはカーテン等は付けてはいけないと決まっていたと思います。
運転席・助手席の窓にはカーテン本体は外してカーテンレールだけ残っている状態でも車検が通らないと聞いたことがあります。
このように前席側のカーテン取り付けは非常に厳しい規制がありますが、逆に後部は全く規制がありません。
道交法上も車検制度的にも支障が無いので安心して下さい。
自分の車のように後部がフルフラットになる車では、わざわざ狭い前席で車中泊をすることは無いので、自分には全く問題の無いことですが・・・
作業が難しくないとは言え、自分のように電動ドリルを持っている人は少数派でしょう。
不慣れな工具を無理に買って使うよりは、プロに頼んでしまった方がお手軽だとは思います。
たしか当時でディーラーに頼むと1万5千円が工賃だったと記憶しています。
一度経験してしまえば次はかなり時短できる自信はありますが、それでも2万円もらっても自分ならやりたくない作業です。
素直にプロに頼むのがお勧めです。
車中泊をすると決めているならば、新車購入時に取り付けを含めて値段交渉するのが良いと思われます。
(カーテン取り付けはトヨタの工場ではなく、ディーラー=購入店で取り付けるのでディーラーの裁量で値引きしやすいのです)
後から取り付け頼むなら・・・
うぅ〜ん純正品はカーテンそのものも高額過ぎると思います。
自分のようにたまたまオークションで安価に購入して自分で取り付けるなら、良いんですけどね。
そんなにタイミング良く見つかるとは思えません。
自分も安価に見つけていなかったら、たぶんそのままカーシェードを使い続けていたと思います。
と言うか、今だにカーシェードも場合によって併用しています。
実用範囲とは言え、やはりカーシェードの方が遮光性は圧倒的に高いのです。
カーテンのみだとこのくらい、透けています。
それがカーシェード併用すると、完璧な遮光ができます。
この写真を撮る時は、他の窓は閉めていないので周りは少し明るく写っていますが全部の窓をカーシェード+カーテンで閉めると昼間でも真っ暗で、黒しか写っていない写真になっちゃいます。
そのくらい遮光性は高いです。
カーシェード単独では吸盤で止めるのが面倒で更にその吸盤がよく剥がれるのが悩みの種でしたが、窓とカーテンの間にカーシェードを入れてしまえばその問題も解消です!
間にスッとシェードを滑り込ませるだけなので簡単設営、カーテンが抑えになるので吸盤が無くてもずり落ちません。
夏は暑くてたまりませんが、冬ならば断熱性も高くて最高です!
季節や外の明るさによって、カーテン単独かカーシェード併用かを使い分けているのが現状です。
ここまでやらなくてもほとんどの場合、カーテン単独でも実用上は問題ありません。
ちょっと割高かとは思いますが、純正の安心感も含めて満足感の高い商品だと思います。
車を買い替えることがあるなら、検討してみるのも良いと思います。
快適な車中泊のお供に、純正カーテンはお勧めです!
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