愛車のVOXYは元々はロードバイクを積むことを条件にしていたわけですが、そうしたロードバイクに乗るには専用のウェアーの方が具合が良い。
でもこんな格好で車を運転するのは無理がある。
なので自転車を漕ぎ終えたら、着替えたいと思うのが普通でしょう。
それで購入してみたのがロゴスのミニバンリビング

先述したように着替える時に便利そうだし、車中泊でリアタープとしても使えそうだし良いんじゃないかと思ったんです。
で、いざ使ってみると・・・

取り付けが面倒臭い。
いや高度な技術を要するとかそういう事ではなくて、直感的じゃない。
そして綺麗に装着するのがバランス良く綺麗にいかない。
と言うのは、この商品は汎用品なので上は吸盤で固定して吊るして下はペグで止める設営方式なのです。
そして、いろんな車に取り付けられるように余裕を持った作りなのです。
そのためしっかりと固定するためにやたら吸盤の数が多いのです。
例えば角ごとに2つの吸盤を使う。

上の写真で言えば左方への引っ張りと、前方への引っ張り両方の均衡を取るためには吸盤1つでは都合が良く無い。
2つをクロスして貼り付けるからバランスが取れるわけです。
これが専用設計でボディー側にも角にフックが有れば、フックに引っかければ済むのですがそうはいかない。
ボディー開口部側も、ウィンドーガラス越しに覗き込まれないようにこの商品を巻き込んで取り付けると下の写真のような感じ。

ちなみにこの取り付け方だとスペースがとても狭くなる。

当初の目的の着替えには問題無いけど、決して広いとは言えないスペースしか確保できません。
ウィンドーガラス越しに見えてもいいやと開き直れればこんな感じ。

とにかくこんな感じで吸盤ワークがややこしくなってもう面倒になってきちゃうんです。
ジッパーを開けて跳ね上げるとタープとして覆う面積は広がります(*ポールは付属していません)。

ただし取り付け時にこのジッパーをキッチリと角に持っていくように取り付けないとならないわけです。

ハッキリ言ってめんどくさいです。
それと風に煽られやすいのも欠点。

この状況ではこの中で着替えたくないと妻はトイレに行きました…
俺だけだったらこんなの無くても人目につかないところでチャチャっと着替えてるよ!!
これじゃ買った意味が無いっ!!(苦笑
昨日紹介した小川のカーサイドタープALと一緒に使うとこんな感じ。

かなりまぁ居住スペースは広がりましたが「ここまでするなら素直にテント張れよ」と思いません?
結局は雑に取り付けて着替え専用に使うしか能がありません。
土に接しやすい下の方は生地を変えていたり(灰色の生地です)
吸盤を接続する位置を細かく変えられるような工夫がされていたり

さすがメーカー品と、そうした細かい工夫は感心しますが、
一番大事な目的がスッポリと受け落ちているような気がします。
自分が購入した道具の中でも残念ランキング上位にくる商品です(苦笑
現行品は色が変わって、跳ね上げ時のポールが付属しているようです。(その分値上がりしたので、既にポールを持っている人には意味が無い)

基本的な構造は変わっていないようですね。
着替え専用にしかならないならこちらの方が良かったような・・・

ただ上記商品だと、車中泊時には本当に着替え以外に全く使い道がありませんからねぇ・・・
いくらミニバンは車内空間広めと言っても、やはり息苦しいので車外にテーブルや椅子を出したいが外からの目は遮りたい。

そんな時にはやはり役には立ちます。
そうした用途ならばカーサイドシェルターなどでも良いのですが、これだと設置面積が横に車もう一台分くらい必要。
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今回紹介しているミニバンリビングだと、リアゲート分少し全長が長くなるだけで済みますからねぇ〜
駐車スペース1台分しか確保出来ない、道の駅などの車中泊ではこちらの方が使える機会は多いと思います。
その時々の状況に応じて使い分けられるように、両方持って入れれば理想的ですがさすがに無駄だと思います。