8月最後の土日に行ってきました!
予約は2月以上前に入れていたのですが、COVID-19の第2波を考えて今回は県内にしようと最初から考えていました。
県跨ぎは自粛要請が発令される可能性もあるだろうし、正直あれこれ自分自身悩むのがもう嫌になっていました。
まぁそんなわけで神奈川県内のキャンプ場でと考えて、そう言えば一度下見までしておきながらまだ行っていない所ということで行ってみました芦ノ湖キャンプ村
県跨ぎは自粛要請が発令される可能性もあるだろうし、正直あれこれ自分自身悩むのがもう嫌になっていました。
まぁそんなわけで神奈川県内のキャンプ場でと考えて、そう言えば一度下見までしておきながらまだ行っていない所ということで行ってみました芦ノ湖キャンプ村
場所は名前からわかるように、国内屈指の有名観光地=箱根の芦ノ湖畔。
前回の下見時にも紹介していますが、このキャンプ場はケビン棟・オートキャンプサイト・テントキャンプサイトに別れています。
ケビン棟・オートキャンプサイトはやはり有名観光地らしく高額なのですが、テントキャンプサイトは意外と割安なのです。
でも口コミを調べてみるとあまり評判は芳しくないので、実際に確認する事が出来ました!
アクセスは公共交通機関を乗り継いで箱根ロープウェイ桃源台駅からも近いのですが、自分は無難に自動車で到着。
駐車場に入ろうとしたら、先ず検温されました!
検温した体温を記入されて、その用紙を持ってフロントに行くように指示されました。
入場してすぐ右手が駐車場、車を停車して場内を歩いてすぐ左手にフロントがあります。
この施設は元々は神奈川県立施設だったので、こういう管理棟等はとても立派です。
でも2018年4月に民間業者に売却・委譲されたので予約・受付等全て民間業者が運営されているので、お役所仕事的な感じは全くありません。
チェックインは本来11時〜だったのですが、自分が到着したのは10時。
ダメ元で受付に行ったら、『もう空いているから良いですよ!』と愛想が良い。
予約時にサイト指定は出来なかったので、サイトの場所決めはどうなるのかな?と思い、サイトは「希望位置とか選べるのですか?」と聞くと
『ごめんなさい、今日は満席で事前にこちらで決めてありますので、ご希望はお伺いできないのです』
なるほど、まぁそれは仕方ないですよね。
料金は宿泊利用料2000〜4000円(今回は3000円)+ゴミ処理費1人200円+駐車場代金520円
今回はレイトチェックアウトしたいと思っていたので1時間あたり10%
お風呂を利用しようと思うなら1人500円
2人での利用で3時間のレイトチェックアウトを希望したので合計5820円でした!
首都圏から近くてハイシーズンである8月の土日利用、更にはレイトチェックアウトまでしてこの料金は中々安いのではないでしょうか?
でもこれでもかなり値上がりしたのです。
前回下見に来た2年前(民間に変わった直後なのでまだ料金が県営と変わらなかった頃)だとなんと宿泊利用料1000〜2000円でしたからこれでも倍増値上げです!?
きっと値上げするんじゃないかと2年前に予想していましたが、案の定です。
値上げ率で考えると倍増ですから酷いと思いがちですが、金額で考えれば1000〜2000円の値上げだから、最近のキャンプブームの中では普通の値上げですね。
要するに元値が安過ぎた(苦笑
ちなみにオートサイトは(電源無し)4500〜10500円・(電源有り)6000〜13500円とテントサイトのような格安感はありません。
兎にも角にも清算を済ませたので、サイトに行ってみましょう!
オートサイトは車が横付け出来るけど、テントサイトは駐車場から数百m離れているので少し苦労です。
とは言えこの施設は無料でリヤカーを貸してくれるので、テントや荷物はリヤカーで運べます。
リヤカーは駐車場のすぐ下段に置かれています。
駐車場とテントサイトはそんなに離れていないしリヤカーがあるなら楽勝!かと言えば、そうでもない。
駐車場からしばらく坂道なんです。
行きは下り傾斜なんで楽ちんですが、帰りはけっこう辛い。
なので行きは大きなリヤカーでいっぺんに荷物を運ぶのが良いけど、帰りの時はアルミ製の軽くて小さなリヤカーで数回に分けるのが良いと思います。
(上の写真は2年前の下見時のもので、今回は奥の小型木製荷台のものは見当たらず小型アルミ製がもっと多く、大型木製荷台のリヤカーもありました)
さて駐車場からテントサイトまで約5分、リヤカー引いて到着。
今回指定されたのが5番サイト。
テントキャンプサイトの中では一番奥の列で、ちょうど真ん中あたり。
サイトマップで見た時は、少しトイレから離れてどうかと思ったけど、木陰でこれは良さそうな感じ。
写真真ん中あたりのサイトは陽がもろに当たっていて夏は辛そうですね。
どこも隣と密集しているので、静かかどうかは周りの人達次第。
こうした点は格安キャンプ場なんで諦めましょう。
各サイト、木枠で囲まれた5x5m
先行ブロガーなどからは狭いと不満が多いのですが、これも料金考えたら仕方ないですよね〜
どうせ利用料金は安いのだから、利用人数によっては2サイト借りるのも手ですが、枠内からはみ出る大型テントは木枠が邪魔になってサイトを跨いだ設営はできません。
まぁ古いキャンプ場ではよくあるケース。
ちなみに自分が指定された5番サイトだと木があったりするので小型アルミ製リヤカーでないとサイトに横付け出来ません。
大型リヤカーだとほんの数m程度ですが、離れた場所に停めないとならない。
今回自分が使ったテントはロッジシェルター。
床面積350x460cmですから数値上は余裕と思いがちですが、実際はスカート含めて長辺がピッチリ丁度って感じです。
おそらく木枠の外側を測って5x5mなんじゃないかと思います。
そうでなくともサイトによってバラツキがあって、たぶんだいたいこれくらい?って数値を公開しているキャンプ場は多いのであまりあてにしては危険です。
自分は、万が一を想定して小さなテントも持ってきていましたが、杞憂に終わりました。
ちなみに地面は地表は小砂利ですが、地中はほどほどの硬さなのでペグはプラペグでなければ何でも大丈夫そうです。
一箇所だけかなり硬い石が埋まっているような場所もあったので、鍛造スチール系が有れば安心かもしれません。
ただし、自分がスカートペグダウン用に使っているちびペグは小砂利層にしか刺さらず保持力弱く使いづらかったです。
今回は妻と2人のデュオキャンですが、実は所用で妻はまだキャンプ場に着いていません。
荷物運搬も設営も全部1人で済ませました。
だからというわけではありませんが、今回は手抜きの設営でインナーテントもフロアも敷きません。
正しくシェルターとして使ってみます。
大の虫嫌いな妻が、この環境に馴染めるかテストしようと思っての事です。
まだコットは1つしか持ってないので、コットは妻に使わせて自分は地べたに寝ようと考えています。
無理そうなら、途中からでもインナーテストを吊れるように用意はしてあります。
これで評判良かったらもう1つコットは買わないと・・・
設営も無事に終わったので、1人寂しく昼食にしましょう。
手抜きで流水麺と前日に購入しておいた惣菜の天ぷらです。
夏のソロキャンだと流水麺はよく食べますが、手軽で良いですよ。
妻が来るまでまだ時間があるので、場内を少し散歩でもしてみましょうか。
管理棟には売店も併設されています。
観光地料金ですが、氷からインスタント食料まである程度は揃っているので、忘れても何とかなりそうです。
(この周辺はコンビニ等がありませんし街まで出ようにも休日は渋滞も酷いので、買い出しはほぼ不可能です。)
まぁ今回は忘れ物は無いので、何も買わずに出ました。
マッタリと芦ノ湖を眺めて待ちます。
いつの間にか他のサイトも皆さん設営されて、だいぶ混み合ってきました。
これでだけ隣接した状態で混み合っていると、4面メッシュで開放して涼しくできるロッジシェルーでは丸見えになってしまいます。
なのでサイドウォールも設営して目隠しもしておきましょう♪
これで準備は万全です!
さて、そろそろ妻が来る頃でしょう。
箱根ロープウェイで来るかと思いきや・・・
遊覧船に乗って来るようです(笑
なかなか箱根を満喫しているようですね。
到着早々に夕食開始です!
今回はBBQです♪
最近話題のフィンランドBBQに
野菜をたっぷりとバーニャカウダーで
〆はステーキ肉で豪快に!
BBQとしてこのコースは我ながら良い感じでした。
特にバーニャカウダーが大正解でした。
前回の矢板キャンプでは肉が多くて妻から不評でしたので・・・
生で食べられる野菜があると焼けるまでの間の箸休めにもちょうど良い。
いや!箸休めというよりもむしろメインだったくらいです!(苦笑
レシピとして別に紹介しておきます。
食後はちょっと急いでお風呂へ!
COVID-19のために現在は時間予約制となっているので、チェックイン時に19〜20時で予約しておいたためです。
それほど広くも立派とも言えませんが、大浴場は気持ち良い。
お風呂上がりは冷たいデザート!
自宅で下準備しておいたフローズンヨーグルト
やはりこの炎天下ではクーラーボックスに入れていてもだいぶ溶けていましたが、十分冷たく美味。
夏になかなか良いと思います。
上に乗せたブラックベリーも以前に妻が冷凍しておいたものが残っていたので、そのまま拝借。
いやぁ〜良い感じです♪
レシピとして別に紹介しておきます。→レシピ
芦ノ湖キャンプ村は標高約700m強なので、都心に比べてやや涼しい感じです。
エアコン無しでも涼しいとまでは言いませんが、まぁまぁ過ごしやすい。
8月末で、昼の最高気温は30度を少し超えたくらい、夜は22度くらいまで下がりました。
今回はペラペラの寝袋を持って行きましたが、最初は下に敷いていただけですが明け方はそれでは少し肌寒かったので、お腹にかけるくらいの使い方でちょうど良い。
それなら焚き火もと思いがちですが、ここは国立公園内なので火の扱いは調理目的に限られています。
ただし、調理のためなら炭火も焚き火も可能なので、長々と調理をするという抜け道は許されています(苦笑
もちろん焚き火台使用は絶対で直火厳禁です!
まぁ今回は焚き火は諦めていて薪の準備もしていないくらいなので、気にしません。
明るい月夜で気持ち良さそうです。
いつもなら夜景でも撮りに外に出るところですが、今回はそれもやめておきました。
実は前日にイノシシが出没したらしいのです。
ちょうどチェックインしている時に職員同士の会話が聞こえて来たのですが『ガサガサ漁っている音を聞いたお客がいた』そうです。
なので生ゴミの匂い対策でしょう、わざわざ夕方・夜間と2回も各サイトを回って職員がゴミの回収に回って来てくれていました。
(通常も通路沿いに車を使って、一度はゴミ回収に回るけれど、自分達のような奥のサイトまで回れないそうです)
(通常も通路沿いに車を使って、一度はゴミ回収に回るけれど、自分達のような奥のサイトまで回れないそうです)
そこまで気を使ってくれているのに、万が一にもイノシシを刺激したりしたら施設に迷惑をかけてしまいますものね。
そんなわけで今回は明るくなるまで大人しく・・・
対策が功を奏したのか、周りを含め無事に夜が明けました。
朝は昨晩のバーニャカウダーの残りを使ってブルケッタ
これは今回1番のヒット!
今後もバーニャカウダーとセットで定番化確定です。
レシピとして別に紹介しておきます→レシピ
自分達を含めほとんどの方々は今日で帰宅のようで、朝食を終えると皆さん撤収に大わらわです。
しかしレイトチェックアウトの我が家はまだまだノンビリ。
昨晩BBQに使った道具をしっかり洗ったり、寝袋なども完全乾燥して丁寧に畳めました。
いつもはここまで丁寧な手入れが出来ないし、自宅に帰ってからの手間も減らせるので、最近はレイトチェックアウト出来るときは利用するようにしています。
それでもまだ時間が余っているので、少しお出かけ。
偶然ですが、箱根ネイチャーフェスタというイベントが開催されていたのです。
開始時間にはまだ早いようですが、散歩がてら下見をしてみました。
自分達が一番興味惹かれたのはこちらの電動自転車。
時間前なのに快く試乗もさせてくれました。
安定性・走破性が高く、とても楽な乗車姿勢で普段自分達が乗っているロードバイクとは全く別方向で面白い!
歳をとったらこういうのを普段の足にしても良いねと2人とも気に入りました。
TOYODA TRIKEさんありがとうございました。
サイトに戻ると、皆さんほとんど帰られた様子。
このくらい静かなら本当に良いキャンプ場なんですがね・・・
さて昼食は、すっかりワンパターンになっていますが焼きカレーです。
軽く身体を動かしたので、美味しく感じます。
これは以前にレシピ公開しています→レシピ
食後は一気に撤収!
やはりリヤカーを引いて駐車場まで登るのが辛かった・・・
ゴミはビン・缶は別にしてあとはプラゴミも生ゴミも全部一緒に指定のゴミ袋に入れて捨てるだけ。
ガス缶は捨てられないようです。
廃棄場所は駐車場の下段=浴場の奥です。
総じて、テントキャンプサイトは価格の割りには良いキャンプ場だと思います。
施設は過不足無く揃っています。
共同炊事場はお湯は出ないけれど、洗剤やタワシ等も有ります。
*ただしスポンジ等は数が少なく何より使い込まれているので、自前で用意した方が良いと思います。
トイレはウォシュレットではないけれど水洗で、清掃が行き届いています。
たまたまかもしれませんが、蚊や虻などの虫が皆無だったのも好印象。
全く虫がいないとは言いませんが林間サイトの割りには随分少なめでした。
地べたに寝ていた自分の顔にカメムシやバッタが跳んできたのはご愛嬌(苦笑
サイトの狭さだけはどうにも出来ませんが、多くの方々は小さめテントを持ち込まれて我慢していたようです。
そこに大きめタープで過保護張りがよく見られた光景でした。
ほとんどをタープ下で過ごして、寝る時だけテントに籠る。
虫が少ないので、雨が降らなければそれが最適解じゃないかと自分も思いました。
雨が予想されたら大きめスクリーンタープorシェルターにカンガルースタイルかな?
ロッジシェルターだと全てがジャストサイズだったので、自分にとっては中々快適なキャンプ場でした。
これらの情報が皆さんのお役に立てたなら幸いです。