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葛って薪になるのかな?

このブログで度々紹介していますが、自分は近所の公園整備活動ボランティアに参加している。
緊急事態宣言下でもマスクを着用しソーシャルディスタンスを保ちつつ活動しています。
今回は伸び過ぎて鬱蒼とした樹々の剪定。
切った木をそのままにするわけにはいかないので、清掃局に持って行ってもらうために短く切りそろえてまとめておかなければならない。

業者ならばチェーンソーでスパスパと簡単に作業するのでしょうが、素人の我々は安全優先でノコギリによる手作業です。
これがけっこう大変なんですよ。
その報酬というわけではないが、そんな中から薪に使えそうなものを自分は持ち帰っているのです。
もちろん勝手に持って行くのではなく、しっかり許可を得て持ち帰っています。
全部持ち帰っても構わないと言われていますが、1人じゃこんなに使い切れないし、保管する場所も有りません。
なので薪に良さそうなものを選んで持ち帰るのですが…
今回はかなり太めの葛のツタが有ったのでそれも持ち帰ってみました。

これ元々は細い蔦ですからねぇ〜
普通はこんなになる前に我々が除去するんですが、これは見落としていてすっかり成長してしまった。

一番太い根元は直径15cm以上ありそうです。
細い蔦でも乾燥させれば燃えるのは間違い無いでしょうが、すぐに燃え尽きて薪にはならない。
だけどこれだけ太ければ薪として燃やせるのではないかと思うのです。
葛はノコギリを引いてみると意外と繊維質な感じは無く、とっても軽く切れる=密度が低いのがわかります。
なので火持ちが悪いことは容易に想像がつきますが、香りはどんな香りかな?
最近は焚き火もブームのようでいろんな媒体で紹介されていますが、火持ちの良い広葉樹をありがたがる傾向のような気がします。
だけど、針葉樹だって焚き付けにしたり調理の際に火力を上げたりと使い道は十分あります。
葛だって薪として使い道があるかもしれません。
ですが「葛」「薪」で検索してみても全く情報が見つからないのです。
これは、自分自身で実際に燃やして体験してみたいと思っちゃったんですよ。
切り口を見てみるとボンヤリとですが年輪が見えますね。

上が葛です。
下は樫の木かな?
とにかく切り口が全く違うのがよくわかるでしょう。
生木は切って1年以上は乾燥さないと水分が多過ぎて薪には使えないと一般的に言われています。
乾燥不足の薪を燃やすとモクモクと白い煙が立つ、爆ぜるなど問題が発生するからです。
だから乾燥機で強制乾燥するか、薪棚に積んで自然乾燥するわけです。
しかし我が家に広い庭は無いので、フラワースタンドを薪棚代わりにして少量の薪を乾燥・保管しているのです。

高儀(Takagi) インテリアガーデンスタンド 3段 小
高儀(Takagi) インテリアガーデンスタンド 3段 小
現在は写真よりももっとギュウギュウと山盛りになっていて、乾燥した薪はキャンプを待っている状態です。
本当は縦割りにして干した方が早く乾燥するのです。
なので今回は自宅で薪割りをしようかと思ったのですが・・・
住宅街で薪割りは騒音の元になるのでやめておきました。
今回の薪はいつもよりもやや太めの枝や幹だったので、乾燥には1年半くらいは置いた方が良さそうです。
でも目の詰まっていない葛は半年くらいでも乾燥するんじゃないかと予想しています。
うぅ〜ん葛は全く情報無いから、よくわかりませんねぇ…
今度安物でいいから水分計買っちゃおうかなぁ〜

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キャンプでの焚き火はもちろん楽しいのですが、その材料である薪を育てるのも楽しいものです。
関東はもうしばらく緊急事態宣言が続きキャンプに行きにくい状況が続きそうですが、こんな楽しみ方もあります。
焦らずゆっくりと待ちましょう…
 –追記–
葛が薪として使えるかどうか、結論出ました→リンク
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