それでもどうにかこうにかやりくりして行ったキャンプが先日紹介した天神浜オートキャンプ場、そしてもう1つがここ富士山キャンプランド!
何だよけっこうキャンプ行ってるジャン!? たいして忙しくなかったんだろ? 忙しぶるなよ
そんな声が聞こえてきそうですが、予約を入れた時はまだそんなに忙しくはならないはずだったんです。
空いている土日に年賀状用の写真を撮りに行こうと思ったんです。
ただまぁ行こうと決めたのが9月とやや遅かったので、写真映えしそうな人気キャンプ場はもう予約が取れない。
本当は、ほったらかしキャンプ場やふもとっぱらで富士山をバックに撮りたいなと思ったわけです。
他に富士山が綺麗なキャンプ場ってないかな?
そんなこんなで選んだのがコチラ!
ここ富士山キャンプランドは富士ミルクランドという観光牧場内にあるキャンプ場です。
名前からして富士山の近くで富士山がバッチリ見えそうじゃないですか?
実際ふもとっぱらの近くだし、これは良いんじゃないかと思ったわけです。
そして牧場だったら子供達も遊べるだろうなと思って、いつもよく一緒に行く甥っ子達にも声をかけてみたのです。
ただいつも一緒にキャンプについてきた高校生の甥っ子、実は彼女が出来たのです。
案の定「今回はパス」とのお返事。
まぁそりゃそうだよねと成長を喜びつつ、これからはもうソロキャンか妻と二人のデュオになるのだろうなと思い寂しさも感じていました。
ところが中学生の末娘が「行ってみたい」と言うじゃありませんか!?
この末娘、過去にも何度か「一緒に行く」と言っておきながら、直前になって「やっぱり行かない」と言い出しているのです。
今年の春頃には自分達夫婦と鎌倉に遊びに行ったりと、懐いてはいるけれどやはり泊まりだとハードルが高かったのでしょう。
とにかく今まではキャンプに参加することは無かったのです。
それが突然の参加表明!? これは嬉しい展開です!
しかし、一方でこの富士山キャンプランドってあまり高規格とは言いがたいのが不安要素。
年頃の女の子の初キャンプはスウィートグラスなどのお洒落な高規格キャンプ場が良いと思うのですが・・・
とは言えこの機会を逃すと、二度とキャンプに行こうという気にならないかもしれません。
このチャンスを逃すわけにはいかない!
とにかく出来る限りの「おもてなし」精神でどうにか楽しませ、またキャンプに行きたいと思ってもらわないとなりません!!
かつて無い高いハードルを越える気分で、このキャンプには挑んだのですっ!!!
おぉ〜ちゃんと準備している! 行く気満々だっ!!
伯父バカとしてはもう感無量です!!!(笑
気分は最高! しかし!? こんな時に限って大渋滞です!
どうやら東名高速の工事と交通事故が重なってしまったようです。
ヤバイ! なかなか動かない・・・
このままでは、計画に支障が出てしまう。
そう!姪っ子のためにあるイベントを予約してあるのです。
このままでは間に合わない・・・
仕方無く高速道路を降りて、一般道に予定変更です!
そうなると今度はお腹が空いてきた。
道の駅ふじおやまに寄ることにしました。

富士山カレーがあるのが、いかにもって感じです。

セルフサービスの無料のお茶がなかなか美味いことに姪っ子は感心しています。
そう! 茶所静岡はこんなお茶でも美味いんだよ!なんてどうでも良いことで盛り上がります!
少しだけ店内を見たら、ストリートピアノが置いてあります。

姪っ子は小さな頃から10年もピアノを習っているのです。
COVID-19せいで去年は発表会を直接見られなかったんだよなぁ・・・
周りに人がいないのを確認してから「弾いて」ってお願いをしたら、サラッと弾いてくれました!?
恥ずかしがり屋だったのが成長したなぁ〜 オジサンは既に泣きそうです(笑
13:20に着きました富士ミルクランド!

急いで牧場内の受付に走ります!
予約してある体験イベントは14時から!
受付は30分前までに来るように言われています。
キャンプの受付は後回し!?
姪っ子と妻を体験イベントに向かわせてから、自分一人でキャンプ場の受付に向かいます。
一人でテント設営して・キャンプの準備が整ったら自分も体験イベントに向かうからと言いくるめておきます。
まぁさすがに短時間で設営を全て終えるのは無理でしょう、心おきなく楽しんでもらえるなら設営くらい一人でやってみせますよ!
牧場奥に進み、キャンプ場に到着!
うぅ〜やっぱり既にけっこう利用者がいます。
ここ富士山キャンプランドはフリーサイト。
まだ良い場所が残っているかなぁ〜?
姪っ子を喜ばすためには場所選びも重要です。
トイレ・流しに近い場所や、富士山がよく見えそうな場所は既に先客がいます。
しかし中央あたりにポッカリ広いスペースが空いています。
一度車を停めたら動かしにくそうだから敬遠されたのかな?
でも今回のキャンプは1泊、おそらく車を動かす時はチェックアウトの時。
そのへんは気にしなくても大丈夫でしょう。
悩んでいる時間はありません、即停車してテントを降ろします!
よし! これで場所は確保した!!
あとは落ち着いてテントを張るだけです。
今回のテントはお洒落優先でNordiskのAlfheim
たくさんペグ打ちするのがちょっと面倒だけど、設営自体は一人でも簡単です!
テンマクの焚き火タープも張り終えて、荷物をテント内に移している最中に姪っ子が来ました!!
そしてテントを見ると少し驚いた様子。
どうだ!? オジサン自慢のとんがりテントは!?(笑
今回は久しぶりにインナーも付けてあります。
Alfheim19.6のインナーは中で仕切があるので、インナーも二分割して使えます。
いくら懐いているとは言え、そこはお年頃の女の子。
オジサンと一緒に雑魚寝は抵抗があるだろうと、配慮したわけです。
オバチャンと二人で寝るか?一人で寝るか?聞くと、「一人で使う!」と即答です。
広々と自分の空間を占領したいのでしょう。
インナーの残り半分を自分達夫婦が2人で使うことにしましょう。
スタイリッシュなテントに個室まで与えられて、かなりご機嫌な様子。
やっぱりAlfheimにして良かった〜
心からそう思いました。

そう! 体験イベントはバウムクーヘン作りだったのです!!

楽しかったようで声も弾んでいます♪
良かった〜 喜んでくれている〜
姪っ子お手製のバウムクーヘンを頰張りながら、少し休憩。
こんな美味いバウムクーヘンを食べられて幸せ絶頂です!!!
日が完全に沈む前に夕飯の準備をしないとなりません。
姪っ子と妻が2人で下ごしらえをしています。

ただただ幸せ・・・
富士山が赤く染まってきています。
姪っ子は夕飯のお手伝いだけではありません。テントに電飾を付けてもくれました!
うぅ〜ん・・・
まぁ初めてですから!(苦笑
そうこうしている内に夕飯の準備が整いました。
今日はキャンプ飯の王道! BBQです!!
お肉はいつもより豪勢に♪
〆はお約束の焼きマシュマロ!
堪能してもらえたようです。
そのまま炭から薪に移行して、焚き火の開始。
焚き火を囲んで話すと何か和みますよねぇ・・・
話しは尽きないようですが、就寝時間が近付いてきました。
かなり冷え込んできています。
暖かいシュラフにくるまれて、そろそろお休みなさい・・・
でもオジサンはもう少しだけ1人で夜を楽しみましょう。
とっても綺麗な月夜です
それにオリオン座も見えています。
いやぁ〜良い夜だなぁ・・・
昨晩の姪っ子は焚き火を楽しんでいたので、「朝も焚き火したい?」と聞いたら「やってもいいかなぁ〜?」なんて言っていたので、馬鹿なオジサンは早朝から起きて火を起こしたのです。

でも声をかけても、「眠いからいい」と、つれないお返事。
まぁ良いのですよ、オジサンはこのくらいではめげません!
富士山もちょっとだけ見えた時がありますが、この後は完全に雲に隠れてしまいました。

そう言えば、元々は写真が目的だったんだなぁ〜と少しは思い出すも、姪っ子可愛さにどうでも良くなるのでした(苦笑
いつまでも寝かしてあげたい気持ちはあるのですが、今日も予定は目白押しです。
まず朝食を食べないと・・・
我が家のキャンプ定番のホットサンド
朝はあまり食べられない子なのですが、ホットサンドはとても気に入ったようで後で「食べ過ぎた」と言っていました。
さて撤収ですが・・・
これも1人でやろうと思います!
キャンプに来る前に、姪っ子も少し調べていたようで引き馬とスラックラインをやりたいと言っていたのです。
本当は昨日やらせてあげようと思っていたのですが、到着が遅れたせいでバウムクーヘン作りしか出来なかった。
やりたいことはどうにかやらせてあげたいので、姪っ子の付き添いは妻に任せて、自分は撤収に専念しようというわけです。
それにやはり牧草地はどうしても夜露が付きやすい。
カビ防止のためにはしっかり乾燥させたいのです。
そのためには撤収開始はギリギリまで待ちたい。
ここは追加料金を払えば、レイトチェックアウトも出来ますので。
姪っ子と妻を見送って黙々と撤収開始!
まずはしまえるものからしまっていって最後にテントとタープをしまう予定。
しかし!10時を過ぎても完全に乾燥してくれません。
うぅ〜ん昼食やなんかもありますから、これ以上は待てません。
半乾きですが諦めて畳んでいきましょう。
10時半になったら姪っ子も戻ってきてくれました!
あれ?早くない?と思ったら、馬術大会に参加するために馬がいないので引き馬が出来なかったそうで・・・
代わりにこんな風に屋根を渡る羊が見られたそうです。
他にもスラックラインを楽しんだり、ジェラートを食べたりしてじゅうぶん満足だと言ってくれたのですが・・・
うぅ〜んゴメンよ!
姪っ子と妻も手伝ってくれて、撤収も完了!
1時間オーバーの超過料金を支払ってキャンプ場を後にしました。
これで終わりかと思えば、もう一度ジェラートを食べたいそうです。
さすが牧場! やはり一味違うようですね。
では自分もソフトクリームを食しましょう!
ただ事故渋滞で遅れたのがひびいて、最後まで慌ただしかったです。
おかげでキャンプ場の写真があまり撮れなかった。
なので場内の様子をあまり詳しく伝えられません。
やはりちょっと古い世代のキャンプ場という感じで小綺麗さや快適性は少し落ちますね。
キャンプ場内に設置されているトイレは仮設トイレなので、姪っ子は一度もそのトイレは利用しませんでした。
自分的には充分綺麗だと思うのですが・・・ やはり年頃の女の子は「仮設」と聞いただけで拒否反応が出てしまいます。
牧場の方にも屋外ですがトイレがあり、そちらも24時間使えるそうなので、少し遠いのですが毎回そこまで歩いて行ってました。
でも仮設トイレ自体がそもそも数が足らず常に並んでいるので、そうした事情もあり牧場のトイレを開放しているようです。
それと牧場ならではの匂いも気になっていたそうです。
自分はあまり気にならず、入場して1時間も経つと慣れてしまったのですが・・・
この辺りは個人差あるでしょうが、やはり今時の女の子にはやや敬遠されるようです。
炊事場も、収容人数の割りに蛇口が少ないのでタイミングを見計らわないと、かなり待たされます。
ただそうした環境のせいか、比較的予約が取りやすいキャンプ場でもあります。
今回もふもとっぱらの予約は満員でしたが、こちらは空いていたというわけです。
牧場は色々な体験があるのですが、今回の引き馬のように出来ないことも多そうです。
バウムクーヘン作りも土日だとしてもいつもやっているわけではないので、事前の問い合わせ・予約は必須です。
姪っ子はけっこう楽しんでいたように見受けられましたが、小学生以下の子供向けと感じていたようで「一度来たら次はもういい」だそうです。(苦笑
自分が元々期待していた富士山の風景も鉄塔が邪魔になって、絶景と呼ぶには難しいと感じました。
小学生くらいのお子さんがいるファミリーキャンプ層には合っていると思いますが、おそらく自分はもうこのキャンプ場に来ることは無いかな?と思います。
後日談ですが、乾燥が間に合わなかったテントとタープは翌日の出張にそのまま持って行って、ホテルの部屋で乾燥させていました!?