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TinyCampVillage2022春

最近の自分は在住県内のキャンプ場を意識するようになった。
COVID-19の影響で緊急事態宣言や蔓延防止法の発令によりキャンセル・中止になることが増えたからです。
必ずしも同県内ならばキャンプが出来るわけではないし、逆に県外のキャンプ場でも支障なく受け入れてくれる事もあるだろう。
ただまぁより確実性を上げるならやはり自分の在住県内のキャンプ場の方が無難だと思うようになったからです。
そんな思いから自分の在住県=神奈川県のキャンプ場を色々と調べているのだが、どうも自分の好みにピッタリ合うキャンプ場が少ない。

だが、公式ホームページを見てコレは!?と思ったキャンプ場もあった。
それがここTINY CAMP VILLAGE(タイニーキャンプヴィレッジ)

公式ホームページを見る限りはかなりお洒落で快適そうだ。
それに区画サイトが広そうだ。
しかしTINYの名前から察するようにキャンプ場自体は小さい=受け入れキャパが少なく、1日5組限定。
即ちなかなか予約が取れない。
それでもライバルの少ない平日を狙い、1泊2日を何とか予約できたので楽しみにしていたのですが・・・
2日目にどうしても外せない仕事が入ってきてしまった!?

うぅ〜ん・・・
せっかくとれた予約をキャンセルするのは忍びない!
1日だけでもデイキャンプになっても構わないからこれは強行しようっ!!
それに急に入った仕事ならば急に予定変更になる可能性だって僅かにあるはずだっ!!!
そう思って敢えて予約は1泊2日のまま何も変更せずにいたのですが・・・
仕事はドンドン予定外に忙しくなるばかり。
病院に行こうと思って空けておいた日も仕事で潰れてしまった。
でも早めに病院にも行かないとだし・・・
なんて考えたら、キャンプを予定していた日以外は全部仕事で埋まってしまった・・・

えぇいっ! 朝一番で病院に行ってそのままキャンプに行くしかないっ!!!!
このTINY CAMP VILLAGEは東名高速厚木インターから約7km
都心からのアクセスも抜群なのが特徴。
同県内の我が家からならば1時間ちょっとで着けるのだ!
移動時間が短いというのは時間の有効利用という観点からもとってもありがたい。
通常チェックインは12時から受け付け開始だが、午前中に用事が有った自分でも13時頃には現地に到着できた。

さてそんなこんなで無事に到着。

受付はこちらの建物

手作り感溢れるお洒落な感じですね♪

事前には何も相談していなかったので、当日に帰る場合は何時頃まで居られるのか聞いてみました。
保安上の都合で施錠するようなキャンプ場もありますからね。
(もちろん日帰りでも1泊2日の料金は支払う旨も伝える。)
すると「逆に何時頃まで居たいのですか?」と聞かれ
『夜10時頃に出られれば一番理想的です』と答えると、
「夜早くに就寝したいお客様もいるかもしれないので、夜9時以後に車を動かすなら手前の駐車場に車を置いて欲しい」とのご提案。
『逆に言えば夜9時までだったら、サイトに車を置いても良いという事ですか?』と聞くと「そのとおり」との返答。
ならば無理せず、夜9時にチェックアウトすることにしました。

と、こんな感じにとても融通の利く柔軟な対応。
そしてサイトの場所指定は管理人さんが当日の各組の人数やテントの大きさなどを考慮しながら決めるのですが、夜に帰る事を考慮して手前から2番目のサイトにしてくれました。
(一番手前のサイトは既にチェックイン・設営済みでした)

それがこのサイト

都心近くのキャンプ場にしてはずいぶんと広いですね!
公式サイトによると各サイト約10x10mとの事ですが、おそらくこのサイトは7x13mくらいじゃないかと思います。
自然の地形を利用しているわけですから、各サイト違いがあるのは当然です。
と言うか、このサイトもかなり広いです。
これなら大型テントでも充分設営可能でしょう。
更に広く使いたければ、手前の駐車場に車を移動するという手もあります。
TINYと名乗っておきながら、全然小さくない!!(笑

さて早速テント設営です!
今回ここまで無理してでもキャンプしたかった理由の一つは、延び延びになってしまった小川タッソTCの初張りです!!
元旦に初売り福袋で購入してから初張りまで2ヶ月半もかかるとは!?(泣
このタッソは状況や好みによって8〜6角形など複数の形で設営出来る面白い幕なので、設営してはバラシてを繰り返して一通り試してみました。


で、まぁ自分には(風が強くなければ)上の画像のスタイルが好みだとわかりました。
いやぁ〜思っていた以上にこれ良い幕ですっ!

何回もテントの設営・バラシを繰り返して少し汗ばんできました。
これは温泉に行きましょう!!
このキャンプ場自体はお風呂もシャワーも無いのですが、歩いて3分程度のところに日帰り入浴出来る「七沢荘」という温泉があるのです。
散歩がてら歩いて行ってみたら

休みでした(苦笑

事前に調べておかなかった自分が悪いのです。
それにこの地域は七沢温泉郷として幾つも温泉宿が軒を連ねています。
七沢荘以外にも日帰り入浴出来る施設はあると思いますが・・・

今日中に帰らなければならい自分に時間の余裕はありません、今回は諦めました。
キャンプ場に戻って、のんびり場内を散策してみました。

このキャンプ場で特徴的なのがJIG HOUSE

ここはなかなかユニークで、イベントスペースでもありカフェスペースでもあり共用スペースでもあります。

イベントなどが有る時以外は、自由に使って良いそうです。
ちなみに置かれている食器等も自由に使って良いそうです。

ちょっと海外のバックパッカーズを思い出させてくれます。
このJIG HOUSEにはAC電源が敷かれているので、その電源を使っても良いしWi-Fi電波も受けられるのでリモートワークも出来ます!(笑
ちなみにWi-Fi電波はサイトでも受信できました。
ただし全てのサイトで受信出来るのかは確認していません。

その奥に受け付け・ロビー

室内にはズラッと本が並び、これも自由に読んで良いそうです。

これらの施設全てが、オーナー自らの手作り。
プロの仕事のようなシッカリ感はありませんが、手作り特有の雰囲気の良さがあります。
このセンスが好みに合致すれば、かなりお気に入りのキャンプ場になると思います。

一方でこれらの施設が完全に管理・メンテナンスされてるとは言い難く、あちこちでくたびれて雑然とした印象を受けたのもまた本音。

サイトの横には小川が流れています。
横の林もキャンプ場の敷地なので入っても構わないと言われたし、ちょうど自分のサイトに橋がかかっているので少し散策してみました。

でも左方に柵が見えますね、別の所有地と隣接しているようです。

森遊びをするには少し物足りないかな〜
ただこの林が良い目隠しになってキャンプ場のプライバシーが守られているのでしょうから、大事な林です。
区画が広いおかげと、大人数のグルキャン受け入れを拒否してくれているおかげで、とっても落ち着いた雰囲気で過ごすことが出来ました。

夜には焚き火でマッタリ。
このキャンプ場は直火もオーケーなようですが、その場合は原状回復が絶対です!
後の利用者のテントが煤で汚れたらガッカリじゃないですか。
原状回復出来ない人は焚き火台を使いましょう。

自分も使っているユニフレームのキャンプケトル、これのジャンボサイズ(2.5L)をJIG HOUSEで見つけたので借りてみました!

今回は短時間滞在なのでケトルは持って来なかったのですが、やはりコーヒーを淹れるのにはケトルがあると捗ります。
こうした小物が借りられるのは予想外に助かりました。
まぁソロで使うのにジャンボサイズは大き過ぎましたが(笑
このジャンボサイズは限定品だったのでヤフーショップなどではプレミアム価格で販売されていたのを覚えていますが、自分の使い方ではやはり買わなくて正解だったなと思いました。
こういう感覚は実際に使ってみるとよくわかるので、試用出来たと考えると貴重な経験でした。

このマッタリ時間をずっと味わっていたいのですが、そろそろ帰りの準備をしないと!

借りたケトルは借りる前より綺麗にして返すのが礼儀!!
暗がりの撤収でも明るいルーメナーのおかげで楽チンです♪
予定どおりに撤収完了! 21時前に退去出来ました。

思ったとおりに落ち着いた良いキャンプ場でした。
施設の充実度で言うと高規格キャンプ場とは言えませんが、JIG HOUSEなどの独自の施設を考慮すると、並みの高規格キャンプ場以上の素晴らしさです!
首都圏からの近さを考えると区間の広さも特筆ものです!!

ただお洒落な見た目などは思ったよりも微妙だったなというのが素直な本音。
作ったばかりの頃は綺麗だったのが数年経って、ビンテージ感ではなくただボロくなっただけといった印象。
それと眺めなどの景観はお世辞にも美しいとは言い難く、美しい里山というよりは鬱蒼とした森といった雰囲気なのも否めません。

それに人家が近いせいもあるのでしょうがネット等で周り覆っているのもやはり景観を損ねています。

でもこれは仕方ないのかなと思います。
何と言っても都心から近くでキャンプ場の営業が周囲の住民から受け入れられる地域などごく稀ですから、景観を最優先に考えるのは無理があります。

それに美しく保つには人手が多くいるのが現実。
おそらく「ほったらかしキャンプ場」のような手作り感・ビンテージ感を目指して作ったと思うのですが、あちらは大きな企業運営。
対してこちらは小規模な個人運営。
いくら小規模なキャンプ場とは言え、完璧な保守メンテナンスなんて無理なんです。
むしろかなり大健闘されていると思います。
現状、既に大人気キャンプ場ですから何も変えなくても問題は無いのでしょうが、ずっと長く利用したい良いキャンプ場だったので、いろいろ余計なことを思ってしまったのかもしれません。

今度は妻と一緒にまた利用したいと思います。
そのためには予約頑張らないと… (苦笑

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