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脆弱ジジイが挑む自転車冬キャンプ

ちょっとお久しぶりです。
サイトを引越したもののなかなか新規投稿も出来ず、キャンプにも思うように行けていない日が続いています。
とは言え全くキャンプに行っていないわけではありません。

今回は自転車移動での冬キャンプに挑んでみようと思います。

昨年末の記事で白状していますが、最近めっきり身体のアチコチが弱っています。
快適な道具満載のオートキャンプならばまだまだしばらく楽しめそうですが、自分の身体が資本の自転車キャンプはそう長くやれる自信がなくなりつつあります。
諸々の事情により、自分はロードバイクによるバイクパッキングと呼ばれるスタイルで自転車キャンプを行おうと考えています。

しかし上記の写真のバッグでは、自分が持って行きたいキャンプ道具の数々を収納するのは難しい。
当初はフロントフォークに大型カーゴを付けてそこにテントや寝袋を入れようと考えていた。

Blackburn(ブラックバーン) OUTPOST CARGO CAGE アウトポスト カーゴケージ 7056599
自分のロードバイクのフロントフォークにはダボ穴が無いので、ベルトでダボ穴を増設
ELITE(エリート) VIP
先行ブロガーを参考にした限りではこれでうまくいくと思ったのですが、自分のバイクのフロントフォークは細いのでこのケージがしっかり固定できず予定よりも積載できず、2022年夏のキャンプでは寝袋など大きく嵩張る道具は持っていくのを諦めたのです。
しかし寝袋を使わないなんて無茶は夏だから出来たことです。
さすがに冬の寒空でそんなことをしたら凍えて体調を崩してしまいます。
今回の冬キャンプでは道具を減らすことなく万全の体制ので挑みたい。
もちろん前回購入したブラックバーンのカーゴケージ取り付けは再度試みてみました。
しかしやはり自分のロードバイクのフロントフォークでは、しっかり固定できそうにない。
これは取り付けバンドが変えればどうにかなるのかな?
他社の製品ならばどうと思ってGORIXのプラスティック製のものも試してみた。
GORIX(ゴリックス) 自転車 フロントフォーク ケージ フロントフォークマウント ボトルケージ 大型ケージ 多目的ケージ キャンプ ツーリング バイクパッキング 輪行袋収納など(CARGO CAGE)
取り付けベルトがどんな構造化よく分からなかったが、プラスティック製で本体は軽くなるし比較的安価だったので、とにかく試してみようと購入してみました。
しかしやはりこれもしっかり固定されない。
この製品はフロントフォークにウレタンを巻いてタイラップで締め上げるという方式でしたが、ケージにいざ荷物を載せるとやはりぐらついてしまう。
どうやらこうしたケージは、フロントフォークに最初からダボ穴が装備されているグラベルロードや、ベルト留めするならばもっとフォークが太いMTBなどでないと厳しいようです。
装着できる可能性が低いケージをこれ以上購入して試すのも無駄遣いなのでこの方式は諦めることにします。
ではどうやって道具を運ぶか?
自転車に装着できないならば、身体に着けるしかありません。
背中が蒸れるのと、何より肩が凝るためあまり使うことはないのですが、以前からディパックは所有しているのです。
自転車界隈で背負い心地に定評のあるドイター、その中でも元々はMTBツアー向けに開発されたモデル=トランスアルパイン

[ドイター] スポーツ・アウトドア用バックパック トランスアルパイン 24 ブラック D3200021-7000 2021年モデル メンズ

自分が所有しているのは10年近く使っている古いモデルで最新のものとは少し違うが、基本的なコンセプトは変わらない。

ドイターならではの優れた背負い心地はもちろん、汗を多くかく自転車向けに背中面の通気性を重視し、ヘルメットの収納やレインカバーの標準装備など、自転車に必要な要素てんこ盛りです。

背中に荷物を背負うので身体の自由度はやや落ちますが、フロントタイヤ周りに荷物を配さないで済むので、トータルで考えれば運動性能はそんなに変わらないのかもしれません。
さて道具の準備は出来た。
次は目的地を決めましょう。
先述したように、身体の状態は正直あまり良くない。
特にここ数ヶ月、股関節や膝など脚の痛みがずっと続いている。
医者に処方してもらった痛み止めでなんとか通常の生活はこなしている状態。
他にも軽い糖尿病や花粉症など大量の薬でやっと普通の生活を維持しているのが実情。
こんな現状では、あまり激しい運動に自信がもてない。

となると長距離や激しい登り坂は避けたい。
要するに自宅から近くて低地のキャンプ場を目的地にせざるを得ない。
そうして選んだのが「クアハウス山小屋
自分の住む神奈川県内=伊勢原市にあり、我が家からはルートにもよるが50km未満とちょうど良い距離だ。
最後の数kmは山間部になるので少し坂はあるが、標高300mくらいの地点だからそこまで酷い激坂は無いだろう。
何より魅力なのが施設名にクアハウスと冠しているようにお風呂(有料)がある!
自転車を漕いで汗ばんだ身体を洗うにも、冬の寒さで凍えた体を温めるにも最高だ。
それ以外の施設は、高規格キャンプ場とは呼べない程度のもののようだが、自分1人ならば全く問題無い。
元々が場所的に、大山登山の登り口に位置しているのでハイキング客の利用も多いと思われる。
だから「山小屋」と言うネーミングなのだろうし、そんな都会的なレクリエーション施設なわけがない。
大山ではそんな本格的な登山ではないが、BBQやマス釣りなども楽しめる簡素なアウトドア施設なんだと思います。
自分は、夏の自転車キャンプではただの河原に野営をしているくらいですから、風呂のあるキャンプ場というだけでかなり豪勢なもんです。
このキャンプ場はホームページ内のweb上で1週間前までは予約ができるようだが、それ以後は電話で予約とのこと。
要するに直前でも受け付けてくれるという事だ。
自転車キャンプで雨は避けたい。
早くに予約したが天気予報が悪化してキャンセルなんて事態は避けたいので、直前まで様子はみたい。
土日で1泊を予定しているが、どうも月曜以後は芳しく無いようで雪の予報。
雨はもちろんだが、雪の中を自転車で走るなんて絶対にやりたくない!
天気予報を毎日チェックしていたが、自分が帰宅をとっくに終える日曜日の夜から雨が降り出すようでキャンプ中は問題無さそうだ。
よし! これなら大丈夫だろうと木曜日に予約完了!
冬のわりには利用者が多いようで、電話口では「小さめのソロテントで1組ならば利用できます」との返答だった。
ふぅ〜危ない、前日あるいはいっそ当日予約とも考えていたが、それでは予約が取れなかったかもしれない。
これで準備は整った!
当日は、前日までの仕事の影響で予定よりも大幅に出発が遅れた。
というか出発30分前まで仕事をしていた(汗
なんとか仕事を終えて大急ぎで自転車にキャンプ道具を積載する。
大慌てで自宅を出発したのが12時!?
本当は10時には家を出ようと考えていたのに!!
いくら50km未満の近場とはいえ信号待ちなどを考慮すれば3時間はかかるだろう。
道中、適当なお店で昼食をと考えていたが、その暇は無い。
キャンプ場にレストランも併設されているようなのでそこで食べても良いかな?なんて考えながらペダルを踏んでいると、実母の介護に行っている妻からメッセージが来た。
「天気予報が変わって明日夜明け前後、雪マークが付きました〜」
えっ!!!!!
なんだって!?!?!
雪?????
忙し過ぎて今日は天気予報を見ていなかった…
まだ自宅を出て5kmも走っていないくらいだったので、引き返すなら今だ。
冬にびしょ濡れで自転車は辛すぎる、ましてや雪で路面凍結したら2輪車の危険性は半端無い。
とは言えせっかくこのために購入した数々の道具が使えないと…

次のキャンプの予定はしばらく難しい…

えぇ〜いっ! 高校時代は10cm以上の積雪でも走っていたじゃないか!!

念の為にレインウェアなどの雨対策は用意してある!!!
もうやるしか無いだろう!?
覚悟を決めて走り出す。
伊勢原までは、自動車で何度も通った道なので完全に想定通りのほぼ平坦路。
目的地まであと5kmくらいになるとやはり登り基調、特に最後の2kmくらいはけっこうな登りだった。
いやまぁ数年前の自分ならなんとも思わない程度の登りだが、最近はほとんど自転車に乗っていなかったので明らかにトレーニング不足です。
ヘロヘロになりながらもまぁなんとか15時過ぎに到着。
写真に写っている施設内で受付を済ませ、指定のサイトへ
杉林の一番奥の方が自分が指定された区画だ。

赤いパイロンに自分の名前が書かれた紙が貼り付けられていて分かりやすい。
「7」と数字が書かれていたので、ここが区画番号7という事かな?
既に他に何組もテントを設営しており、半分くらいの区画は埋まっているようだ。
しかし繁忙期でないので半分くらいは空けたままのようで、他にパイロンは1つしか置かれていなかった。
建物に近い空いた区画に移動しても良いと言ってくれたが、一番奥の静かで目立たない場所の方が気に入ったのでそのまま設営。
今回のキャンプのために用意したテントは国内の登山用品メーカーの製品でoxtos(オクトス)アルパインライト
夏の自転車キャンプでは中華メーカーのネイチャーハイクネビュラ2を使っていたが、あのテントはインナーテントが総メッシュ。
夏ならば通気性がとても良くて暑さ対策に良いが、冬では寒過ぎる。
色々と考えて、本格登山用の割りに安価と評判が良かったので、ファブリックインナー採用のこれに決めたのです。
標高が低いとはいえ雪予報が出ている天候なので、真価が問われます。
さてテント設営が終わったらまずはとにかく着替えたい。
サイクリングウェアは自転車を漕ぐには最適だが、ピッタリし過ぎてゆったりと寛ぎにくいし動いてない状態では寒過ぎる。
汗が冷える前に持ってきたダウンウェアに着替えよう。
とは言えこんな天井の低いテントだと中で着替えるのはちょっと面倒だ。
こんな時、目立たない一番奥の区画は本当に助かる。
自転車キャンプでのウェアに関しては別記事にまとめてみました。→リンク
興味のある方はご覧ください。
さてテントは建てた、着替えも終えた、お腹は空いているのだけれど先ずはコーヒーを挿れて落ち着こう!
ゆったりと過ごすためにヘリノックスのチェアゼロWild-1の初売りで購入していたのです!
ではお湯を沸かすか〜
と思って調理道具を出すと…
無い!?
世界最軽量のワンバーナーBRS3000Tが無いっ!!!!
いつもコッヘルの中にOD缶やライターと共に入れているのに…

パッキングする時に念の為にとOD缶のガス残量をチェックしたのだがその時に、あまりの小ささから戻し忘れたことに気が付かなかったのだろう。
くっそ〜こんな事ならチェックなんてしなければ良かった。
しかしこれは参った、自分にとってキャンプに占めるコーヒータイムはかなり大切。
あっ! というかこれでは飯も作れない!?(そっちの方が大事?)
まだ昼飯も食べてないのに…
そう思うとメチャクチャお腹が空いてきた。
自炊は諦めてキャンプ場のレストランを使うことにします。

もっと簡素な施設を予想していましたが、大きな薪ストーブがあって暖かいし、思ったよりもオシャレですね。
気分も良くなったので、ガツンと豪勢にいきましょう!
「鹿肉のステーキ定食」1580円だっ!!
しかし生憎と売り切れでした…
なんかもう今回のキャンプって不運が付きまとうなぁ〜
とにかくお腹が空いているので「山小屋カツカレー(きのこ入りライス)」1230円を大盛り+50円で!
まぁこんなところのカレーなんてボンカレーみたいな業務用のレトルトカレーを温めて、きのこ入りと言っても安いシメジを乗せたくらいのもんでしょ。
と、さほど期待せずに待っていると、予想外になかなかカレーが来ない。
ん?普通カレーって一番早く提供される代表格でしょ?
それが10分待っても来ない…
って事はカツは揚げたてが乗ってくるかな?
これはちょっと嬉しい誤算です。15分以上待ってカレーが来ました!

予想どおりカツは揚げたて! しかもライスはキノコピラフ?のような感じ。
うわっ! なんじゃこれ!! カレールー美味いっ!!!
もう全面的にごめんなさい。
ここのカレーはレトルトなんかじゃありません。
こりゃぁ他の料理も期待できますね。
大盛りにしたおかげでボリュームもあって大満足です。本来なら食後のコーヒーにしたいところですが、あまりのんびりともしていられない。
お風呂もレストランも受付は18時までなんです。
受付終了まであと15分、お風呂も楽しみにしていたのでここは急がないと!
それほど大きな湯船ではなく5人くらい入ったらいっぱいですね。
ホームページでは「天然水掛け流し」という表現を使っているので、井戸水とかを沸かしているんじゃないでしょうか?
鉱泉や冷泉といった表現じゃないので、ミネラルを含んだ湧水ではないという事ではないかと?
なので温泉などとは違うのでしょうが、下手な循環加温式の温泉よりはよほど湯あたりも良く、気持ちの良いお風呂でした。
個人的には湯温が低いのが残念でした。
緩い湯好きの人でしたら、かなりお勧めです。
ちなみに入浴のみの利用ですと800円の入湯料ですが、キャンプ場利用者は200円割引されます。

すっかり気分良くなったけれど、お風呂から上がるとやはりレストランは閉まっていた。
なんとかコーヒーを飲めないかと自販機の有無を聞くと、この施設入り口に設置されていた。
キャンプ場に着いた時はヘロヘロで気付く余裕が無かったんですね(苦笑

缶コーヒーとは言えコーヒーは確保できた。
自分のサイトでまったりタイムです。

オートキャンプの時は腰への負担を考えてハイスタイルに拘っていたので今までヘリノックスは使っていなかったのですが、このチェアゼロ最高ですね!
あの軽さでこの座り心地!!
もちろん、自分が所有する数々の大きく重い椅子に比べると快適性は劣りますが、自転車での持ち運びを考えたらこれは唯一無二の存在です。

さてあまり長く外にいては湯冷めしてしまいます。
そろそろテント内に篭りますか。
テント内で腰を下ろして座るにも、冬では底冷えしてきます。
通常ならばシュラフの下に敷くマットの上に乗れば座布団要らずですが、今回のマットはネイチャーハイクのエアーマット

Naturehike 公式 高R値 エアーマット R5.8/ 3.5 アウトドア -20°C使用可能 厚手7cm 超軽量 コンパクト キャンプ 登山 インフレーターマット 連結可能 耐水加工 車中泊 テント泊 防水 防災 収納袋付き
軽量コンパクトなのにR値が高く良さそうだと思って購入してみましたが、お尻をついて座るような1箇所に全荷重がかかるような使い方ですと底付きします。
要するに座布団としては使いにくい。
こんな時には先述のドイターのザックの出番です。
背中面のウレタンパッドを取り出して、座布団代わりに出来るのです。
登山ではエアーマットがパンクした時などはバックパックからウレタンパッドを引き抜いてマット代わりにするなんてのはよく知られた緊急事態のテクニックですが、このザックは最初からそういう使用を前提にしているので、引き抜きやすく作られているんです。
それにこのパッドは大きなバックパックと違ってアルミフレームなどが入っていないので、違和感無く座布団として使えます。
もちろんウレタンフォームですから断熱性も高い。
少ない装備をうまく使いまわせる、よく出来たザックです。
さてそろそろ就寝準備をしましょうか。
今度こそエアーマットの出番です。
組み合わせるシュラフはシートゥーサミットのエンバーEbIII

SEATOSUMMIT(シーツ―サミット)エンバー EbⅢ レギュラー
シュラフは寝袋と言うくらいで袋状になっているのが一般的ですが、このシュラフはキルトタイプと言う背中側が無い形状のものです。
どんな優秀なダウンでも、背中側は体重で押し潰れて保温性は発揮できない。
そんな役立たずな背中側は省略して保温性はマットに依存する、と言う発想なのがキルトタイプ。
まぁメリットデメリットそれぞれあり一概に良いとも悪いとも言えませんが、自転車での冬キャンプのために軽量で暖かいシュラフをと考えてこの製品を選んだわけです。

この日は23時頃のテント内で6度くらい

この気温では極寒対策で用意した過剰装備だと暖か過ぎて寝ずらいので、ダウンジャケット象足は脱いで、ダウンパンツと薄手のTシャツ1枚にしたくらいです。
シートゥーサミットのキルトシュラフは期待どおりの暖かさです!天気予報では夜中の1時くらいから小雨が降り出し、早朝の4時頃には雪に変わりそうです。

うぅ〜ん翌朝10時頃には曇りになるのか…
いっそ雨が上がるのを待つのも手かもしれないけれど転移予報どおりに雨が止むか分かりませんし、バーナーを忘れてきてしまったので待っている間は何も食べることが出来ません。
(キャンプ場のレストランは11時にならないと開きません)
雨に変わらずずっと雪が降り続く可能性までありますよねえ…
よし!
雪が積もるリスクもありますし、腹が減る前に、雪でも雨でも7時頃に出発しよう!!

となれば早く寝た方が良いですね。
疲労回復も狙って早く寝ることにします。
と思ったけれど、夜中に天候が心配で何度か目が覚めてしまいました。
予報どおり夜中から雨が降り出したけれど雪には変わりませんでした。

4度目に目が覚めたのは午前5時半。
外を見るとやはり雪は降っていません。
ラッキ〜♪と思ったが…
あれ?
なんかシュラフが少し湿っていないか?
エェッ!?
結露か?
と思って、灯りをつけてテント内を見渡すとインナーテントがびしょ濡れの箇所があります。

これは結露なのか、雨漏りなのかは分かりませんが、とにかくフライシートがインナーテントと接してしまったために水分が移っています。
シュラフがびしょ濡れになる程の状態にはなっていませんが、少しずつ水滴が伝い落ちているようです。
とにかくまずはシュラフ表面を吸水タオルで吹き上げます。
良かった、ちょうど濡れ始めた程度のようで、シュラフの中には全く浸水していません。
次はテントの内側です。
完全乾燥は無理でも、吸水タオルで拭いては絞るを繰り返すとまぁまぁなんとかなりそうです。

こんな事をしていたらすっかり目も覚めちゃいましたし、もうこのまま撤収しちゃった方が良いでしょう。
シュラフをコンプレッションサックにしまってさらにビニール袋へ!
ダウンは濡らしたく無いですからね。
こうやって狭いテント内で撤収準備をどんどん進めます。
6時頃の気温は約4度

正直寒いけれどダウンジャケットやダウンパンツも脱いでやはり圧縮してからビニール袋へ。
サイクルウェアだけではさすがに寒いのでレインウェアを着込んで撤収の最終段階!

外に出るとやはり雪は降っておらず、雨も気になるほどではありません。
杉林の中なので雨除けにもなっているのですね。
とは言えテントはびしょ濡れ。
特にインナーテントが濡れていた辺りは、フライシートがインナーにベッタリと貼り付いています。

そりゃぁインナーテントも濡れるわな…フライシートも一応拭ける限り吸水タオルで拭いてから撤収!
雨を吸った状態だと付属の収納サックに入れるのも一苦労。
本当に雨は嫌だ!!(泣

なんとか撤収を終え帰宅の途に。
けっきょく雪は降らなかったし路面凍結はしていなかったからまぁ良かったけど…
とにかく寒いっ!!
道中、吉野家か何かがあれば朝食を食べつつ身体を暖めようと考えていたけれど見つからず…
途中からは見つけても、ずぶ濡れ状態では店内に入るのも謀られる。
寒いは、お腹は空いたは、身体は痛いは、寒いは、疲れたは、寒いはで…
とにかく寒いっ!!!
正直に言って、「こんなに楽しくないキャンプは初めてだ!」と思ってしまった。
やっと自宅に着いた時は、まだ道路は濡れていたけど思わず座り込んでしまうほどでした。

しかし自宅の熱い風呂に入りながら、「次のリベンジはどうやろうか?」と考えてしまうのはキャンプジャンキーの悲しい性質ですかね…
トラブルの多いキャンプでしたが、ある意味自分らしいキャンプでもありました。
次は負けないゾッ!

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2024-冬 自転車キャンプレポート
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