皆さん今年のGWはキャンプに行かれました?
GWはどうしても道中もキャンプ場内も周辺も混みがち、その上なかなか予約は取れない。
なので少しでもそうしたネガティブ要素を減らそうと、今年は自宅から近場のキャンプ場で、しかもあまり人気の無さそうな高規格ではないキャンプ場を選んでみました。
それが伊勢原市の「クアハウス山小屋」です。
このキャンプ場には冬に自転車キャンプで利用したのですが、天候に恵まれなかったりワンバーナーを忘れたために食事を作れなかったりと散々でしたが、キャンプ場自体は気に入ったので自転車キャンプから帰ってすぐに予約を入れておいおたのです。
出発当日の朝、思ったとおり高速道路は大渋滞。
どうせ混むなら休憩のとりやすい一般道で行くことにしました。
途中までは裏道もよく知っているし。
さすがに厚木周辺からは裏道すら渋滞していましたが、それほど苦労もせずに11時頃にキャンプ場に到着。
冬にはいなかった、交通整理のためのスタッフがこの日はいました。
おぉ〜やっぱりGWは利用者が多いのでしょうね。
そのスタッフに指定駐車場へ誘導されると、駐車スペースがかなり狭いっ!
前の車が荷物を出せるようにと余裕を持って駐車したら、「もっと前を詰めて!」と指示されました。
うぅ〜ん、この感じで後ろに車を停められたら我が家も車から荷物を出しにくいなぁ〜、と言うか車の出入りができなくならないかな?とちょっと心配になります。
このキャンプ場は車をサイトに横付け出来ないので、駐車場は少し離れています。
それもあってやや人気薄なのかな?と思いますが、この駐車スペースの狭さはそうした事情にややネガティブに働きます。
とは言え、ここまで混み合うのはGWなどのごく僅かだと思います。
受付をしようと思い、センターハウスの中に入ろうとすると下に降りるように指示されます。
GWは、受付の場所も普段とは違うんですね。
このキャンプ場は全て区画サイトで、自分では区画を決められません。
スタッフに指定された場所は冬の自転車キャンプの時に利用した区画のすぐ手前。
上の写真だと赤いコーンが置かれた場所です。
自転車キャンプの時の区画はもう少し奥で一段下がった区画で木々の間隔が狭めで小さなテントでないと設営できなかったのですが、今回の区画はまぁまぁの広さがあります。
Tassoがフライ張り出しても問題無く設営できました。
予約時にテントの大きさは伝えておいたので、ちゃんと考慮してくれていたようです。
とは言えタープまで張るのは難しくテーブルや椅子の置き場もちょっと微妙なのが本音。
それと冬の自転車キャンプの時の区画もそうだったのですが、少し川に向かって傾斜しているので寝るときに注意も必要です。
ちなみに写真の左に見える青いブルーシートは、日帰りBBQ客のためのタープ代わりのようです。
機能的には問題無いのでしょうが、景観的には決してオシャレとは言い難いのが本音。
それが川の方向を見ると嫌でも目に付く…
うぅ〜ん冬に来た時は静かで落ち着いたキャンプ場だと思ったのですが(苦笑
とりあえずテント設営のみをして、一旦キャンプ場を離れます。
車を30分くらい走らせて厚木市街に出ます。
先ずは昼食をとりに「ストウブビストロ はるひごはん」さんへ!
鋳物琺瑯鍋のストウブを使った無水料理で提供されるのが特徴のレストランです。
妻が見つけたお店ですが、ダッチオーブン料理のヒントになれば良いなと思ってきてみました。
自分が頼んだのがヘルシーガパオプレートのデリ煮込みセット(2200円)
妻はデリプレートのスープセット(2000円)
どちらもとっても美味しかったのですが、ダッチオーブン料理に参考にするにはレベルが高過ぎたという感じです(苦笑
でも本当に美味しかったので妻はとても気に入って、キャンプに関係無く食事にまた来たいと言っていました。
昼食を終えると、キャンプ中の食材を求めて次のお店へ。
2年前のTinyCampVillageの際にも利用した酔笑苑です。
この長蛇の列は開店30分前の状態です!?
B級グルメグランプリを獲得したシロコロホルモンの超人気店なんです。
このお店でBBQ用のお肉を買って帰ろうというわけです。
と言ってもそのシロコロホルモンは店内のみの提供なんですけどね。
こんな感じで食事と買い物を終えて、キャンプ場に帰ります。
心配だった駐車スペースも、後ろに停める車はいなかったようで、無事に駐車できました。
さて、キャンプ場に帰ったら先ずはお風呂!
「クアハウス」と名乗っているくらいでこのキャンプ場の売りの1つがお風呂です!
キャンプ場利用者は200円割引の600円で入浴できます。
正しくは温泉ではないのですが、天然水掛け流しを謳っており、湧水を沸かしたお風呂で湯あたりも悪くありません。
ただお風呂の受付が18時までなので夜寝る前に入るといった利用の仕方ができないのは残念。
更にはお風呂を沸かすのは土日祝祭日のみなので平日だと利用できないのもとっても残念。
お風呂に入ってさっぱりしたら、そのままセンターハウス内のレストランへ!
冬の自転車キャンプの時はワンバーナーを忘れて調理が出来なかったためにやむなくこのレストランを利用したのですが、けっこう美味かったので今回は最初からこのレストランも目的の1つだったのです。
冬の時は売り切れで食べ損ねた「鹿肉ステーキ」を食べようと思ったのですが… あれ?メニューに無い。
代わりに「鹿肉の味噌漬け焼き」なる料理があったので、それで我慢。
思ったよりも柔らかくて美味い!
でもやっぱりステーキが食べたかったなぁ…
筍の煮物なども副菜についていてこれも美味かった。
汁物も美味しいし、定食としても満足の組み合わせです。
冬に自分も食べた山小屋カツカレーを妻は注文
予想どおり大好評でした。
自分にとっては料理もキャンプの楽しみの1つですが、それでも不慣れな自分を見ていられないようで時々妻が手助けしてくれるのです。
でもこうやって外食にしてしまえば、妻は完全に何もせずに気苦労も無く楽が出来るというわけです。
今回のコンセプトは楽チンに過ごすと決めていたのです。
食後も何をするでもなく、マッタリのんびり。
ちなみに21時頃で外気温15.5度、暖房も何も無しのテント内で16.9度。
翌朝5時頃で外気温13.6度、テント内14.3度。
標高300m未満なので、普段よりも少しだけ肌寒い程度の支度で過ごせますね。
さて一夜明けキャンプ2日目。
レストランの開店はお昼からなので、朝食は自分で作らざるをえない。
我が家の定番ホットサンドです。
食後も何をするでもなく、ゆらゆらハンモックチェアでゆらゆら揺られながら読書タイム。
昼食は昨日買ってきた酔笑苑で買ってきたホルモンでBBQ!
いやぁ〜やっぱり美味いっ!!!!
食後はコーヒー豆の焙煎に挑戦!
と言っても生豆からの焙煎ではなく、既に焙煎されている安いブレンド豆をもう少しローストしただけなんですが。
生豆を買って焙煎しているコーヒー好きの知り合いから教えてもらったやり方です。
いきなり生豆からやると火加減やタイミングがわかりにくいから、先ずは焙煎済みの豆に追焙煎でコツを掴もうということです。
妻は酸味よりも苦味重視が好みなので、強めの焙煎はむしろ好都合。
こんなやり方でもけっこう焙煎の違いが実感できたし、なるほどこれは良いかもしれません。
そして焙煎後にハンドピッキングをしたりとじっくり豆を観察したので、安いブレンド豆の質の低さも実感できました。(苦笑
こんなふうに午後もダラダラと過ごして夕方になったら、今日もお風呂!
そして夕飯です!!
今日はヤマメの刺身定食にしてみました。
おぉ〜っ! これも美味いっ!!
妻はニジマスの唐揚げ定食
ヤベェっ!! これは更に劇美味っっ!!!
いやぁ本当にこのレストラン侮れないですよ。
こうして2日目の夜も楽チンにのんびり過ごせました。
今回のキャンプは2泊3日なので、最終日です。
朝食は前日同様にホットサンド
最後まで手間無しの楽チンスタイルです。
今回はキャンプ場内のレストランをバンバン活用しましたが、美味しいレストランが併設されているキャンプ場ならばこれは有りだなと実感しました。
もちろん食後の後片付けも無いし、少々食費が高くつきますが元々の利用料がこの’キャンプ場は割安なので、こんなキャンプスタイルも悪くないと思えます。
実はこのキャンプ場の洗い場は洗剤使用を禁止しているので、油物の調理だと後片付けが大変だという事情もあります。
なので2日目のBBQの後はざっと新聞紙で拭き取ったら、ビニール袋に放り込み自宅に戻ってからお湯と化学合成洗剤で洗いまくったというのが実情。
お風呂に入れたり、併設レストランが美味しかったりと良い面をアピールしてきましたが、このようにやはり設備は不便な点も目立ちます。
トイレも清潔に手入れはされていますが、簡易式水洗トイレなので利用に抵抗を感じる人もいるかもしれません。
妻曰く「ギリ許容範囲」との事なので、人によっては無理という人も多いでしょう。
区画内直火オーケーというのは人によっては嬉しいでしょうけど、燃えカスをそのままに放置されていたりして、区画内が汚れている場合もあるし、こうした焚き火跡が邪魔に感じるので、自分にとっては魅力になりえません。
自分にとっては自宅から近いというロケーション込みで気に入ったキャンプ場ですが、一般的には流行遅れのやや微妙なキャンプ場という評価に落ち着くのかな?と思います。
おかげでGWでもなんとか予約の取れる穴場キャンプ場となったのかな?
まぁ色々言っても、自分にとっては気に入ったキャンプ場なのできっとまた利用すると思います。
コメント