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自転車キャンプの持ち物リスト

需要があるのかどうかよくわからないけど、自転車キャンプ時の自分の持ち物リストを紹介します。
既に自分の自転車キャンプのスタイルが確立された方には、無用な情報だと思いますがこれから自転車キャンプを始めたいと思っている入門者には少しは参照になるかと思います。

自分の自転車キャンプの積載スタイルはバイクパッキングと呼ばれるスタイルです。

キャリアが取り付けられないロードバイクに大量の荷物を積載できるスタイルです。
自分が使っているのはアピデュラという定評あるブランドの製品です。→紹介記事
元々は、サスペンションなどが有ってキャリアが装着しにくいMTB向けに、このバイクパッキングはアメリカで誕生しました。
現在の日本では自由に走行できるダートが少ないせいもあり、スポーツタイプの自転車というとロードバイクが主流です。
ですがやってみるとわかるのですが、ロードバイクではキャンプが出来るほどの大荷物をこのバイクパッキングだけで収納するには無理があるんです。
上の写真では17Lのサドルバッグ、4.5Lのフレームバッグ、1Lのトップチューブバッグを取り付けています。
合計22.5Lですね。
登山をやられている方ならわかると思いますが、22.5Lのバックパックでテントやシュラフを入れるのは無理です。
目安としては最低でも夏なら40L、冬なら50Lは欲しいところです。

夏だとしてもあと17.5L足りない。
足りない分は、フロントフォーク脇にカーゴケージを取り付けてドライバッグを取り付ける方が多いようです。
Blackburn(ブラックバーン) OUTPOST CARGO CAGE アウトポスト カーゴケージ 7056599
Blackburn(ブラックバーン) OUTPOST CARGO CAGE アウトポスト カーゴケージ 7056599
左右に5Lのドライバッグで合計10Lは積載できます。
でも、これをグラつきなく安定して取り付けるためにはフロントフォーク脇にダボ穴が必要なんです。

あともう少しの容量を稼ぐためにハンドルバーバッグを取り付ける方も多いようです。
TOPEAK(トピーク) フロントローダー ハンドルバー バッグ 8L BLK
TOPEAK(トピーク) フロントローダー ハンドルバー バッグ 8L BLK
これでちょうど目標容量に到達です!
でも、これも元々はMTB用のバッグなので、大容量のバッグは横幅が広くてドロップハンドルに干渉するため取り付けられないんです。

けっきょくカーゴケージも大容量のハンドルバーバッグも一般的なロードバイクだと取り付けは厳しいんです。
なので最近はフロントフォークにダボ穴が設置されていて、フレアハンドルという開きめドロップハンドルが取り付けられているグラベルロードを各メーカー推しています。
ちなみにグラベルロードは名前から分かるように、グラベル=未舗装路も舗装路もどちらも走れる自転車です。

キャンプツーリングを目的として新たに自転車を購入するなら、このグラベルロードを買うのが良いと思います。
でも既にロードバイクを所持しているのに、買い足す?あるいは買い替える?
予算や置き場所を考えるとそう簡単にグラベルロードを買えませんよ。

なので、自分は不本意ながらディパックを背負って走る事にしました。
[ドイター] サイクリングバックパック トランスアルパイン 24 メンズ ブラック 24L
[ドイター] サイクリングバックパック トランスアルパイン 24 メンズ ブラック 24L
自分が使っているのは、上記リンクの初代モデルですが、基本的には同じコンセプトのモデルです。
容量は25L、不足分を補うにはちょうど良いでしょう。

兎にも角にもこれで容量的には何とかなります。
各バッグに何を入れるのか記していきます。

先ずはバイクパッキングの要、サドルバッグ。
バイクパッキングの中で一番大きなバッグなので嵩張る道具をここに収納します。
多少重くなっても走行性能には比較的影響が少ないです。

テント(ポール以外は基本全部まとめています)→紹介記事1紹介記事2
レジャーシート(100均で購入した薄手のもの)
クッカー・ワンバーナー→紹介記事
食糧(サトウのご飯・レトルトカレー等・尾西のアルファ米・コーヒー等)

フレームバッグ
バイクパッキングの中で一番重さの影響が少ないので重い道具を入れるのに適しています。
ただし形状的に厚みのある物は入りません。

三脚(一般的には持ち歩かないと思いますが、自分には必需品)
レザーマンツール(自転車修理用工具は別に装着していますが、ペンチなどは便利なので持ち歩いています)
モバイルバッテリー
ランタン→紹介記事

トップチューブバッグ
一番取り出しやすいので、一番頻繁に使いそうな物を入れます

財布
エコバッグ
コンパクトカメラ(一般的には持ち歩かないと思いますが、自分には必需品)
チェーンロック

ディパック
容量的には最大容量のバッグですが、あまり重いものを入れると肩がこったり運動性能が落ちるので、出来る限り軽いものを入れたい。

(ディパック脇に)携帯チェア→紹介記事
(ディパック脇に)ボトル
レインウェア
携帯テーブル
シュラフ→紹介記事(冬用)
エアマット→紹介記事(冬用)
エアポンプ(冬のみ)→紹介記事
速乾タオルXLサイズ(タオルケット代わり夏のみ)
速乾タオルMサイズ
ソフトタイプ水筒→紹介記事
携帯食

蚊取り線香(虫除けスプレー)
歯ブラシ・シェーバー
ティッシュ
耳栓
ティッシュペーパー
Tシャツ
パンツ(下着)
綿タオル(枕カバー)
短パン
ハンガー→紹介記事
ダウンジャケット(冬のみ)→紹介記事
ダウンベスト(冬のみ)→紹介記事
ダウンパンツ(冬のみ)→紹介記事
ダウンシューズ(冬のみ)→紹介記事
ビニール袋(45Lくらい2枚・ゴミ袋1枚)

随分と荷物が多いと思う方もいるでしょう。
自分は自転車キャンプでも快適性を求める主義なので、どうしても荷物は多くなります。
自分にとって必要な荷物は全部持って行く!
そのためにUL(超軽量)ギア(道具)を選んでいます。
軽くするためではなく、たくさんの道具を持つためです。

当たり前ですが、この装備が他の人にとって正しい装備というわけではありません。
これはあくまで自分にとっての装備です。

各道具は過去に記事にまとめた物もあるので、それは紹介記事を読んでいただくとどんな物かわかると思いますが、まだ紹介していないものについてちょっと軽く説明しておきます。

レジャーシートは、雨よけで自転車にかけても良いし、タープ代わりにしても良い。
最悪使い捨てを覚悟して100均の安物ですが、100均の中ではたぶん一番薄くてコンパクトに畳める物をセリアで購入しています。

食糧は現地で仕入れた方が荷物を減らせるんですが、今のご時世ゴミの始末に困ることが多いので、簡単に大量のゴミを持ち帰れない自転車だと安易に現地調達も出来ません。
自宅から持って行くならサトウのご飯にレトルト食品やアルファ米やインスタントラーメンが一般的だと思います。
それと洗い物を減らすことも考えてシンプルな食事にせざるを得ません。
ちなみに洗剤が含まれた使い捨てのシートがダイソーにあるので、自分はそれを1〜2枚所持しています。→紹介記事

フレームバッグ内に収納するものは、普通はもっと減らせることでしょう。
何と言っても三脚なんて普通は持っていかないでしょう。
ブログに使う写真などの事も考えると、自分にとって三脚は必携なのです。
レザーマンツールも必携とは言い難いんだけど、自分にとっては30年以上前からずっとお守りみたいな物で、有れば便利なシチュエーションも多いのでずっとキャンプツーリングではずっと持ち続けています。
ランタンはゴールゼロを使っていますが、これも2つも要らないと考える人も多いでしょう。
テント内と外に2つ点灯させつつ、トイレに行く時はテント内のゴールゼロを懐中電灯代わりにするなど、2つあれば便利です。
もちろんスマホを懐中電灯代わりにすれば良いと考えるのも有りですが、スマホのバッテリーは節約したい。
むしろLIGHTHOUSE Micro Charge USBを使えばモバイルバッテリー代わりになるので、その点も考慮しての2つ持ちです。
それでもスマホのバッテリー切れが心配なので、モバイルバッテリーは別に持って行きます。
そこまでスマホを使わない方でしたら、こういうバッテリー関連は省略できると思います。
先述したように、フレームバッグには重い物を入れるのが適しているので、ペグやペグハンマーをここに収納するのが良いかもしれません。
或いは食料品を入れるのも良いでしょう。
ただ形状的にあまり大きな物は入らないので、重さとか考えず形状で選んで入れざるを得ないかもしれません。

トップチューブバッグも、コンパクトカメラは持って行かない人が多いでしょう。
三脚同様に自分にとっては必携な道具です。
一般的には携帯食(エナジーバーやゼリー類)やお財布を入れる人が多いかな?

ディパックの中は季節によっても変わるでしょう。
自分の25Lの容量でも、上で紹介した写真くらい入れてもやや余裕がありますが、冬だとギリ入り切らないのが実情。
写真では夏用のコンパクトなシュラフ(イスカエアー180X)ですが、冬だとシュラフがもっと大きくなるし、ダウンジャケット・ダウンパンツ・ダウンシューズが増えるのです。
サドルバッグには少し余裕があるのでディパックから少しは移せますが、それでも足りない分はハンドルバーバッグなどを増設するなど何かしらの対策を考えないと厳しいです。
ちなみに自分はかなりの猛暑でも夏用シュラフ(イスカエアー180X)は持って行きますが、いわゆる熱帯夜では暑苦しいのでシュラフは使わずに、速乾タオルのXLサイズをタオルケットのように使って寝ることが多いです。
時期や標高によっては夏用シュラフを省略しても良いとは思いますが、急な天候の変化など夏でも肌寒い時があるので、滅多に使わないと分かった上で自分は夏用シュラフを持って行っています。
着替えの洋服の中で埋もれて見えなくなっていますが、季節問わず持って行くと案外便利だと感じているのは携帯ハンガー。→紹介記事
夏場は汗まみれになったウェア類を乾燥させるのに役立ちますし、テント内でタオルをかけておくと素早く使えて便利です。

ご自身のキャンプスタイルや経験で、何が必要で何が不要かは変わる事でしょう。
あくまで1つの目安として、この持ち物リストは参考にしてもらえばと思います。

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