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聖地巡礼?浜松でBBQキャンプin渚園

自分は今までに妻方の甥っ子姪っ子とよくキャンプに行っているが、自分の実姉にも甥っ子姪っ子がいる。
そんな姪っ子が、編集業に携わるようになり始めての本が出版されると連絡があった。
るるぶ焼いてるふたり (るるぶ情報版)
るるぶ焼いてるふたり (るるぶ情報版)

叔父バカを自認している自分ですから、もちろん発売日に購入しました。
お家BBQを楽しむ新婚夫婦のラブコメディ&料理漫画=「焼いてるふたり」という漫画の舞台である、浜松を紹介するガイドブックです。
漫画では主人公達の自宅でのBBQが多いのですが、何度かキャンプ場も登場している。
なのでもちろん、ガイドブックではキャンプ場も紹介されている。
BBQにキャンプ場まで紹介されているのだから、自分として当然行こうという気になる。
いわゆる聖地巡礼ってやつを初めてやってみようと思ったわけです。
となれば姪っ子や姉達も行きたいとなって浜松グルキャンとあいなったわけです。

るるぶでは何箇所か浜松のキャンプ場を紹介されていましたが、自分が選んだのは渚園
コミックでは主人公達がデイキャンでBBQを行ったキャンプ場です。

るるぶ内でも一番大きく取り上げていたキャンプ場なんで、まずはここを調べてみたのです。
浜松というか中京地区でも非常に人気が高く有名なキャンプ場のようで、フェスなどもよく開催されているような大規模キャンプ場のようです。
るるぶではとても綺麗で広い芝生の写真が掲載されているのですが、意外なことに利用料金は格安。
区画サイトで3660円、フリーサイトだとなんと1人410円!?
500円以下って何それ?
区画サイトだって3660円で8人まで利用できちゃうから、人数によってはやはり1人あたり400円台!?
とにかく綺麗な芝のキャンプ場が格安なので、自分の独断で場所はここに決定!!

ただこの頃は自分の仕事がメチャクチャ忙しく、ピンポイントで12月上旬の土日しか日程的に無理。
キャンプ場の空き具合はどうかと調べてみた10月時点で、既にフリーサイトは空きが無かった!?
でも区画サイトはまだ空きがあった。
先述したように人数によっては区画サイトでもフリーサイトと変わらないくらい格安なのだし、フリーサイトは車で乗り入れが出来ないが区画サイトなら乗り入れ可能。
2年前に埼玉でやったBBQの時も10人集まったので、今度はもう少し増えるかな?と予想して2区画予約しておいた。
ところがいざ予定を確認してみると、都合が合わない人が続出。
挙げ句の果てに、なんとるるぶ編集に携わった本人も来れないことが判明!?
うぅ〜ん年内で自分が行ける日はこの日だけなんだよな〜
これは一旦キャンセルして別の日を検討してみるかと思ったけれど、姉夫婦がせっかく計画したのだから行きたいと言い出した。
更に、るるぶに携わった本人は来れないが、妹は久しぶりのキャンプに行ってみたいそうで…
だったらこのまま実行でしょ!
まぁ当初の想定より人数は少ないが総勢5名で浜松キャンプ確定です!!

埼玉在住の姉家族は移動時間がかかるだろうから、我が家が先に行って設営しておくのでゆっくり来てくれと連絡をしておいた。
渚園は10時にチェックインが可能。
サイトに空きがある場合は8時半からでも利用可能だそうです。
利用料が安いだけじゃなく、実運用も良心的なのですね。
よし! ならば早朝5時に自宅を出て8時半到着を目指そう!
と思っていたのですが…
前日までの仕事が忙しくて事前の準備が思うように進まず、けっきょく到着は11時前でした(苦笑

管理棟をはじめとして場内のあちこちが工事中のようで、現在の管理棟はプレハブ小屋でした。
受付で、予約時には10人利用だったが5人に減った旨を告げると、2区画予約していたが1区画に変更しようか?と提案してくれました。
おぉ〜本っ当に良心的なキャンプ場ですね。
でもまぁキャンプ慣れしていない姉家族なので車を横付け出来た方が良いだろうと判断して2区画利用のままで精算。
ちなみに管理棟内はアチコチに、キャンプ漫画の「ゆるキャン△」が目立ちます。

そう言えばゆるキャン△の5巻25話で渚園が登場していたのですね。
キャラクターグッズの類も大量に販売されています。

「焼いてるふたり」もドラマ化されているので、チラシが置かれていましたが、圧倒的にゆるキャン△の方が目立ちますね。

まぁ我が家もゆるキャン△のコミックは全巻揃えていますが、焼いてるふたりは姪っ子が関わるまで存在すら知りませんでしたから(苦笑
聖地巡礼とか言っておきながら、この体たらく(苦笑

さて、とにかく受付を済ませたら車で区画サイトに移動です。
区画サイトの予約はブロック毎に指定はするが、細かく具体的な場所までは指定できない。
なので当日、場所を指定されるのですが今回は2区画予約したこともあり、続きで利用しやすい場所を考慮してくれた。
受付で指示された場所に行くと…
なんじゃこの広さは!?

向かって左側の大きく写っている車から、右側の小さく写っている人物までが今回利用できる範囲です!
とにかく広いっ!!
それもそのはず、元々の1区画が10x10mと広いのにそれが2区画。
通常ならそれが並んで20x10mですが、ここ渚園では区画同士の境は3mの余裕があります。
そしてその跨った余地も自由に使って良いと言ってくれるんです。
すなわち23x10mなんです!!最近自分達が利用したキャンプ場だと隣り合った区画にこれほどの余裕があるキャンプ場は無かったし、そもそも10x10mと言っても実際に利用できるスペースは7x9m程度なんてケースが圧倒的に多かった。
だから2家族で利用するなら2区画のままで良いと思ったんですが…
あまりに広大なスペースに驚いてしまいました。
これなら1区画でも問題無かったか…
まぁ広い分には何も問題ありませんから、広々余裕を持って使わせていただきましょう。

今回用意したのは我が家の絶対エース=ogawaロッジシェルターと、我が家で一番格好良いNordiskアルフェイム。
機能と見た目全てを網羅した組み合わせで姉家族をもてなす作戦です。
とは言え大型幕2張りを自分達夫婦二人で設営しなくちゃなんですから、どんどん作業しないと!
そして厄介なのが風!!
浜名湖周辺を車で運転している時から気になっていましたが、ここは結構な強風です。
周囲を14箇所もペグダウンするワンポールテントのアルフェイムはかなり風に強いから良いのですが、壁面が垂直近くに立っているロッジシェルターはそれほど風に強くない。
とりあえず、アルフェイムでロッジシェルターを風から守るようなレイアウトに設営してみました。

実際に設置して気になったのは地面がかなり硬め。
ソリッドステークに代表される鍛造鉄ペグを用意しておくと良いと思います。
今まで芝サイトだと地面が柔らかく強風時はペグが抜けたりした事もありますが、ここ渚園は地面が硬いのでしっかり打ち込めば強風でもそうそう簡単にはペグが抜けたりしないので、その点は安心だと思います。テントが設営できたら、あとは鬼のような大量の道具を各テント内に設置です!

ここから自分はもう写真を撮る余裕などなく、ほとんどの写真は妻や姉や姪っ子が撮った写真になります。

関東よりやや南に位置しているし沿岸地域の浜松ならば、関東より寒いことは無いだろうがかと言ってそんなに暖かいという事もないでしょう。
姉家族は子供が小さな頃に何度かキャンプの経験はあるそうだが、もう何年もキャンプはしていないしそもそも冬キャンプはやったことが無い。
冬キャンプは寒くて辛いものと思っているようです。
そんな思い込みを払拭するために、とにかく広く暖かく快適なキャンプを過ごして欲しいと考えたのです。

なので、ロッジシェルター内に薪ストーブやテーブル等を設置し楽に暖かくくつろいでもらう。
就寝時はアルフェイムで、ガスファンヒーターと断熱性の高いエアマットで暖かく快適に寝てもらう作戦。

それらの設置がちょうどなんとか終えた頃に、姉家族が到着!
ちょうど薪ストーブの炎が安定して少し薄暗くなり始めたタイミングでした。

月が綺麗だな〜

でも夕飯の準備はまだ完了していない(汗
夕焼けが綺麗そうだったので、周辺の散策を勧めておきます。

おぉ〜本当に綺麗だったようですね。
自分も姉や姪っ子の写真で初めて知ります(苦笑

なんとか夕飯の準備が完了したので、BBQ開始です!

今回は「焼いてるふたり」にちなんだキャンプです。
主人公夫婦によるBBQ料理漫画なので、当然BBQを振る舞うべき!
というかBBQなら、それでもういいだろう!と安直に考えてのBBQです。
でもですね〜本当に聖地巡礼とか言うなら、BBQの内容も考えるべきだったなぁ…
実はこの後に漫画も読み始めたら、主人公達の行うBBQはそんな単純な調理じゃないのです!
トマホークステーキとか普段目にしないような素材が多い。

こんな素材普通のスーパーでは扱っていませんから!
(作中ではインターネットで購入していましたね)

また主人公は塊肉を偏愛しているのですが、自分が用意した塊肉料理は事前準備する時間がとれずにいつもの定番メニューになってしまいました。
塊肉でも牛スネ肉のシチューです…

実は件のるるぶには漫画に登場する料理のレシピも豊富!!

ちなみにBBQの〆に焼きそばも紹介されていますが

これ、自分の作り方にかなり近くてちょっと驚き(違う部分もありますが、一番のこだわり箇所が同じ)。
今回はお腹いっぱいになってしまったようで〆の焼きそばまで作れなかったのが残念!
キャンプ料理好きとしては色々と悔しい思いもあるけれど、勘弁してちょうだいっ!!!

でもまぁ姉家族はそんな手抜き料理でも満足してくれたようですし、特に義兄は薪ストーブが気に入った様子。

写真だとイマイチですが、この日はいつもよりも強めの火勢でガンガン薪をくべたので、炎を眺めるだけでもかなり堪能できたようです。
ロッジシェルター内でBBQですから、一酸化炭素中毒のリスクを考えてかなり頻繁に換気をしましたが、薪ストーブのおかげで全く寒さは感じなくて済んだようです。
(もちろん一酸化炭素警報器も使用しています)

食後も皆でたくさん話をして、そろそろ寝ようかとなったらアルフェイムに移動。
カセットガスボンベを燃料とするファンヒーターイワタニの風暖でテント内を温めると、人数が多いせいか思った以上に暖かい!

そして、アルフェイムのインナーテントは2室に別れるので、年頃の女の子がいる時にも便利です。
男性(2人)・女性(3人)の2つ分けました。
姉家族は昔使っていた寝袋に毛布も持参しているので、防寒対策はしっかりしています。
そこに、我が家のインフレータブルマットシートゥーサミットのキャンププラスマットSIを貸して底冷え対策も万全!
これがかなり寝心地良かったようで、翌朝までグッスリ!!

朝はちょうど月が浜名湖に沈んでいくようで、寝起きから素晴らしい景色が見られたようだ。

でも自分はのんびりしているわけにもいかない。
義兄達に薪ストーブは大好評だったが、朝も使うと撤収は冷めるまで待たなくてはならずに時間の無駄。
なので朝は石油ストーブで暖を取ろうと考えていたのです。
とにかく薪ストーブを外して石油ストーブを設置、BBQグリルも外に出す!

そして朝食の準備もしなければ!

我が家のキャンプでの朝食はホットサンドが基本。
しかしホットサンドメーカーが我が家は1つしか無いので、大人数にスピーディーに対応するのは難しい。
なので昨晩の残り野菜でブルスケッタを作って、ホットサンドが焼きあがるまではブルスケッタで繋いでもらおうという作戦。

昨晩作った牛スネ肉のシチューが残っていたので、それも出して朝食としてはけっこうボリューミー
それなりに満足してくれたようだ。

さて、朝食を食べ終えたら撤収です!
設営は妻と二人で行ったが、撤収は姉家族にも手伝ってもらったので総勢5名。
流石に設営よりは早いのですが…
自分の指示が的確で無いので、思うようには進まず時間がかかってしまいます(汗
その上、朝食時には風がおさまっていたのに、撤収時になってまた強風が吹き出してきました!
ガイロープのペグを抜いたら、ロッジシェルターが風で数m動いてしまった程です!!

そんなこんなで予定よりかなり時間が押してしまった。
この渚園はチェックインが10時からだが、チェックアウトも10時まで。
早く撤収を終えないと、今日からの利用者に迷惑がかかる!!
と思ったけれど、今回は土日の1泊2日利用、すなわち今日からチェックインの利用者はそれほど多くない。
他の利用者も10時を過ぎたのにまだ撤収が終わっていない区画が多かった。
管理の方々ごめんなさい!!!

なんとか30分押しで撤収完了。
10時半では昼飯までまだ時間がある。
もう少し浜松を観光していきましょう!

渚園から近い弁天島に行ってみました。
ここは「焼いてるふたり」のコミック1巻にも登場したし、

5巻では渚園でBBQした後にサイクリングで訪れていました。


写真だと赤い鳥居が控えめな感じですが、実景はかなり感動ものでした!
鳥居が見えた瞬間に自分も妻も「おぉっ!」と歓声が上がったほどです。
実はここもゆるキャン△に登場していて、等身大看板が目立ちます。

どちらの作品にしても聖地巡礼なら絶対に押さえておきたい場所ですが、かなり風は強かった!
とてもじゃないが自転車なぞ漕ぐ気にはなりません(苦笑
波がザッパンザッパンきて、湖ではなく荒海って感じです。

荒海を堪能したら、もう残り時間はあまり残されていない。
浜松観光とくれば一番有名なのはやっぱり浜松城!
もちろんここも「焼いてるふたり」で登場しています。
コミック1巻で、主人公達が初めてデートした場所の1つです。


自分は浜松市のゆるキャラ「出世大名家康くん」と「出世法師直虎ちゃん」も見れてラッキー?

観光地巡りは時間的にここらで終了。
最後は浜松名物を食べて帰りましょう。
浜松名物とくれば鰻を思い浮かべる人も多いでしょうが、妻は鰻が苦手。
なので今回は浜松餃子です!
漫画では主人公が自宅で作っていましたが、旅行中にそれは無理。
なのでるるぶで紹介しているお店に行ってみました!

浜松餃子の老舗「石松」です。

浜松餃子の特徴はキャベツ多めで肉は少なめ、ニラは入っていません。
円形状に並べて焼いて、真ん中に茹でモヤシを添えるのが一般的でしょう。

この石松で凄いなと感じたのは、餃子・白米・味噌汁・漬物の餃子定食があったのですが、1人前なのに10・15・20・25個と餃子の数が選べるのです。
1人前なのに25個が選べるのも凄いですけれど、最低でも10個のセットなんですよ!?
浜松市民はどんだけ餃子を食べるんだ!?
まぁ自分も餃子は好物なので20個くらい食えますけどね(笑
肉が少なめなので、肉汁タップリが好きな人には合わないかもしれませんが、スッと食べられる美味しい餃子でした。

さて、最後はお土産を紹介しておきましょう。
静岡にはハンバーグ系ファミレスとして「さわやか」というファミレスチェーンが有名で、るるぶでも取り上げられていました。

でも実際お店に行くと4時間待ちはザラと噂されています。
さすがにそこまで待つのは難しい。
しかし、その「さわやか」で提供されるハンバーグと非常によく似た美味しいハンバーグがあるらしいのです。
現地では「ジェネリックさわやか」と呼ばれているほどそっくり激ウマ!
それも冷凍なんで、日持ちも良い。

実はこれ、ゆるキャン△にも登場しているのです。

渚園の管理棟でも販売されていますが、もっと身近なお店でそれも安く買えるんです。
なんと静岡県内一部のファミリーマートで販売されているんです。
しかも渚園より安い1200円!(ハンバーグが2個入った価格です)
ゆるキャン△聖地巡礼するなら絶対に押さえた方が良い逸品です!

他には治一郎のバームクーヘンも有名なんで寄ろうと思っていたのですが、バタバタして忘れていました!(汗

失敗した〜
まぁ次回のお楽しみという事で…

浜松は遠いと今まで候補に挙げることは無かったんですが、かなり楽しい街ですね。
侮りがたし浜松!!

皆さんも如何ですか浜松聖地巡礼キャンプ?
その際のお供にるるぶも忘れずに(笑
るるぶ焼いてるふたり (るるぶ情報版)
るるぶ焼いてるふたり (るるぶ情報版)

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