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キャンプに持って行く真空ステンレスボトルは?

キャンプ中にコーヒーやお茶を頻繁に飲む自分には必携の道具が1つある。
真空ステンレスボトルだ。
一般家庭では魔法瓶と言った方が伝わりやすいでしょうか?
我が家では保温ポットの意味でただポットと呼ぶことが多い。
今の時期ならば、石油ストーブや薪ストーブにヤカンをかけておけば勝手にお湯が沸くが、沸いたお湯をポットに移しておけば飲みたいタイミングでコーヒーがいつでも淹れられる。
自分にとっては四季を通じて、いつでも必要な道具なのだ。そんな自分が現在キャンプ中に使っているのは、真空断熱保温容器の世界的メジャーブランド=THERMOSの製品、アウトドアシリーズステンレスボトルだ。

ステンレスキングと言う商品名でも通っているようだ。
この製品を購入する際に、もう1つ候補に上がったのが、同じく真空断熱保温容器の世界的メジャーブランド=STANLEYのクラシック真空ボトル。

【廃盤】STANLEY(スタンレー) クラシック真空ボトル 1L グリーン 水筒 保温 保冷 ステンレスボトル ウォーターボトル アウトドア 食洗機対応 (日本正規品)
【廃盤】STANLEY(スタンレー) クラシック真空ボトル 1L グリーン 水筒 保温 保冷 ステンレスボトル ウォーターボトル アウトドア 食洗機対応 (日本正規品)
キャンプではこの真空ボトルの方が、昔から存在していて人気も高かったように思う。
特に1.9Lのサイズはレトロ感のあるスタイルで大定番な道具の1つだ。

STANLEY(スタンレー) クラシック真空ボトル 1.9L グリーン水筒 保温 保冷 ステンレスボトル ウォーターボトル 贈り物 食洗機対応 (日本正規品) 【廃盤】
それが2019年ごろからサーモスのステンレスボトルが日本でも登場すると、スタイリッシュな見た目も相まって人気急上昇となったのです。
スタンレーがレトロ、サーモスがスタイリッシュと言う感じで、デザイン性の方向がやや違う。
容量が近いサーモスの1.2Lとスタンレーの1.0Lを比べて、保温性では先行ブロガーの評判を見て大差無いと言う評判。
実際に同湯量で実測したお店の記事がありますが、わずか1℃ですがサーモスが勝っています→参照記事
大きさ重さは意外な事に、容量の多いサーモスの方が軽量・コンパクト。
そして実売価格はサーモス約3800円に対しスタンレー約7600円とちょうど倍の価格(2025.01.25.Amazon調べ)
と圧倒的にサーモスの方が安い。
サーモス アウトドアシリーズ ステンレスボトル 1.2L ステンレス ROB-001 S
サーモス アウトドアシリーズ ステンレスボトル 1.2L ステンレス ROB-001 S
うぅ〜ん、こうやって比べてみると性能(保温性)はほぼ変わらないのに、サーモスの方が軽量・コンパクトな上に半値では勝負にならない。
(先述のお店の記事では持ち手の使い勝手はスタンレーに軍配をあげています)
もちろんスタンレーのレトロな見た目に惹かれるならば、それも良いと思うが、サーモスも決して悪い見た目では無いと思う。
ナチュラル系を好む我が家の嗜好からすればんスタンレーの方が合っているとは思うが、倍の価格を覆すほどではない。
そんなわけで我が家はサーモスを選んだのでした。
購入以後、車で行くキャンプならば毎回忘れずに持って行って使っているのですが、正直に言えば不満があります。
実は我が家はこのサーモスの魔法瓶を購入するよりずっと前から、象印の魔法瓶を使っていたのです。
この象印のポットの方が圧倒的に使いやすいので、ついつい比べてサーモスに不満が溜まってしまう。
サーモスの何がそんなに劣っているかというと、お湯の注ぎ口です。

サーモスは中栓を捻ってお湯を注ぐ形式ですが、そのお湯がきれいに出ない。

お湯が2本の筋に分かれているのが分かるでしょう。
酷い時にはこれが3本の時もある!
コーヒーを淹れる時のお湯は、細い筋で狙った場所に適量を注げるのが良いポットの条件なのです。
それがこんな2本に分かれるようでは、コーヒーどころかマグカップにお湯をただ注ぐだけでも漏れる事があります。
正直に言って話しになりません、完全に論外です。
後述しますが、他の比較要素が超絶優秀なだけにこの欠点が無ければな〜
と言うかこの欠点が酷すぎるのが本当に残念!
この欠点は正直に言って許容範囲外なんですよ…
対して象印は真ん中の赤いボタンを押すだけで注ぎ口が開き、コーヒー専用ポットなどと比べれば劣るものの十分に注ぎやすいお湯の出方なんです。

ボタンを押すだけの手軽さも手伝い、非常に使い勝手に優れているのです。というかお湯の筋が2本以上に分かれるサーモスの注ぎ口ではコーヒを淹れるのは優れているかどうか以前に無理です。
でも、サーモスでも全くコーヒーが淹れられないわけではないのです。
完全に中栓を外してしまえば良いのです。

湯量のコントロールはやや難しくなりますが、まぁなんとか実用範囲ではあります。
ただ中栓を完全に外すにはキュッキュと10回以上(3回転ちょっと)は捻らないとならず、外した中栓の置き場も考えないとなので、ワンプッシュの象印に比べると更に面倒臭さが悪化します。
でも、こうやって使うしか無いので、結局こんな使い方になってしまいました。それと、沸かしたヤカンから移す時もサーモスの方が狭いのでちょっと気を使います。

ちなみにですが、サーモスは中も完全にステンレスですが、象印はシリコンです。

こうした素材に関してはどちらが優れているとも言えないかな?と感じています。保温性に関しては、ちゃんと温度を測った事が無いので断言は出来ませんが、どちらも大差無く優秀な印象です。
象印は使い始めてもう10年以上が経過しているので、使い始めた頃に比べるとやや保温性が落ちたような気がします。
その象印と使い始めて2年のサーモスが大差無いので、最初ならば象印の方が優れていたように想像できます。
ですが、我が家の象印は1.5Lの容量。
お湯の量が多いほど、温度変化が少ないのは当たり前。
と考えると、おそらくサーモスと象印の保温力は互角と考えるべきでしょう。
最初に挙げたスタンレーも互角だったようですし、このあたりのメーカー魔法瓶の保温力の優秀さはマジで凄いです。
(実はスタンレーの真空断熱タンブラーを使っていますが、かなり保温力に優れています)要するに保温力で比べたらサーモスもスタンレーも象印もどれも超優秀!
お湯を注ぐという実用性で考えたら象印が超優秀!?
耐久性は10年以上実用している象印が超優秀!! 2年間実用して問題の無いサーモスも優秀!
コスパだと実売3千円台のサーモスと象印が超優秀!!!

象印マホービン(ZOJIRUSHI) 水筒 ステンレス コップ タイプ ハンドル 付き 広口 軽量 1.5L SF-CC15-XA
中がシリコンのおかげか、容量1.5Lなのに象印がコンパクトなのも優秀!

これでプラスティック感全開の見た目と言うか色使いがどうにかなっていれば全方位象印を推せるのに…
この見た目が全てを台無しにして、キャンプに象印を持って行くのは躊躇われるのが本音。

スポーツ少年団や土方のお茶って感じがして、一気にキャンプのレジャー感がすっ飛ぶと思うのは自分だけ?
やはり見た目ではスタンレーかサーモスをキャンプでは選ぶのが普通だと思います。
サーモスを購入して以後、我が家はキャンプに象印を持って行くことはほとんどなくなりました…

注ぎ口が許容範囲外なサーモスと同様に、見た目が許容範囲外の象印って感じです。
かと言って、大きく重くて、他の約2倍も高額なスタンレーも我が家的には価格が許容範囲外ですね〜

皆さんは何を重視しますか?
この記事を参考にして、ご自身の好みに合ったポットを入手してください。

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