ゴールデンウィークに突入し、キャンプに限らず大人数でBBQを行う人も多い事でしょう。
そんな大人数でのBBQに適した、BBQグリルを今回は紹介しよう。
ロゴスのチューブグリルです。
ロゴス(LOGOS) LOGOS LAND チューブラルグリル L 81060730
先に言っておくと、こういう大型のBBQグリルは6人以上の大人数でBBQを行う人。
それもある程度定期的に行う人だけが購入した方が良いと思います。
一般的にキャンプ=BBQというイメージの人が多いようですが、キャンプも回数を重ねると、BBQは滅多にやらなくなる人が多いように感じます。
その為、こうしたBBQ専用のグリルは使用率が低くなって、自宅で保管するには場所塞ぎになりやすいのです。
ですからBBQグリルだけでなく焚き火台としても兼用しやすい、ユニフレームのファイアグリルを自分的はよくお勧めしているのです。
ユニフレーム(UNIFLAME) ファイアグリル 683040
ですが、ファイアグリルの網サイズだと小さ過ぎて4人までが我慢の限界。
小さな網で我慢しながらのBBQって自分は好きじゃないです。
それに炭を追加するにも、一々網を完全に外さないとならない。
そういう不便もこのチューブラルグリルだと解決です!*引用画像LOGOS H.P.
キャンプ好きを公言している人間が主宰となってBBQを行う時に、見た目も良くスマートにやれれば周囲も感心すると思うんです。
逆にキャンプ好きを公言しておきながら、初心者と大差無いことしか出来なかったら「こんなものか」で終わっちゃうと思うんです。
別にマウントを取ろうとか、威張りたいとか、そんなのじゃ無いけれど、やっぱり恥はかきたくないのが本音です。
自分の実姉は子供が小さい頃によく庭でBBQをやっていたのですが、自分がこのチューブラルグリルを使ってBBQをした時に、炭の追加に感心してましたね。
頻繁にBBQやっていた人だからこそ、その差に気づいて感心できたのでしょうね。
そう言う意味でも、このチューブラルグリルは間違いの無い製品だと思います。
網の形状が正方形のファイアグリルだと、人間が四方で取り囲みがちですが、長方形のチューブラルグリルですと両脇にテーブルを配すと非常に収まりが良い。
特に、自分が所有しているスノーピークのアジャスタブルf.テーブル竹だと天板が72x91cm
今回紹介しているLサイズのグリルは55x95x80cm
すなわちテーブルの短辺とグリルの長辺がほぼ同じような長さなんです。
上の写真では、奥の互換品テーブルと合わせて両側に配しましたが、1つのテーブルに5人=2つのテーブルで10人まで椅子を配することが出来ます。
もちろんBBQグリルから離れた人は手を伸ばしにくいでしょうが、家族や友人など親しい人同士を隣に組んで座って貰えば問題は無いと思うんです。
ただし網の大きさは60.5×29.5cm
自分の感覚だと6人がジャストサイズです。
7人以上の場合は先に紹介したユニフレームのファイアグリルと併用して、焼き場の面積を増やしています。
実は以前はXLサイズのチューブラルグリルを所有していたのですが、55x105x80cm
そう! テーブルよりも大きくはみ出て邪魔だったんです。
その割に網の大きさは70.0×29.5cmと、極端に面積は増えません。
だったら先述したようにファイアグリルを併用した方が有効です。
なのでテーブルと近いサイズのLサイズを買い直したというわけです。
ただ同一メーカーがサイズを合わせて作ったわけではないので、それでも微妙にグリルの方が大きい。
それも脚がテーブルよりも少しはみ出るので、脇を通る時に足を引っ掛けやすい。
脚がハの字状態に末広がりで安定性が高いのがこのグリルの特徴でもあるので仕方ないと思いますが、ちょっと気をつけないとならない。
それでも、上の写真を見れば分かるように高さはちょうど良いです。
ハイスタイルを堅持している我が家には得難いサイズ感です。
もちろんこれだけ高さがあるのだから、立食スタイルでも使いやすい高さです。
立食スタイルでしたら、先述したハの字状態で安定感のある脚はとても意義があります。
細かいところを言うと、脚部先端はネジ状で高さを微調整出来るので、不整地でもガタ付き無く設置出来るのもさすが専用品というポイントです。
脚は組み立て式なので、80cmのハイスタイルと41.5cmのロースタイルと、2通りの高さが選べます。
自分は上のようにハイスタイルのテーブルと組み合わせてばかりですが、ロースタイルにも対応できるのは良い事だと思います。
機能としては、火床の高さを2段階に調整して火力調整も出来ますが、これは有っても無くてもどうでも良い機能だと感じています。
火力の調整は炭の量で調整した方が良いからです。
炭を均一に並べるのではなく、わざと多いところと少ないところを作って、強火の場所と弱火の場所を作っておくと使いやすいです。
そういう強弱を作るにも、こうした大きなグリルだとやりやすいのもメリットですね。
もちろんデメリットもあります。
最大の欠点はなんと言っても収納寸法がデカい!
車に積載時はもちろん、自宅での収納でもかなり場所を取る覚悟が必要な大きさです。
使用時の形状からただ脚が外れただけのような収納状態ですから、想像しやすいと思いますが保管時には邪魔物です。
我が家は以前はキャンプと関係無くBBQをやっていた時期があり1年に1度以上使っていたのでまだ保有していますが、最近では2年に1度くらいしか使用していないので正直そろそろ処分を考えた方が良いかな?と考えています。
この後もまた使う機会はあるかもしれないけれど、あまりにも保管に場所を取るので処分を考えざるを得ないのです。
ただし、売却しても二束三文にもならない覚悟が必要です。
先述したように数年前にXLからLに買い換えたのですが、キャンプブーム真っ最中にヤフオクに出品したにも関わらず、競り合われることも無くスタート価格の1000円でしか売れませんでした。
梱包サイズが大きいので、送料無料が標準的なメルカリだと赤字覚悟ですね。
必要になったら、適当な中古を安価に購入し、使い終わったら二束三文で手放す事を繰り返す。
そんな無駄遣いな運用方法を考えるくらいに、デカさは大きなデメリットです。
でも他の所有者も似たような事を考えるようで、二束三文で手放す人が多い。
なので、中古を気にしない方ならば格安の掘り出し物に巡り会える可能性もあります。
→メルカリ検索結果
オプションも専用品がいくつか揃っていますが、それらはちょっと微妙かも?
掃除が楽になると非常に評価が高いのが「お掃除楽チンカバー」
ロゴス(LOGOS) BBQお掃除らくちんカバーL(2pcs) 81314110 シルバー キャンプ コンロが汚れない
確かに掃除は楽になりますが、これ火床にセットすると、炭継ぎ足しで火床をスライドさせようと思ってもスムーズに動かなくなるんです。
全く動かないわけではないので、まぁなんとかなりますが個人的にはイマイチ。
ただ世間一般的には、掃除が劇的に楽になると非常に評価が高いので検討しても良いと思います。
まぁ掃除を楽にしたいのなら大判BBQ用アルミホイルを使えば良いんじゃないかと自分は思うのですが…
BUNDOK(バンドック)BBQ アルミホイル 45 BD-473 汚れを防ぐ 簡単 便利 バーベキュー グッズ シルバー 特大
その方がコスパ良いけど、セッティングはやはり専用品の方が楽なので、頻繁にBBQをやる人でなければ、そこまでコスパに拘らないのかな?
専用の収納袋もあるけど…
ロゴス(LOGOS) デザイングリルキャリーバッグ M(ピンストライプ) 81340523
これ、元箱ごとそのまんま入れるだけの袋なんですよ。
元箱が無かったら、間仕切りも何も無いのでガシャガシャとただ突っ込むだけ。
それもパッドも何も無いペラペラの薄い生地なんで何の意味もありません。
だったら大きなゴミ袋と何も変わりません。
「汚れが気にならずに車に積める」とかメーカーでは言っていますが、いやいや元箱に仕舞えば車は汚れませんよ。
元箱の外に袋をかけたって、箱の中が汚れるのは一緒ですし。
箱が開いて中が出ないという以外は何も意味がありません。
専用を歌ってそれなりの金額で販売しているんですから、もう少し考えて作って欲しいと思います。
これらの情報を記事にするために調べていて、自分も初めて知ったのが専用ラック
ロゴス(LOGOS) チューブラルサイドラック 81061649 キャンプ アウトドア バーベキューコンロ
これはBBQ利用時に、調味料とかをまとめて置けて案外便利そう。
Amazonとかでは何故かチューブラルグリルと一緒に表示されないので、あまり知られていないようです。
使い勝手が良くなりそうなので、自分で買ってみるかもしれません。
って、処分を考えているのに無駄なオプション品を増やしている場合ではありませんね(苦笑
こうしたグリルは他社からも似たような製品が製造販売されています。
メジャーどころですと、やはりコールマンですね。
コールマン クールスパイダープロ/L レッド 2000010394
好みはあると思いますが、一般的にはこっちの方が格好良いデザインだと思います。
ただ側面のメッシュって脂汚れが付いた時に洗いにくそうだと自分は感じたんです。
それと、炭追加は網を外さなくても出来るのはロゴスと同様ですが、ロゴスは短辺側に炭床を引き出せるのに対し、コールマンは長辺側を引き出すんです。
長辺側は人が座っている事が多いでしょうから、引き出すと邪魔になるケースが多いと思います。
洗いやすさや実際の使い勝手を考慮すると、自分にはロゴスの方が合っていると考えたわけです。
他には尾上製作所
尾上製作所(ONOE) バーベキューコンロCR-Mステンレス CR-M-ST [焚き火台 キャンプ用品 BBQ コンロ グリル BBQ 七輪]
販売価格は安いし、ピザオーブンがオプションで有ったりと面白そうなんですが、炭追加は網をスライドする方式なのが好みでない。
半面だけでも網の上の肉や野菜を片付けないとスライド出来ないので、ロゴスやコールマンに使い勝手が劣りますね。
と、まぁ当時いくつか比較検討してBBQグリルに関してはロゴスが良いと思ったわけです。
収納寸法がデカいのは非常に大きな欠点ですが、それは他社も同様です。
デザイン性はそれほどでは無いけれど、シンプルでそれほど悪くは無い。
衛生的に洗いやすくて、使いやすい。
快適なグループBBQのお供に如何ですか?
保管場所に余裕がある方に、お勧めします。
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