家の形を模したテントをロッジタイプと呼びます。
テントが直線で構成されていて壁が垂直に近いくらい立っているので、テント内が床面積の割に広く使いやすいのが特徴です。
1970年代頃は非常に人気が高く、多くのメーカーが製造販売していました。
しかしフレームが重い、強風に弱いといった欠点もあります。
ドーム型テントが登場し大型化高機能化するとロッジタイプはどんどん廃れてしまい、一時期は国内ではogawaしか製造販売していない時期もありました。
それが、居住性の良さやちょっとレトロな見た目で人気も復活し、現在は複数のメーカーが参入している状況です。
今回紹介するのは国内の老舗ブランドogawaが製造販売するオーナーロッジType52Rです。

ogawa(オガワ) アウトドア キャンプ テント ロッジ型 オーナーロッジ タイプ52R 【5人用】 2252
先ほど紹介したように国内では唯一ロッジタイプを作り続けていたブランドですね。
ogawaでは、地面剥き出しのボトムレス構造のロッジタイプシェルターを「ロッジシェルター」と呼び
インナーテントを標準装備しているロッジタイプテントを「オーナーロッジ」と呼んでいます。
すなわちこのオーナーロッジタイプ52Rはインナーテントが備え付けられている事が分かります。
自分は以前から初代ロッジシェルターを愛用しており、現行のII型に買い換え、更にT/Cも買い揃えるほどロッジシェルターを偏愛しています。→紹介記事
そんなロッジシェルター大好き人間の感覚として、タイプ52Rが発売された時の感想は…
「こんな小さなロッジテントは要らない」でした。
ロッジシェルターの床面積は350x460cmと思ったほどは大きくない。
先述したように直線で構成され壁が立っているから広く使えるだけで、実際には中型テントの範疇だと思う。
特にインナーテントを付けて2ルームテントとして使おうと思うと、3人で使うには最高のサイズ感だが4〜5人で使うにはリビングスペースが狭いのが本音。
タイプ52Rの床面積は310x260cmと約半分の広さです。
ロッシェルは3人が適切で4人だとちょっと狭く感じるのですから、半分の面積のタイプ52Rを2人で使うと少し狭い事が予想できるわけです。
先述したようにロッジタイプは収納時に大きく重い。
使いやすく快適だから大きく重くても頑張って持ち出すわけで、狭くて窮屈ならば良いとこ無しだろうと思ったわけです。
と当初は思っていたのに、興味を持ったきっかけは車の買い換えでした。
自分はVOXYのTrans-Xというミニバンなのに2列シートで後部を積載に振った車を所有しています。
非常に気に入っているのですがこのグレードは廃盤になってしまったので、中古で同じグレードに買い替えたのです。
で、その際に車体の色が変わった。
車に接続するカーサイドタープが、今までは車の色に合わせて青系だったがこれを機に違う色に変えようと考えた。

とは言え現在所有しているカーサイドタープは設営は簡単だが、あまりに狭過ぎて使いにくかった。
なので今度は広めのものをと考えて、ogawaのカーサイドロッジに興味がわいた。
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ogawa(オガワ) キャンプ アウトドア カーサイドテント カーサイドロッジ [2人用] 2340 サンドベージュ×ダークブラウン
で、ふと気がついた
「あれ? これだったらタイプ52Rでも良いんジャネ?」
カーサイドロッジの床面積は310x230cm
庇の張り出し分タイプ52Rの方が少し長いけど、実際はほぼ一緒です。
ogawaの直営店グランドロッジで聞いてみたら、ちょうどタイプ52Rをそうやって使っているスタッフさんがいたので聞いてみたら
「車に接続するのもロッジシェルターに接続するのも、どっちも両方普通に出来るのでその点は大差無いですね」
「ただ、ロッジシェルターを持っているなら、インナーテントが流用できるからタイプ52Rの方がおすすめですね」
だそうです。
でも自分はロッシェル用に、4人用と2人用のインナーテントを既に所有しているんです(苦笑
となるとどちらでも大差無いって事か…
まぁ何にせよどちらも高額過ぎて、自分のお小遣いでは手が出ないのが現状です。
しばらく様子見です。
と思っていたのですが、近所のリサイクルショップでタイプ52Rが激安で売られていた。
定価の半額以下どころではない。
こりゃぁ買うしかないな。
と言うわけで、カーサイドロッジと比較検討する事も無くアッサリとタイプ52Rに決定です。
ちなみにこの時はタイプ52R T/Cも激安で売られていたのですが、雨に降られた場合はロッシェルとタイプ52Rの両方を乾かす作業が面倒なのが予想されるのでポリエステル製のタイプ52Rを選んだのです。
さて実際に設営してみると…

基本的には事前の予想どおりです。
2人以上で使うには寝るには十分のスペースだけど、リビングとしてテント内で過ごすには狭い。
ogawaのロッジテントらしく、設営はとっても簡単です。
見た目は格子柄の窓がアクセントとして可愛らしいデザインですね。

ただ、入り口がこれ以上開かないので出入りが微妙に面倒。
見た目重視で使いやすさは後回しって印象です。
実用的には裏側のフラップを跳ね上げて、そちらから出入りした方が使いやすいかも?

ちなみにこのフラップ跳ね上げをタープ代わりに使うには、正直狭いだろうなと思います。

初めてのテントにタイプ52Rを単独で使うような人にはやっぱり勧めにくいのが本音です。
次に購入のきっかけとなった車と接続をしてみると…

カーサイドタープ用の吸盤に跳ね上げたフラップをただ引っ掛けるだけです。

ogawa(オガワ) アウトドア 吸盤フック 吸盤ギアマウント ダークブラウン×ブラック 3193
インナーを取り付けずに、ただのシェルターとして使っても良いし

インナーを取り付けて、しっかりしたリビングにしても良い。

好みや天候次第でどちらを選ぶのもアリですね。
個人的にはインナーテント無しのシェルター使いの方が、カーサイドタープ的なノリで気軽で良いかな?と思います。
カーサイドロッジと比べると、車との接続部がフラップのみなのが不満な方もいると思いますが、使ってみれば側面が覆われている事にはあまり意味が無いと思います。
完璧に車との接続面を塞ぎ切る事は難しいので、あまり神経質になっても仕方ないと思うのです。
まぁこの辺りは個人的な感覚ですね。
次にロッジシェルターと接続してみましょう。

ロッジシェルターの後部出入り口は観音開きになるので、そこにタイプ52Rの庇を突っ込むだけです。

ロッシェルよりもタイプ52Rは全高が少しだけ低いので綺麗に収まるのです。
隙間が全く無いわけではありませんが、気にするほどでは無いと思います。


虫や隙間風の侵入などはほぼ無いと思います。
ただタイプ52Rの庇は気持ち前下がりなので、雨が降ってきたら庇づたいに雨が侵入してくる可能性はあります。

この点は自分自身がこの組み合わせでまだ雨天の経験が無いので、何とも言えません。
ただ、とにかくタイプ52R分のスペースが拡張される訳ですから、かなり室内空間が広がるのは間違いありません。

散々タイプ52Rは狭いと言ってきましたがそれはタイプ52R単独で完結するには狭いと言うだけで、例えば寝室として使うならば4人くらいまでは十分な広さです。
そしてロッジシェルターが丸々リビングとして使えるわけです。
この組み合わせは4人くらいのファミリーキャンプにかなり有効だと思います。
区画が狭い場合にはロッジシェルター単独でしか設営出来ない場合もあるでしょう。
そんな時はタイプ52Rのインナーテントをロッジシェルター内に設営する事も出来ます。

純正の5人用インナーテントよりも少し奥行きが短く高さも低いので、ストレッチコードなどが必要です。

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インナーテントはT/C素材で、4面にメッシュスクリーンが配されているので通気性も良いです。
純正の5人用インナーテントと比べてもほんの少し狭いくらいで、4人までの使用では全く狭さを感じないと思います。
タイプ52Rが有れば、5人用インナーテントは不要だと思います。
ロッジシェルターII・TC 紹介編
オーナーロッジタイプ52R

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