先日、出張中ムカデに噛まれました。
画像参照アース製薬
キャンプ中の事故では無いのですが、キャンプ中に被害に遭う可能性もあるので、注意喚起としてこの記事を掲載します。
被害に遭ったのは神奈川県の足柄エリアで、台風6号が関東に接近した6月上旬。
自然豊かな環境の山の中の施設ではあったが屋外ではなく、施設内での事。
休憩の為に一旦施設外に出て別棟に移るため、隅に放り投げておいたゴアテックス製のハードシェルを小脇に抱えて靴を履こうとした。
小脇に抱えた右腕にビリッと痛みと言うよりも電流が走ったように感じた。
最近、軽く指がツルような症状が出るので、今回は症状が悪化して腕に広がったのか?とも思った。
いや、でもそんな感じとは違うような〜?
何て考えている間に、また同じ箇所に刺すような痛みが走った!!
これはつるとかそういう感じじゃないし、そもそも筋肉の痛みではない。
小脇に抱えていた上着(ハードシェル)を外して腕を見ると、特に異常は無い。
じゃぁ何だろう?と思って、何気に上着を見るとフード部分からムカデが這い出て来た…
情けない声で「ウワァっ!!!」と叫んで思わず、ハードシェルを放り投げてしまった。
ムカデはソソっと靴箱の隙間に隠れて行った。
「大丈夫ですか!?」
クライアントが自分の声に気がついて、こちらを見ていたようだ。
「ずいぶん大きなムカデしたねぇ 噛まれました?」
おそらく15cmくらいはあったはずだ。
ズキズキと痛み出してきている。
うぅ〜んこれはマズイかもしれない…
ちょうど一旦休憩のタイミングだが、約10分で休憩は終わりすぐにまた仕事が再開される。
大人数が動いているので、自分の都合で仕事を滞らせるわけにはいかない。
この間にiPhoneで検索して応急処置の方法を調べてみる。
1「とにかく先ずは噛まれた患部を消毒し、毒を排出する。」
しかしこの時は消毒液も無ければ、ポイズンリムーバーも持っていない。
なので給湯室に駆け込み、水道の流水で洗い流しながら、患部を指で強く摘んで毒を少しでも排出するようにした。
2「ムカデの毒は42度以上の熱に弱いでの43度以上のお湯に15〜30分程度浸すと痛みが和らぐ。」
この時の水道がお湯も出るタイプだったので、そのままお湯に切り替え流し続けた。
休憩時間は10分程度、そんなに長くはお湯をかけ続けられないが、何もしないよりは良いだろう。
熱くて耐えられなくなるギリ手前くらいを調整しながら、お湯で患部を温め続けた。
3「痒みを抑え抗炎症作用のある、ステロイド外用剤を塗る」
いつもだと出張用アメニティセットの中にステロイド系の軟膏を入れているのだが、1泊の出張だったので今回に限って、荷物を減らすためにアメニティセットを置いてきていた。
薬を買いに行く時間は…
10分も経たずに、他の人たちが戻ってきた。
応急処置はお終い!
軟膏は塗っていないものの最低限の応急処置は済ませた。
あとは速やかに仕事を済ませるのみだ。
先ほど一緒にムカデを見たクライアントが心配そうに声をかけてくる。
「大丈夫ですか?」
応急処置を済ませた事を伝え、まだ施設内にムカデがいる危険性を他の人にも伝え、そこからは仕事に専念する。
ズキズキとした痛みと、時々ビリッとくる痺れもある。
でも我慢出来ないほどではない。
応急処置と一緒に毒性についても調べておいたが、ムカデの毒は「痛み・痺れ・痒み」の症状があるようで、生死に関わるほど大げさなものではないが重症化すると痛みや痺れは長く残る事もあるようだ。
(ただし複数回積み重なる事によるアナフィラキシーショックによる死亡の危険性はあるようだ。)
どうにか仕事を終えて、自分はビジネスホテルのある麓まで自分の車で降りる事にした。
時間は夜22時を回っていたが幸いな事にホテルの近くに24時間営業のドラッグストアが有ったので、ステロイド系の軟膏を購入することが出来た。

ある程度時間が経過してしまうと、温めると毒が体内に回りやすくなってしまうそうなので、ホテルでは浴槽には浸からないようにして薬を塗るだけにしておいた。
こうした応急処置が功を奏したようで、この後はだいたい良くなった。
24時間くらいはわずかな痛みが残ったが、2日くらいで痛みは無くなった。
ただ10日くらい経ってから再び痒みがぶり返してきた。
けっこう潜伏期間が長いのかもしれない。
こう考えるとたかがムカデと侮れないと思う。
(その後は痒みもひいて、現在は完治と言って良いだろう)
皆さんも気をつけて下さい。
キャンプ中は毒を持った虫などの危険性も少なからず考えておくべきです。
今回の騒動で覚えた、ムカデに対する応急処置は
1「とにかく先ずは噛まれた患部を消毒し、毒を排出する。」

白十字アルコール消毒綿

Newエクストラクターポイズンリムーバー
2「ムカデの毒は42度以上の熱に弱いでの43度以上のお湯に15〜30分程度浸すと痛みが和らぐ。」
今回自分は幸運にもお湯が出る環境だったので患部を温める事が出来ましたが、お湯が出ない場合の事を考えると使い捨てカイロの類を夏でもキャンプには持って行った方が良いと考えるようになりました。

ホッカイロ貼らないレギュラー
3「痒みを抑え抗炎症作用のあるステロイド外用剤を塗る」

リンデロンVsクリーム
自分はやや肌が被れやすい体質なので、普段から出張などではステロイド系の軟膏を持ち歩いていますが、キャンプでは絶対に持つべき薬だと思っています。
虫刺されにはもちろん火傷にも使えますし、本当に必携の薬だと思っています。

これらを分かりやすいケースに入れて、キャンプ中は目につきやすい所に置いておくことをお勧めします。
自分は、以前に毒蛇とも遭遇していますし、最近では熊が宇都宮の繁華街にすら出没する時代です。
キャンプだからと言って過剰に心配したり、キャンプ自体を辞めたりする必要は無いと思っていますが、だからと言って対策を疎かにするのは無謀だと思っています。
こうした軽微な事故も、大きな被害に繋がっていなければ経験として蓄積されて、安全で楽しいキャンプに役立ちます。
皆さんの安全で楽しいキャンプに少しでも役立つことを願っています…

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