先日記事にしたように冬に自転車キャンプをしようと準備を進め、寒さ対策でテントやシュラフなどなど色々と新調したのだが、服装で新規に購入しようと思ったのがダウンパンツだ。
自転車に乗っている間はペダルを漕ぎやすく汗冷えしない服装=サイクルウェアが良いのだが、自転車を漕ぎ終えてキャンプ場でくつろぐにはサイクルウェアは寒過ぎる。
暖かく軽量コンパクとな服装と言えば、やはりダウンウェアが一番向いている。
自分もダウンウェアは持っていないわけではない。
先ずダウンジャケットはユニクロのダウンボリュームジャケット

ファッションブランドであるユニクロの製品なので、登山用品メーカーなどで扱うFP800以上の高品質ダウンと比べると一段落ちるFP640なのが少し残念だが、ダウンの充填量がダウンボリュームというだけあってかなりフカフカなのが特徴。
もちろんかなり暖かい。
このダウンジャケットの上や中に何を着るのかにもよるが、厳冬期でも暖かく着れる確信がある。
携帯時の圧縮はFP640なので、コンパクトさでは劣るが自分的にはギリギリ許容範囲。
ちなみに自分のダウンジャケットは4年前の2020年に購入したのだが、現在はユニクロのライトダウンはFP750にグレードアップしている。
しかし残念ながら今シーズンはダウン増量されたボリュームシリーズはラインナップされていない。
FP750のダウンで作り直されていたなら、買い換えたかったのだが…
なので今回はこのダウンジャケットで乗り切ろうと思っている。
ダウンパンツも一応所有している。
こちらもユニクロ同様に安価な製品作りで知られたワークマンのフュージョンダウンパンツ

こちらはフュージョンという名前からも分かるように、ダウンと化繊綿を混ぜて充填された商品。
最近の化繊綿は暖かさではだいぶ向上したが、携帯時の圧縮に関してはやはりまだダウンには及ばない。
そしてこの商品はダウン・化繊綿の充填量も乏しい。
なので結果的にあまり暖かく無いのにコンパクトにならないという残念な商品です。
厳冬期の冬山なんてもってのほかなのは当然ですが、真冬の部屋着にするのすら躊躇うくらいの低レベル。
重ね着用途ならばまだ使いようもあるけれど、高地まで行かないにしても、真冬の自転車キャンプに使うのはかなり厳しい。
なのでダウンパンツは新調しようと決心したわけです。
冬山登山をするわけでも無いし、冬の自転車キャンプもそこまで頻繁にやる暇も無い。
となればできる限り安価に抑えたい。
最初に考えたのは低価格登山用品とくればすぐに連想する、中華メーカー=ネイチャーハイク
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同社のテントやエアーマットを実際に使ってみたが、テントは価格を考慮すればまぁ悪くない出来、エアーマットは低価格ということを抜きにしてもなかなかに良い出来だと感じた。
なのでこのダウンパンツもそれほど悪く無いだろう事は想像できる。でも、ダウン製品ならば他にも試したいブランドがある。
同じく中華製品だが、ダウンシュラフの分野でコスパが非常に優れているという評判をよく耳にしているイージスマックスだ。
このブランドはダウンシュラフの国際基準ヨーロピアンノームにいち早く準拠するなど、安いけれどどこか胡散臭さが付き纏う他の中華ブランドと一線を画す本気の登山専業ブランドだと自分は感じていた。
ナンガなどの国内ブランドと比べると足元の余裕など寝心地は一歩劣るが、製品の質は決して低く無く、価格だけは中華ブランドらしく安価という非常に好感の持てるブランドだ。
ダウンシュラフは購入する機会が無かったが、ダウンパンツはこの機会に一度試してみたいと考えたわけだ。
高級ダウンと呼べる800FPのグースダウン!
モンベルなどの900FPには少し劣るが、まぁまぁの高品質と言える。
以前のネイチャーハイクは700FPくらいのダックダウンだった記憶なので、どうせ買うなら少しでも質の良いものをと思ってイージスマックスにしたかったというわけです。
でもこの記事書くために見てみたら、いつの間にかネイチャーハイクも800FPのグースダウンになっていたんですね!?(汗
まぁイージスマックスの質が落ちたわけではないので、気にしない!(苦笑
ちなみに充填ダウン量はネイチャーハイクだと1種類しかないが、イージスマックスには2種類ある。
薄手のStandardとダウンのボリュームたっぷりなThickeningの2種類。
実際にはStandardが中間着に向く薄手、Thickenが単独使用にも耐えられる中厚手と言う感じでしょう。
カタログスペックで比較すると、ネイチャーハイクだとLサイズでダウン量98g総重量250g、イージスマックスStandardのLサイズでダウン量100g総重量242g、ThickeningのLサイズでダウン量165g総重量299g
本格登山用途だが安価と定評のある国産ブランドモンベルも混じえて簡単に比較してみよう。
| メーカー品名 | ワークマン | Naturehike | AEGISMAX Standard |
AEGISMAX Thickening |
モンベル スペリオ |
モンベル Lアルパイン |
| FP値 | 不明 | 800FP | 800FP | 800FP | 800FP | 800FP |
| ダウン種類 | ダックダウン+化繊綿 | グースダウン | グースダウン | グースダウン | EXダウン ダック? |
EXダウン ダック? |
| ダウン量 | 不明 | 98g | 100g | 165g | 不明 | 不明 |
| 重量 | 334g(XL) | 約250g | 242g | 299g | 226g(平均) | 316g(平均) |
| 価格 | 1900円 | 6392〜8990 | 7780〜8500 | 10500円 | 14850円 | 16060円 |
ワークマンはダウン量も総重量も公表していませんが、重量は自分所有のXLサイズで実測しています。
また、ワークマンは裏地にアルミコーティングを採用しているので他よりも生地がかなり重いと予想できます。
ただ自分で履いた感じはとにかくダウン+化繊綿はかなり乏しいけど重いと感じます。
800FPのダウンと比べようがないくらい低品質です。
化繊綿はFP値で評価できないのですが、あえて数値化するなら500以下だろうなと感じるくらいとにかく暖かくない。
モンベルもダウン量を公表しておらず、さらに重量は何故か「平均重量」という表示。
たぶんサイズによる重量違いを細かく表示しない平均値という事だと思いますが、S・M・L・XLの4種なのでネイチャーハイクやイージスマックスのLサイズよりほんの少し軽い重量じゃないかと思われます。
そしてダウンのFP値も変わらないので、ダウンの充填量はスペリオでネイチャーハイクやイージスマックスのスタンダードとほぼ同量か少し少ない。
ライトアルパインは側生地が一部二重に補強されているのでイージスマックスのThickningとほぼ同量か少し多いと予想されます。
ちなみにダウンの種類はダックよりもグースの方が長寿命でカサも大きく優れていると一般的に言われています。
現在モンベルはダウンの種類を公表していませんが、800FP以下はダック900FP以上はグースを採用しているという噂です。
価格はお店による違いや頻繁に見かけるセールなどによってネイチャーハイクやイージスマックスは変わるので、自分が見た範囲での2024年冬〜春頃のAmazon価格を参考価格として表記しました。
こうして比べると明確になりますが、ワークマンが飛び抜けて安いけど、重くその割に全く暖かくない。
ネイチャーハイク・イージスマックスStandard・モンベルスペリオがほぼ同じような性能。
イージスマックスthickeningとモンベルライトアルパインがほぼ同じくらいの性能ということがわかると思います。
防寒性を重視しつつ、安くあげたい自分が選ぶのはもちろんイージスマックスThickening!
モンベルは(おそらく)ダックダウン、イージスマックスはグースダウンというのも自分的には大きなメリットです。
経験的にグースダウンの製品は長持ちしていますから。
また、このようにダウン量が2種類選べるのもイージスマックスがモンベルなどと同様にしっかりした山岳用品メーカーだと感じる根拠の1つです。
ネイチャーハイク以外にも似たような安物ダウンパンツはAmazonなどでよく見かけるが、イージスマックスのThickeningのようにダウン量豊富な中華メーカーは全く見かけない。
インナータイツのように中に履くならば、スリムで使いやすいし街中や部屋着としてならば十分以上に暖かいダウン量のパンツしか有りません。
経営的効率を優先すれば、そんなタイプだけの方が利益が上がるのでしょう。
しかし厳しい寒さの雪山登山など本気のアウトドアユーザーのためには、それ以上のダウン量のパンツも提供すべきと考えるメーカーのみが複数種類を用意するわけです。
イージスマックスもそうしたメーカーなのだろうと推察できるわけです。
購入するショップはリンクを貼った楽天などでも良いだろうし、低価格を最優先に考えるならAliExpressが一番良いだろう。
でも自分は国内で個人でネットショップとして開業しているぜつえん氏のぜつえんアウトドアで購入しようと思う。
ぜつえん氏の事は、元々はネイチャーハイクのテントに興味を持って調べた時に知りました。
アウトドア経験豊富な方で、とっても参考になるレビューを書かれる方です。
自分がネビュラ2やエアーマットを購入する際にも参考にさせてもらいました。
衣類はどうしてもサイズが合うかどうかが気になるので、自分は通常は試着してから購入することがほとんどです。
しかしイージスマックスは日本国内の店頭で見た事が無いので、実店舗で購入しようが無い。
なので信用のおける方が運営されているネットショップで購入しようと思ったと言うわけです。
メールで連絡を取り合いサイズの相談をしましたが、予想通り丁寧に相談に乗ってもらえました。
身長170cmで胴長短足、普段はウェスト86cmくらいの服をゆったりめに履いていると伝えると、勧められたのはXLサイズ
裾ゴムがあるので長くて困ることはないだろうとの事。
年の瀬も押し迫った忙しい12/26に注文して12/28に発送、北海道からの発送なので中一日の12/30に到着でした。
Amazonなどよりは少しだけ余計に日数はかかりますが、個人運営のネットショップとしてはかなり迅速な対応でしょう。
届いた商品は梱包などももちろん全く問題無し。
広げただけでもフカフカ具合が確認できます!

これはかなり暖かいと期待できますね!!
さて、重量をチェックしてみましょう。
専用スタッフサックに収納した状態で実測317.5g

スタッフサックは6gだったので、ダウンパンツ単体では実測311.5gですね。
ぜつえん氏の販売サイトによるとXLサイズで315g±5gとのことだったので、説明どおりです。
(メーカーの公式サイトだとLサイズしか重量を記載していないので、ぜつえん氏が実測しているようです)
スタッフサックに収納された状態ではかなりコンパクト!
ただしその分、かなりギュウギュウに詰め込んでいる。
ぜつえん氏いわく「袋に詰める時は、畳まずに足元より押し込んでいく方法がベスト」との事。
ダウンシュラフもこのやり方をショップなどでは勧められる事が多いですね。
ワークマンのフュージョンダウンパンツだとここまでギッチギチでないので比べるのは可哀想だが、並べるとダウン量に乏しいはずのワークマンの方が1回り大きい。

まぁイージスマックス同様にギッチギチに圧縮すればほぼ同じ大きさになりますが、ダウン量を考えたら…
やはり低品質なダウン+化繊綿では、どう足掻いても800FPに収納性でかなうわけがありません。
そして暖かさも比べ物になりません。
ワークマンのフュージョンダウンパンツだと真冬で暖房無しだと部屋着にすら厳しいと先述しましたが、イージスマックスのダウンパンツ(中厚手)だとアンダータイツ無しでも2度くらいの気温の屋外で寒さは全く感じませんでした。

この暖かさでこれほど軽量コンパクトなのはダウンパンツならではです!
ファスナー付きの前開きなので、脱ぎ履きしやすいし、用を足すにも便利。

もちろん重量増に繋がるが、これは衣類としては有していてほしい機能だと思う。
ワークマンのフュージョンダウンパンツは前閉じです。
両腰にファスナー付きでポケットがあるのも使い勝手が良い。

もちろんこちらも重量増と圧縮しにくさに繋がるので、これは好き嫌いが分かれるだろう。
自分としてはポケットは便利だが、ファスナーまでは要らなかったと感じる。
安物ダウン製品だと酷いダウン抜けも散見されるが、この製品も多少のダウン抜けは見られるがあまり酷いとは感じない。
サイズ感は170cmで軽いメタボ体型だとやはりXLを選んで正解でした。

自分は昭和オヤジらしく胴長短足体型ですが思ったほどは脚が余らなかったので、現代の足長の若者には少し短く感じるかも?
暖かさにそこまで拘らないならばネイチャーハイクのダウンパンツでも良いと思うが、とにかく暖かさに拘ってコスパも良いダウンパンツとなれば、イージスマックスのthickeningの一択だと思います。

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