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初心者にお勧めの食器類

初心者と言うかキャンプに興味の無い一般の方ですと、紙コップ・紙皿・割り箸といった使い捨ての食器をよく見かけます。


絶対にいけないというわけではありませんが、メリット・デメリットを比べるとあまり有効な選択とは思えません。まずメリットを考えてみましょう。
・洗わずに済むので手間がかからない。
これはそのとおりでキャンプに不慣れな内は作業を減らす意味でも有効です。
この点が絶対的に重要でしたら、使い捨ての食器を選ぶのは間違いだとは思いません。
・安上がりに済む。
なるほど一見安価なように思えますが、毎回使い捨てではそれほど安上がりとは言い切れません。
100均の安価な食器を使い続ければ、そちらの方が安上がりになると思います。
この点はこれからもキャンプをやり続けるのかにもよるので、そういう意味ではまず初めてのキャンプに様子見で使い捨て食器は納得です。
・大人数に対応しやすい。
これは素直にそのとおりで、ほとんどの使い捨て紙容器は1パックに複数入っています。
使い捨てでない容器を人数分購入したら、金額もかかりますし保管場所も考えなければです。

デメリット
・水や油を吸うと紙皿・紙コップは使いづらい。
使っているとグニャグニャになってこぼれそうになる事もあって危ないです。
・食品の熱が伝わりやすいので、熱い食品を入れると持ちにくい。
手にほとんど直接、料理の熱が伝わるので熱々の料理だと持ちにくい。
・軽いので風などで飛びやすい。
少しだけ料理がお皿の上に残っていると、料理ごと飛ばされてそこら中が汚れまくります。
以上の点から、初めてのキャンプで様子を見たい方、後片付けを省力化したい方のみには使い捨ての紙容器をお勧めしても良いと思いますが、一般的にはやはりデメリットの方が大きいと思うのです。
キャンプが少し慣れてきた頃に、初心者が紙皿・紙コップからステップアップするにはどういった器が向いているかを考えてみましょう。

先ずは素材の面から考えてみます。
普段自宅で使われている陶磁器はどうでしょう?


熱い食品を入れても持ちやすく、保温性もそこそこある。
更に油汚れも落としやすい。
世界中広く普及している事からわかるように、飲食に一番向いていると言えるでしょう。
しかしことキャンプとなると、衝撃に弱く割れやすいのが最大のデメリットです。
ご家庭で使われている陶磁器はスタッキングも出来るものもあるかと思いますが、コンパクトに持ち運びたいキャンプでは移動時に嵩張る上に、無理に重ねたまま移動すると更に割れやすくなるのも困りものです。
破片を掃除機やガムテープで完全に回収することが難しいキャンプ場では危険性を考えると、あまりキャンプには向いているとは言えません。
陶磁器の魅力は諦めがたいので、ならば割れにくい陶磁器はどうでしょう?
ヤマザキ春のパン祭で有名なアルコパルやコレール社の製品は、厳密にはガラスなのですが一見磁器のようで、キャンプにも向いているのかと思ったのです。

しかし、調べてみたらこれらの器は割れにくいけど万が一割れた時は細かく鋭利に砕けて飛散するとの事。
割れる確率は下がりますが、万が一割れた場合は普通の陶磁器よりも危険と言えます。
これでは陶磁器以上にキャンプに不向きなのではないでしょうか?
でも落として割りさえしなければ、非常にキャンプ向けな素材ではあります。
我が家で使っているパン祭りのアルコパル皿は端が少し欠けてしまったのですが、そのまま何年もそれ以上は割れずに使えています。
やはり割れにくい食器なんだと感じています。
ならば割れる事のない素材、メラミン樹脂の登場です。

熱に弱く油汚れが落ちにくいプラスティック製をもう少し改良した素材です。
メラミン樹脂は基本的に割れませんので、危険性はありません。
陶磁器と同様に熱い食品を入れても持ちやすく、保温性もほぼ変わりません。
高級ブランドでなければ安価な製品が多いのも特徴です。
一方で艶の無さからメラミン樹脂と一目でわかり安っぽさは拭えません。
また完全な耐熱性とまではいかないので、火に近付けると焦げる事もあります。
更に油汚れにやや弱く、場合によっては色移りなど変色する事もあります。
キャンプ場によっては化学合成洗剤の使用を制限している場合もあるので、洗うときに苦労するかもしれません。
上記のような理由からBBQなどに向いているとは言い難いのですが、その軽量性・耐衝撃性を考慮するとキャンプに向いていると言って支障は無いと思います。
おそらく比較的安価なキャンプ向け食器で一番多く採用されている素材だと思います。
同じく割れることのない金属製の食器。

鉄は重過ぎて使いにくいので、一般的にはアルミかステンレス製の食器ですね。
割れる心配が皆無なだけでなく、油汚れも綺麗に落としやすいのも優れた特性。
しかし、紙食器同様に食品の熱が伝わりやすいのとメラミンなどに比べるとやや重くなるのが欠点です。
でも頑丈さでは一番優れていますし、一番キャンプに向いた食器と言えます。
最近では二重構造になっている食器もあり、これなら熱が伝わらない上に保温性も高まるのも非常に優れた特性です。
ただその分嵩張るので、携帯性は劣ります。
無機質な印象を与えがちなので、見栄えを気にした場合はやや不向きかもしれません。
そうした見栄えを重視される方に向いているのが琺瑯食器です。

琺瑯は金属の上にガラス質の釉薬を焼き付けた素材です。
表面はガラス質なので衝撃を与えると剥がれやすいという欠点はありますが、基本的には陶磁器と金属器の良い所取りな食器です。
見た目に拘るならば、木製食器も選択肢に入ります。

強度は普通に使う分には十分ですし、保温性は非常に優れていますし、自然を感じさせる見た目はある意味一番キャンプ向きです。
ですが、厚く嵩張る上に重いのはキャンプにはやや不向きです。
また油汚れに弱く、無垢など仕上げによってはカビなどが繁殖しやすく不衛生になりがちなのはキャンプに向いているとは言い難いです。
最近は竹などの天然素材と人工樹脂を混ぜて作ったハイブリッド素材のものもあり、一概にはキャンプに不向きとは言えないと思っています。
そうした欠点を補うのが漆器でしょうか。
天然木材に漆を塗った器ですが、最近はプラスティック樹脂やウレタン塗料を塗った安価な食器もよく見かけます。
日本では汁椀など日常生活で頻繁に使われるくらい、食器としては優れているので気に入ったデザインのものが見つかればキャンプには最適かもしれません。
最終的には自分の好みと予算で決まるのかな?と思います。
具体的な製品を挙げていきましょう。先ず、とにかく安く済ませたいなら100均でも非常に多くの種類があります。
特にセリアはキャンプ向きのオシャレなデザインのものがたくさんありお勧めです。
メラミン素材のもの。

金属素材のもの。

ダイソーだとこびり付き防止加工されたステンレス皿があり、洗いやすさを考えるとキャンプに最適なんじゃないかと思います。

最近ではダイソーで2重構造の丼まであります。

実に多彩な食器が揃っていて、初心者と言わずほとんどのキャンパーが100均の食器で十分なんじゃないかと思ってしまうくらいです。
ただ実際に使ってみると、サイズが小ぶり過ぎたり逆に大き過ぎたりと実用性では今一歩に感じる製品が多いのが本音。
先述したお皿なども取り皿としては悪くないのですが、メインの料理を乗せるには小さ過ぎるのです。
2重構造の丼も、大小2種類ありますが一番使いやすい中サイズが無い。
携帯性を考慮すればキャンプに持って行くには家庭用の食器よりもやや小ぶりな方が向いているように思うかもしれませんが、オートキャンプの場合はそのくらいの差は誤差のように思います。
かと言って徒歩や自転車キャンプで持って行くには大き過ぎる。
そんな製品が圧倒的に多いのが現状。
慣れてくると予備の取り皿などとして残しておくのも構わないが、いつかはメインの食器は少しくらい高額でも気に入ったサイズ・デザインのものを購入した方が良いと感じています。
とは言え、この記事の趣旨である初心者には自分の好みを感じるまで先ずは100均で経験を積むのが一番だと断言します。
自分はダイソーで110円で購入した竹と樹脂のハイブリット素材の丼を今でも、補助的に使い続けていますし多分この先もずっと使い続けるだろうというくらいには、軽くて丈夫でデザイン含め気に入っています。

ただこのデザイン既に廃盤なんですよ…
同じ素材大きさで110円で売られているものはありますが、デザインが違う。
個人的にはキャンプにはこのデザインというか柄が一番合っていたと思うんですけどね…
ただ、表面が滑りやすいので持ちにくいのと、薄いせいで熱が手に伝わりやすいなどの理由から、妻には不評なので最近はメインの食器から外れました。
それでもサラダボウルなど予備の食器として今もほぼ毎回持ち出す食器なのは変わりません。
100均で色々物色するのが面倒ならキャンプ用品メーカーのセット品でも悪くないと思います。
例えば、キャンパーズコレクション 食器セット

[キャンパーズコレクション 山善] デイパーティー食器セット(4人用6種類) PCW-12(NA)ナチュラル PCW-12(NA)

[キャンパーズコレクション 山善] デイパーティー食器セット(4人用6種類) PCW-12(NA)ナチュラル PCW-12(NA)

キャンプ用に作られているだけあって、サイズ感も良く使い勝手に優れていると評判は上々です。
メラミン素材なのでやや油汚れに弱いことや安っぽいデザインは100均と大差無いように感じます。

他にキャプテンスタッグのホーロー食器セットも昔から評判が良いです。

キャプテンスタッグ ウエスト ホーロー食器 セット (キャリングケース付) M-1078 琺瑯 ホーロー 食器
こうした食器セットはお皿が気に入ってもお椀は気に入らないとか、1つだけ壊れても1つだけ購入出来ないなど、色々と不都合が生じる事もあります。
でもこれがキャンプ用品メーカーが考える、スタンダードだと思えば、これを基準に自分はどうしたいのかを決める最初の食器としては向いているような気がします。

また、スタッキング=重ね置きを前提に作られた製品が多いので、収納性に優れた製品がセット品には多いです。

MAGNA(マグナ) ステンレス食器セット キャンプ バーベキュー アウトドア ファミリーセット (01 カフェオレ 24枚セット)

今ほど100均が充実するより昔に、自分も似たようなセット品を購入し使った事があります。
枚数の割りに仕舞い寸法は小さく済んでいたのを感心したものです。
ただ100均の食器以上に味気無く安っぽいデザインが気に入らず、結局は使わなくなりました。
しかし今でも大人数のグルキャンやファミキャンなどとにかく数が必要な時は引っ張り出しているので、決して無駄になったとは思っていません。
木製食器の購入でしたら、スリーコインズやニトリや無印良品でアカシア素材のものを探すと比較的安価に探せます。

ちなみに自分が現在メインに使っている食器を紹介しておくと
お椀は

イシガキ chocotto 耐熱スープポット ホワイト 4112
ご飯を盛り付けたり、スープを盛るのに使っています。
明らかにキャンプ用の器ではなく、陶器なので割れるリスクも有りますが、厚いのでけっこう頑丈です。
おかげで保温性も高く、熱いスープを入れても器は熱くならない。
しかも縁に耳がついているので、持ちやすい。
妻からも好評なので、現在メインの丼として使っています。お皿は

FALCON(ファルコン)ホーロー プレート24cm 4枚セット レッド
日本製の野田琺瑯なども所有していますが、食欲を増進させる赤い縁取りが気に入ってFALCONはセットで使っています。

他にカッティングボードも頻繁に使います。

先に挙げたダイソーの竹と樹脂の丼とカッティングボードとシエラカップを加えたスタイルが、夫婦2人以上での基本です。
1人ならば、ダイソーの竹と樹脂の丼にセリアのステンレス皿にシエラカップという質素なスタイルが基本です。

料理は盛り付けも重要な要素だと自分は思っているので、自分はどうしても器にも拘ってしまいます。
まぁこの盛り付けがセンス良いとはとても言えませんが、それでもまぁお気に入りの食器を使っているとそれだけで満足する自分がいます。

この記事が、皆さんのキャンプでの食事がより楽しいものになる一助になれば幸いです。

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