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冬の自動車装備チェーン・スタッドレスの選び方

*今回の記事は滅多に雪の降らない地域に在住している方向けの記事です。
今日は未明に南関東でも初雪が降ったようですね。
週末には都内でも雪が降るかもしれないという予報もありますし、車を運転される方は心配になってきませんか?
冬キャンプに行かれる方はもちろん、そうでなくともキャンプ場周辺に雪が降るかどうかは心配の種でしょう。
冬キャンプには行かないし、雪が降ったら車は乗らないから何も対策はとらない。
そういう方もかなり多いでしょう。
その方が安全だと思うし、その考え方を否定する気はありません。
ただ、ちょうど大雪の日にお子さんが体調を崩し病院に行きたくとも、タクシーは出払っていて来てくれない。
救急車でさえもなかなか来てくれなくてパニック状態に陥った。
そんな実例を自分の知人から聞いた事があります。
また予報よりも早く降り出したために帰宅途中で車を乗り捨てていったという方もいます。
雪の日には車に乗らないと決めていても、不測の事態がおこる可能性はゼロではありません
車を所持しているなら、万が一の保険としてチェーンも所持されることを強く勧めます。
チェーンには大別すると金属製非金属製=ゴム製の2種類に分かれます。
他にも布製のカバータイプなどもありますが、チェーン規制に対応していないため自分はお勧めいたしません。

オートソック(Autosock) AutoSock 「布製タイヤすべり止め」 チェーン規制適合 ハイパフォーマンス 正規品 ASK600

金属製チェーンのメリットは安価で収納時にコンパクト凍結路にはスタッドレスタイヤよりも強いとかなり魅力的です。
一方デメリットは乾燥路を走ると切れやすいことと、振動・騒音が大きいので乗り心地がすこぶる悪い。
コムテック タイヤチェーン 高性能金属製ジャッキアップ不要取付簡単 コンパクト収納スピーディア SX-108
コムテック タイヤチェーン 高性能金属製ジャッキアップ不要取付簡単 コンパクト収納スピーディア SX-108

非金属チェーンのメリットは凍結路に強く、少しくらい乾燥路を走っても切れたりはしないので雪道・乾燥路が混じるような状況でも頻繁に付け外しをしなくて済むのが最大のメリットです。
デメリットは収納時に大きく嵩張る事と、金属チェーンに比べて高額なことです。

カーメイト(CARMATE) 【正規品】簡単装着 日本製 JASAA認定 非金属 タイヤチェーン バイアスロン クイックイージー QE4L 適合:185/55R14 175/70R13 165/70R14 165R13(夏) 155R14 QE4L

まぁどれも一長一短ですね。
ではどんなチェーンを購入したら良いのかというと、雪道を走行する頻度で決められたら良いと思います。

上記のように基本的に雪が降ったら走らない
万が一の保険として考えられている方。
その場合は金属製の安価なチェーンで充分です。
何と言っても保険としていつも車に載せっぱなしでも邪魔にならないコンパクトさが魅力です。
年に数回はスキーや雪中キャンプをやるので、確実に雪道走行をされるような方金属・非金属チェーンどちらでも良いと思います。
乾燥路と雪道が混じったような状況の時は非金属チェーンは着けたまま走っても安心感があります。
とは言え、そうした雪交じりの道路状況はスキーや冬キャンプの行程ではわずかなわけで、その為にあれだけ大きな荷物を積んでおくのは考え物です。
結局は積載と着け外し、どちらを優先するのかはその人の好みです。
ちなみに非金属チェーンは装着の簡単さを売りにしているものもありますが、けっきょくは慣れなので金属チェーンも慣れれば難しくありません。
他にも簡易的なチェーンがアマゾンでは紹介されていますが、これは安全上あるいは耐久性や装着時に無理のある商品なのでお勧め出来ません

iHOVEN車チェーン 車用タイヤチェーン 4個入り スノーチェーン カースノーチェーン165mm-265mmまで対応 滑り止め 事故防止 デュアルフック付き 緊急ツール カーアクセサリータイヤ アンチスキッドベルト 車のタイヤ 緊急用 アイスバーン タイヤに対応 冬の緊急事態 簡単な車ユニバーサル カー用品 雪対策 迅速なインストール 砂/泥道路 泥道 雪道 雨雪対応 取付簡単 耐磨耗 安全 凍結 スリップ 事故 悪路 汎用 非金属 品質保証 ジャッキアップ不要 耐性収納ケース付き 手袋付き
ちなみにですが自分はスタッドレスを履いていますが、冬装備として以下のものを冬はいつも積んでいます。

左奥から
・雪霜溶かし
(フロントガラスに凍結した霜を即時に溶かします)
・スクレイパー
(フロントガラスに積もった雪を落とします、ボディーにも使えるよう裏面はスポンジになっているタイプが使いやすいです)
・タイヤ留め
(チェーン着脱時に安全に車を停めます)
・油圧ジャッキ
(チェーンはジャッキアップ不要と書かれているものでも、ジャッキアップした方が安全確実迅速に着けられます
車に最初から積載されているパンダジャッキは疲れるので、油圧タイプが圧倒的に楽で早いのです)
・金属チェーン
(ハシゴ型よりも横滑りに強い亀甲型を自分は愛用しています)
・いらなくなった薄手の毛布
(チェーン装着作業時に下に敷けば汚れないし、タイヤが空回り=スタックした時はタイヤにかまして脱出しやすくします)
・いらなくなった上着
(チェーン装着作業時は腕が汚れやすいのでこれを着ます、アームカバーでもかまいません)
・ブースターケーブル
(万が一にバッテリーが上がった場合は、他の車と繋いでエンジンがかけられます)
・牽引用ケーブル
(万が一に動けなくなった場合は、他の車に引っ張り出してもらう場合に使います)
・作業用手袋
(軍手でもかまいませんが、雪で濡れると冷たくなるのでゴム手袋も自分は用意しています)
チェーンを手早く装着する準備や、立ち往生した時の事まで考えておけば、万が一の場合も安心です。
チェーンのデメリットを嫌う方、あるいは頻繁に降雪地帯に行かれる方はスタッドレスタイヤも検討されると良いと思います。
ただスタッドレスタイヤを検討する前に、オールシーズンタイヤというものもあるということを知っておいて下さい。

【4本セット】ミシュラン(MICHELIN) CROSSCLIMATE 2(クロスクライメート 2) 185/65R15 92V XL
これはスタッドレスタイヤ程は雪道には強くないけれど、夏タイヤよりは多少はマシというタイヤです。
スタッドレスタイヤは高温の乾燥路ですと摩耗が酷く、夏にそのまま履いているのは経済的ではありません。
乾燥路も雨天時も、グリップ性能等が夏タイヤよりも劣るので、安全上もスタッドレスをオールシーズン履いているのはあまりお勧め出来ません。
オールシーズンタイヤは全てがそこそこなので、絶対的な安心感は劣りますが、いざという時の保険程度にはなります。
チェーンの装着は面倒だし、スタッドレスタイヤの履き替えも面倒あるいは置き場所に困る、そういった方向けの製品です。
個人的にはあまりお勧めしませんが、一応紹介しておきます。
さて、ではスタッドレスタイヤは何がお勧めなのかという話しに入りましょう。
まずどのくらい雪道を重要視するのかという観点から考えてみましょう。
凍結路・雪道共に一番定評あるのが、ブリジストンのフラッグシップ=ブリザックVRX3です。
(ちなみに自分は以前まで旧モデルのVRXを履いていました→こちらにレビュー)

【4本セット】155/65R14 75Q BLIZZAK VRX3 ブリザック BRIDGESTONE ブリヂストン スタッドレス 日本製
次いでブリザックとほぼ遜色無いけど、ブランドのネームバリューがやや劣るので少し安いヨコハマのアイスガード7
(現在はこの製品の先代モデルを自分は装着しています→こちらにレビュー)

YOKOHAMA(ヨコハマ) iceGUARD SUV アイスガード G075 225/65R17 102Q スタッドレスタイヤ 4本セット
個人的には凍結路ではまだブリザックの方が優勢かと思いますが、雪道トータルではほぼ大差無い感じでこの2本が2強なのは間違いありません。
しかしこの2本は確かに雪道では強いけれど、乾燥路ではどんどんすり減っていくのです。
次にスタッドレスタイヤの素材から考えてみましょう。
スタッドレスタイヤというのはとても柔らかいゴムで、その柔らかさが雪・氷でもグリップする秘訣なのです。
でも経年劣化によりゴムの硬化が進んでしまうと、スタッドレスタイヤとしての機能が維持できなくなってしまうのです。
保管状況にもよりますがだいたい2〜3年くらいが限界と自分は感じています。
ところがブリジストンとヨコハマだけは特殊なゴムを使用していて4〜6年くらい持つのです。
すり減りやすいけど、経年劣化には強い。
要するに乾燥路だとすり減りやすい欠点はあるけれど、それ以外は雪道でのグリップが抜群で数年長持ちするブリザックかアイスガードでお勧めは決定!
と、降雪地帯なら断言できるんですけどね…
この記事は非降雪地帯の人向けに書いています。
雪道は抜群と言っても関東で降る雪などたかがしれていて、これほどの雪上性能は無駄だとも言えるのです。
そして何年も硬化しないと言ってもその間に乾燥路でどんどんすり減っていったら、長持ちする意味が無いとも言えます。
自分は6年以上経って硬化したブリザックを夏に履き替えずにそのまま使った事がありますが、本当に見る見る減っていくのに驚いたことがあります。

そんな心配をされる方にはミシュランX-ICEをお勧めします。

ミシュラン(MICHELIN) エックスアイス X-ICE SNOW スタッドレスタイヤ 単品 4本セット 15インチ 195/65R15 95T
関東ならば充分過ぎるほどの雪上性能を有しながら、乾燥路でも高い走行性能・耐久性を有しています。
先に紹介したオールシーズンタイヤとブリザック・アイスガードの中間くらいと考えても良いかもしれません。
雪道以外の走行距離が多い方は、経済的にも乾燥路での安全面からもX-ICE3+がお勧めです。
ただ上記にあげた3本はどれもそこそこ高額です。
予算的に厳しいという人は、第3国アジアのスタッドレスは如何でしょうか?
台湾のKENDA(ケンダ)ICETEC NEO KR36、韓国のNANKANG(ナンカン)ESSN-1辺りは実績も定評もあり、そんなに酷いスタッドレスではありません。

ケンダ(KENDA) スタッドレスタイヤ KR36 225/50R17 94Q 4本セット
4本セット NANKANG WS-1 205/55R16 91Q スタッドレス 4本 ナンカン ICE ACTIVA 205/55-16 16インチ
ブリザック・アイスガードにはもちろんX-ICEにも雪上性能は及びませんが、関東くらいの雪ならば問題は有りません
硬化も早く3年後には厳しいという意見もありますが、上記3本の約半値なのでその分早い交換で対応してはいかがでしょう?
いくらブリザック・アイスガードは硬化が緩やかとはいえ、もちろん少しずつ硬化していきます。
4年後のブリザックと1年目のKR36ならば、1年目のKR36の方が雪上性能も勝っているでしょう。
2年毎の交換ならばそこそこの性能を維持した運用が期待できます。
色々なスタッドレスタイヤを紹介してきましたが、どのスタッドレスも万能ではありません
ブラックバーンと呼ばれるテカテカのアイスバーンでは止まらない曲がらない場合もあります。
スタッドレスを履いていても、やはり万が一の保険にチェーンを携行することをお勧めします。
スタッドレスタイヤの保管についてもお伝えしておきます。
スタッドレスタイヤの硬化を少しでも抑えたいならば、陽の光が当たらず温度変化が少なく雨露がしのげる=室内保管が最適です。
ただ住宅事情によっては大きく重いタイヤを室内に保管するのは難しいご家庭も多いでしょう。
最近ではそうしたサービスをほとんどのディーラーや大手カー用品店が行っています。
もちろん有料ですが、ご検討してみる価値はあるかもしれません。
最後に助言をしておくと、購入を決意したら早めの行動をお勧めします。
雪が降ってからだとどこのお店でも売り切れ続出するのは目に見えています。
更に言うと微妙に値上がりもしているお店が多いです。
早め早めの行動で、安全なアウトドアライフを楽しみましょう。
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