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標準的なドームテントの最高峰 小川VIAGATE

このテントは雨天用に使おうと思って、中古で購入したテントです。→経緯
とにかく、雨でジメジメした状況でも通気性が良くて前室もあって快適に過ごせ、万が一にカビても諦めて廃棄できるように中古市場で安価に購入できるテント。
そんな無茶ぶりな考えで探し出したのが小川キャンパル(旧・小川テント=現・キャンパルジャパン)のヴィアゲイト VIAGATEだったのです。
スペックは以下のようになります。
  • 定価\85,000-
  • 重量[約10.3kg、フレーム:約3.9kg]
  • 素材[フライ:ポリエステル75d(耐水圧1,500mm)・ナイロン70d(耐水圧1,500mm)・ナイロン210d(耐水圧1500mm)
  • 内幕: ポリエステル、グランドシート:PVC(耐水圧10,000mm以上)、フレーム:6061アルミ合金]カラー[ブラウン×サンド×レッド]パッキング[72×28×28cm]
  • 付属品[ペグ、ピン、張綱、金づち、張り出しポール×2 、収納袋、セルフスタンディングテープ] 

格別特徴の無い、標準的なドームテントです。
現在は廃盤となっており、現行品だとアイレピスタ5あるいはスクートDX6が近いかなと思います。
素材を見ればわかりますが、結構な高級スペックです。
フライシート=厚手のポリエステルはもちろんですが、何と言ってもフロアシートは完全防水のPVCです。
吊り下げインナーテントなので、フライシートを先に張れば雨に濡れずにインナーが設営撤収できるのも雨に強いです。
セルフスタンディングテープを使うと、インナーテントを使わずにシェルターとしても運用できます
スカートが装備されているので冬でも、隙間風が入りづらい。
だけど前後左右4面全てにメッシュドアを装備しているので通気性は良く、その全てから出入りも出来るので使い勝手も良いです。
最近の2ルームと比べると見劣りましますが、奥行き160cmと当時としては広めの前室で、これまた使い勝手が良いです。
実際に使ってみると堅実さを感じます。
室内高は177cmあるので身長170cmの自分に窮屈さはありませんが、そこまで余裕があるわけではありません。
しかし、高過ぎない広過ぎないおかげで一人で設営してもフライシートがかけやすかったりして設営が楽チンです。
大人3人・あるいは大人2人子供2人で使用するのにジャストサイズと感じました。
無駄に大きくなく、斬新な機構も取り入れてない手堅い作りのテントなのです。
本来の目的である雨天に関しては、目論見どおり通気性が良くてPVCのフロアーも防水性は完璧でした。
しかし高級素材とは言っても販売から10年以上も経っているため経年劣化は避けようもなく、シームテープが剥がれていたりした為に雨漏りがしてしまいました。

本来はテフロン処理などのおかげでかなりの撥水性だったと思うんですけどね・・・

発売から10年以上経過しているテントとして、こればかりはどうしようもないのです。
シームテープの再圧着撥水処理を業者に頼むか、ご自身でやるしか対策のとりようがありません。
更に言うならポールのショックコードも伸び切っていました。

スムーズな設営のためにはこれも修復しなければなりませんでした。→修復記事
元々は雨天用を想定して購入したテントですが、使い勝手が良かったので晴天時でも活躍してくれました。
セルフスタンディングテープを使って設営すれば

シェルターとして冬に使っても、スカート装備や厚い生地のおかげでかなり快適です。
色々なシチュエーションで使ってみて、改めて丁寧で堅実な作りのドームテントは汎用性が高いことを実感しました。
最近の流行はトンネル型・ワンポールテント、あるいはドーム型でも2ルームが人気のようです。
前室の小さい通常のドーム型はどうしても初心者向けといった位置付けでメーカーも力を入れているとは言いがたい状況です。

このヴィアゲイトの寝室部に近い広さとなると、コールマンだと最安ランクのBCクロスドーム270

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これらを見て、ヴィアゲイトよりも良く出来ていると思えますか?
当時の定価と比べてすら2〜4倍の価格差ですから当然かもしれませんが、ヴィアゲイトは標準的なドーム型テントとしては最高峰と言っても過言ではないでしょう。
当の小川でもドームテントとなると、4面メッシュドア・PVCフロア・シェルター運用も可能、こんな凄いスペックの現行品はもう無いのです。
そう言えばヴィアゲイトでは張り出しポールは標準付属品として付属されていますが、現行品で比較しますと、フラップを開けて運用で人気のヴィガスは張り出しポールは別売品です。
この頃の小川は付属品が充実していたんですね。
そんな真面目過ぎる経営だから2度も倒産するのかもしれませんが(苦笑
ヴィアゲイトがどれだけ凄いテントだったかご理解いただけたでしょうか?
ちなみにこのPVCフロアとほぼ同寸の現行PVCマルチシートは1万円超ですから、このフロアだけでもそのくらいの価値があるとも言えます。
もちろん利用人数によっては広さですとかリビングルームが狭いですとか、面白みの無い形状ですとか欠点はあります。
でもそれらはこのサイズのドームテント故の欠点ですから、ヴィアゲイト自身の欠点とは言い難いと思うのです。
あえて欠点を挙げるならば「インナーテントがコットン系だったら結露の心配が無いのに」とは思いました。
実は直後の後継モデル=ヴィアゲイトHGでインナーテントはTC化されています。
ただインナーテント=寝室部フロアが300×300と大型化もされ全高が12cmも高くなっているので、一人で設営するならフライシートをかけるのにちょっと苦労しそうだなと思います。
それで思い出しましたが、メッシュ部が4面全てにあるので設営時にフライシートの前後がわかりづらくてちょっと戸惑うのも欠点でした。
重さも気になる人がいるかもしれませんが、厚めの生地や完全防水のPVCフロアのためには仕方ないと諦めましょう
それと前室の天井部は窪みやすい形状なので水が溜まりやすく、雨天時はちょっと注意が必要です(でもそこからは雨漏りしませんでした)。
雨天用に購入しておきながら、経年劣化で耐水性に難がでるというのは根本的な問題なので、中古での購入はヴィアゲイトもヴィアゲイトHGでも気軽にはおすすめ出来ません。

ポールのショックコードなども含め、自身でしっかりメンテナンスできる方ならば今でも最高峰のドームテントとして十分に活躍できるでしょう。



この記事を自身で読み返すと、やはり手放さなければ良かったかなと少し後悔してしまいました。
まだ手元に残されている方は、大切に使ってあげて下さい・・・
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コメント

コメント一覧 (2件)

  • はじめまして。
    実は私も昨年、GW時のキャンプ用にとヤフオクで中古を購入したのですがGW直前に入院してしまい、それっきり使用する機会も無く収納庫の奥底に眠っている状態でした。
    来月に予定しているキャンプで使用しようかなあ。。。と考えている所にこちらのブログの記事を発見して驚きながらも興味深くレビューを拝見致しました。
    他の記事も大変楽しく読ませて頂いてます。
    また、ちょこちょこと覗かせて頂きますので宜しくお願い致します。
    なお、私の以前やっていたブログのアドレスも記載させて頂いていますが休止状態ですのであしからず(汗)
    ヤフーブログでやっていたのですが、そちらのサービスが終了となったのでアメブロから引っ越ししたものです。
    インスタでは@daiheartと言う名前で退院以降のキャンプ写真を少しだけ上げています。
    長々と失礼しました。
    益々のご活躍にご期待致しております。

  • >dai.さん
    初めまして!
    コメントありがとうございます。
    そして、GW時のキャンプ用にヴァイゲイトを購入されたとはっ!?
    偶然の一致にビックリです!!
    ブログも少し拝見させていただきましたが、近所の公園で松ぼっくりを拾われているなんて他人とは思えません。
    自分も近所の公園で薪などを拾ってからキャンプに行くことが多いのです。
    ものすごく共感するところが多いので他の記事も読みたいところですが・・・
    ヤフーブログはもう見られないのですね・・・
    本当に残念です。
    また再開する気力が戻られましたら是非!
    自分はまだまだ拙いブログですが、マイペースで続けていこうと思いますのでお付き合いいただければ幸いです。
    今後もよろしくお願いいたします。

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