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スノーピーク Take!チェアロング

1990年代に自分が気に入っていた椅子はガダバウトチェア
とっても軽量で包み込まれるような座り心地はとっても秀逸
しかし約20年ぶりにキャンプに復活してそのまま使うには、生地の劣化が否めない。
それに最近の自分はオーガニック系統アースカラーでキャンプサイトをまとめたいと考えています。
ガダバウトチェアが完全に壊れてしまう前に、新しい椅子を買い足そうと思って、キャンプ用品のお店に行くたびに色々な椅子を座り比べて見ました。
当時の妻と自分が共に一番気に入った椅子
それがこのスノーピーク Take!チェアロングだったのです。

正直に言って価格はけっこう高額です。

スノーピーク(snow peak) Take!チェア ロング LV-086

なのでセールを狙って、ネット通販で購入!
クロネコさんが運んできてくれた時はけっこうビビりました!
だってデカいんだもん(苦笑

実際にはこれが梱包されていて、更に大きく長くなっていたわけで・・・
まぁ冷静に考えれば、あれだけしっかりしたヘッドレストが備わっていればそりゃぁ折り畳んであっても長くなるわな。

でも広くて天井も高い店内で見ていると、そんなに長い印象は無かったんですよ。
なので配達された時は「何が来た!?」と一瞬本当に分かりませんでした。
まぁそのくらい本当に長いです。

ただそのお陰で、頭をヘッドレストに委ねてユッタリ座った時の座り心地は本当に安定しています。
座り比べる前のネット上での事前情報を集めていた時の最有力候補は小川のハイバックチェアかと思ったのですが・・・

ogawa(オガワ) キャンプ アウトドア チェア ハイバックチェア2 サンドベージュ 1910-70

ogawa(オガワ) キャンプ アウトドア チェア ハイバックチェア2 サンドベージュ 1910-70

ハイバック部の長さが微妙に足りず、頭の座りがよろしくない。
これは身長170cmの自分だけでなく160前半の妻も同意見でした。

かと言って椅子寝だけを目的とするようなインフィニティチェアはさすがにデカくて重過ぎるし、食事などに不向き過ぎます。

コールマン(Coleman) チェア インフィニティチェア
リラックス感を優先しつつ、最低限の汎用性を確保したいとなればTake!チェアロングが最高の椅子と思ったのです。
そしてこのTake!チェアロングは座り心地が良いだけでは無い。
と言うかむしろその見た目の良さの方が訴求力があるかもしれない。
とにかくお洒落!
座布が汚れたら簡単に外せて丸洗いできるのも安心に感じたのです。
古くなって薄汚れたら座布だけでも購入できるそうです。
あるいは他の色の座布だけを販売しているショップもあるくらいです。
とは言え、欠点が無いわけではありません。
まず、先に述べたように畳んだ状態でも長い!
すなわち車に積む時もセダンタイプだとトランクルームに積載が厳しいのです。
軽自動車などではほぼ不可能。
ミニバンなどの車ならば横にしても積載可能。

自分は後部の頭上スペースを活用して積んでいます。

クレトム(Cretom) CFD-41 インテリアバー ネット付セット [収納ネット][特別限定セット]
他にも欠点があります。
くつろぐには良い椅子ですが、座って作業したり食事などにもイマイチ合いません。
座面がハイスタイルにはやや低く(地上高36cm)、ロースタイルだと高過ぎる。
(一般的にハイスタイルで40cmロースタイルで30cmの地上高が目安とされています)
背もたれの角度が寝ているのも食事や作業には不向き。
イマイチなだけで食事が出来ないわけでは無いので汎用性が高いとも言えますが、どっちつかずで使いづらいとも言えます。
まぁキャンプ用の椅子で座り仕事と寛ぎ(=リラックス)を完璧に両立している椅子などあるわけも無いので、自分の好みでバランスをとっていくしかないのです。
自分は寛ぎを重視しつつ、食事なども我慢できる程度の椅子を求めたので、このTake!チェアがベストバランスだと考えたわけです。
ただ実際に長く使ってみると、当初の目論見からズレてきました…
先ずくつろぎに優れた座り心地と思っていたのですが、上には上がある。
ロゴスのゆらゆらハンモックチェアの方が、くつろげると現在は感じています。
リラックス系の椅子としてはこのゆらゆらハンモックチェアが現在の究極かなと思うようになったのです。
それとお尻の座布前方が弛んでいるおかげで包み込まれるような座り心地ではありますが、長時間座っているとこのタイプは太腿裏が食い込んで痛くなってくるのです。
これは短時間の試し座りではわからなかった事です。
なので、最近はリラックスしたい時はゆらゆらハンモックチェアに座り、普段はogawaのハイバックチェアをメインに使うようになりました。
そう候補に上がりながら一度は選から漏れた椅子です。
短時間のリラックス要素ではTake!チェアが勝りますが、トータルで考えたら現在の自分にはogawaのハイバックの方が総合的に適していると判断したわけです。
とは言えそれはあくまで自分の感じ方ですし、それにキャンプ用の椅子は座り心地だけが全てではありません。
見た目に関しては今でも飛び抜けて美しい椅子だと思いますし、この椅子を選ぶ人にとってはそうした要素も大切だと思います。
興味を持たれた方は、ご自身がどんな目的なのかをよく考えて参考にしていただければと思います。
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