*先に断っておきますが、今回はキャンプ向けではなく主にハイキング・トレッキング向けの商品を紹介します。
作業着の製造販売で有名なワークマンのウェアが、アウトドア向けに良いという記事を最近よく見かけます。
いわゆる土方の作業着が出発点ですが、その質実剛健・実用本位・コスパ最強な点がスポーツウェアにもうまく合致して受けているようです。
キャンプですと冬に綿かぶりヤッケがよく話題にのぼっていました。
特にアウトドアに特化したウェアはFieldCoreというブランドを冠しているようです。
で自分が気になったのがクライミングパンツ
着用時のシルエットが作業着店発祥とは思えないほど綺麗だな〜と感じて、試しに実物を見てみるかと思ったわけです。
調べたらそんなスポーツウェアを専門的に扱っているワークマンプラスが車で行けば近いくらいの場所にあったので行ってみました。

たしかに土方向け作業着屋という雰囲気は無く、ちょっとしたアウトドアショップといった外観です。

店内はしまむらやユニクロ的なチープさが漂いますが、とにかく明るく清潔です。
ぐるっと見て回ると、たしかにどの商品も安い!
Wild-1やスポーツオーソリティと比べると、1/4〜1/8くらいの価格帯です。
まぁGore-Texなどの高価な素材を使っていないので一概には比べられないんですけどね。
で、試着してみて気に入ったので早速購入したのですが、その際に気付いた良い点は裾上げ無料。

しっかり覚えていないのですが、Wild-1やスポーツオーソリティはそもそも裾上げサービスをやってなかったような記憶が・・・
自分は同年代と比べてもいわゆる短足でして、無駄に裾がダボっとしてしまうとやっぱり綺麗なシルエットにならないんですよ。
その辺りを考慮に入れると非常に嬉しいサービスです。
さてそのCS003B AERO STETCH クライミングパンツ着用するとこんな感じです。

お腹が出ている中年男性が着ても、けっこう綺麗め細身シルエット。
ちなみに身長170cmウェスト84cmでLLサイズです。
普段着ている服でLLサイズは無いので、ちょっと心配でしたがワークマンのサイジングですとLLでウェスト86cmですので近似値として正しいようです。
ちなみに裾上げをしていますが、LLサイズの割にほんの数cm切っただけで、人によってはダボっと着るのが好みの方でしたら切らなくても気にならないくらいかもしれません。
最大サイズで4L=96cmまでありますが、そこまです。
作業着屋の割にはウェスト100cm超えの人とか対象にしていないのは意外でした。
で、その割には比較的短足な人を想定しているのもこれまた意外。
普段はもっと盛大に裾上げした生地が余るのですが・・・(苦笑
最近の若い子だとこれじゃぁ裾丈足りなくならないかな?
売りのストレッチがたしかによく効く。

他にもUVカットやらなんやらと工夫が凝らされています。

ベルトループはしっかりしたものが付いていますが、ウェストにはぐるりとゴムが付けられています。

価格の割には色々考えられています。
機能・シルエット的には、これで1900円はありえません。
ノースフェイスなら1万5千円以上、モンベルだって9800円くらいはするでしょう。
コスパは尋常じゃありません!
じゃ全てが完璧かというとやはりそうはいきません。
まず生地が非常に薄いです。
まぁそのおかげで夏でも暑くなりにくいのですが、時期や標高によっては薄ら寒くなるでしょう。
要するに適用温度の幅が狭い。
もちろん縫製も荒いですから、耐朽性も落ちると思います。
ジッパーなどの品質も低いグレードのものを採用しています。
ウェストにはゴムが装着されて更にベルトを着用すればずり落ちる事はありませんが、アウトドアウェアなのでドローコードは付けておいて欲しかった。
それとこれは機能性生地のせいかと思いますが、肌触りが悪い。
1着で春〜夏〜秋と使い倒そうと思うなら、モンベルなどの製品の方が高くても良いと思います。
春・秋には別の製品、夏にはこの製品というように使い分けて、ボロくなったら新しい製品と買い換えていく、そんな使い方ならばワークマンの製品の方が良いでしょう。
自分は用途に合わせて使い分けるのが好きなので、ワークマンのパンツは気に入りました。
これはなるほど話題になるのがわかります。
ちなみに、生地は100%化繊なので焚き火などで火の粉が当たれば簡単に穴が開いてしまうのでキャンプには不向きだと思います。
自分は元々ハイキング・トレッキング用途に買い求めたのでそこは覚悟の上ですが、予想よりも涼しげなので街着にしても良いかなと思っています。
元々お目当は上記のクライミングパンツでしたが、試着の段階で確かな手応えがあったので他にももう1本パンツを購入しました。

上記のクライミングパンツよりも気持ち細身です。
ストレッチの表記はありますが、上記クライミングパンツに比べてストレッチはそれほど効きません。
細身に仕上げることに意識がいき過ぎたのか、トレッキング用途にするには動きやさに不満があります。
じゃぁ何が気に入ったかというと持ち運びやすさです。
右後ろのポケットがケースになっているので

裏返して詰め込むとそのままポケッタブルスタイルというわけです。

バッグにこれを忍ばせておけば、替えのズボンとして待機できるわけです。
なんでもワークマン史上最軽量だそうです。
そのためいかにもナイロンという感じのカサカサした素材感ではあります(布ズレのシャカシャカ音はしません)。
それに上記のクライミングパンツ以上に涼しげです。
まぁ夏ならば好都合ですね。
他にもウェスト部裏側にずり下がり防止のシリコンが付いていたりして実際の着用時の事もしっかり考えられています。

1900円の激安パンツにしてはよく考えられていると感心しました。

どちらも1月半経って何度も履いて不具合は無し。
特にクライミングパンツはとても気に入りました。
色違いで黒も買っておこうかなと1月半後に同店へ再訪すると・・・
既に売り切れで在庫は無し!
そう! ワークマンは人気商品はすぐに売り切れてしまうらしいのです。
うぅ〜ん残念
せっかくだからと他の商品を見てみると・・・
-3℃の効果をうたう商品が!?
面白そうと思ったが生憎LLサイズは既に売り切れ。
いや、本当にスゴイ売れ行きなんですね、まるで昔のユニクロのようです。
「となるとやはりそれなりの品質に飽きて、ブームは落ち着くのかな?」
などと思いながら別の商品に目がいってしまいました。

スリムフィットでシルエットはまぁ悪くありません。

元々黒のクライミングパンツを買おうと思っていたので、まぁこれで良いかと安易に同サイズのLLを試着。
前回同様に裾上げをお願い。
で、自宅に戻ってから気が付いたんですが、裾にはゴムベルトが付いて足元を絞っていたようです。

もしかしたら裾上げしないほうが良かったのかな・・・?
(上の写真は裾上げ前のものです)
1900円のクライミングパンツ同様にストレッチはよく効きます。
そして水を弾くのが1番の売りのようです。
実際に雨の日に着てみるとたしかに水を弾くは弾く・・・

でもある程度でだんだん染みてきます。
それと縫い目からも染みてくる。
撥水処理をしていないよりはマシですが、30分以上雨の中を歩くようならほぼ無力。
過剰な期待はしない方が良いです。
実用的でない撥水処理など無駄なコストです。
(雨を防ぐよりも、汚れが落ちやすい効果を狙っているならば多少の意味があります)
それとCS003Bなどと違い、ウェストベルトが装着されているので別途ベルトは要らないのかな?

しかも後ろのゴムでフィットさせる仕様。

しかしこれ実際に使ってみると、付いているベルトが半周のみで背中側はゴムだけだから伸びてしまう。
すなわち付いているベルトを目一杯絞ってもだんだんずり落ちてくる。
しかもベルト幅とバックルが微妙に合っていないので、ベルトを絞りづらい。
ベルトループは付いているので、このベルト切除して普通のベルトを別途用意する方が間違いなく良いです。
使えないベルトなど無駄以外の何物でもありません。
更にこれ、裾を外してショートパンツにもなる2way仕様だったんですね。

うぅ〜ん正直ハーフパンツ仕様はあまり綺麗なシルエットとは感じません。
だいたいこういう2way仕様でどちらも満足するシルエットの服ってあまり無いと思うのです。
何より接続のためのジッパーが腿まわりにまとわりついて、せっかくのストレッチが台無し。
寒暖差や高低差による気温差でロングとハーフパンツを使い分けるという発想でしょうね。
モンベルなどにも同様の商品があります。
でもこの製品には合っていません。
動きやすさ重視のソフトシェルで動きを妨げる機構って何の意味があるんでしょうか?
実はこの時は、後に用事が控えていて少し急いでいたので説明書きよく見ていなかったのです。
パンツの内側に防水サコッシュが付いていて何でかな?と思っていましたが、空調ウェアのバッテリーを入れるためのものだったようです。

ただそんな空調ウェアとの接続なんて店内でも商品の説明書きにも記載されていないんです。

他にも店舗では気がつかなかった無駄なアレコレの機能が、オンラインショップでの説明にはありまして・・・

うぅ〜んこれは完全に失敗でした。
よりによって今までよりも断然高額な2900円もしたのに(苦笑
とは言え、ジッパーも防水性に考慮したものを使っているし、決して安物という感じはありません。

くだんのポケットにしたって、空調ウェアのバッテリーを入れなければならないわけではありません。
自分自身の使い方次第ですよね。
こんな事もあるので、皆さんは慌てずにしっかりよく検討してご購入ください。
実店舗で購入するとしても、一応ネットでも情報確認しておくと安心ですね。
良さそうだけど悩んで購入しなかったのがR007A エアシェルジャケット

これはとにかく軽くて薄いのが良い。
(Lサイズで170g)
高度が上がって肌寒くなってきた時など、サッと出して羽織れる。
耐水圧2000mmと低い数値だけど一応防水。
透湿度も3000g/mhとやはり低いけど一応する。
小雨程度なら十分耐えられるだろう。
ちょっとした温度調整や雨よけに十分使えそう。
自分の場合は雨具としてならモンベルのトレントフライヤーを使っていますが、値段は約7倍!?
もちろん耐水圧や透湿度は圧倒的な差がありますが・・・
ウィンドーシェル的な使い方をするならこちらのエアシェルの方が向いていますね
藪漕ぎして引っ掛けてもこの値段なら惜しく無いし。
やっぱり買っておけば良かったかな?
でもウィンドーシェルとして使うにはもう一声軽さというかコンパクトさが欲しい。
更に言うならいっそ防水性は諦めて、蒸れないような生地でないと厳しいのでは?
とりあえず色が好みで無かったので、来シーズン新色が出ることを期待してみようと考えています。
ちなみに似たような商品で2.5レイヤーハードシェルジャケットというのがありますが・・・

こちらはLサイズで280gと重くなった事と、何より畳んだ時にエアシェルと比べて嵩張る。
これだとサッとしまう気が薄れる。
ハードシェルジャケットと謳っているくらいなので、上着としてずっと着ているものでしょう。
その割に透湿度は同じ3000g/mh、ずっと着ているとかなり蒸れます。
腕を上げたりした時の動きやすさはそれ程ではないし・・・
ハードシェルジャケットならばモンベルのアルパインサーマシェルパーカーを自分は使っていますがやはり価格が9倍以上するだけの違いがあります。
ワークマンはあくまで、とりあえず着るものだと思います。
と色々と物欲は尽きません
きっと秋冬になったらまた買い増すと思うので、その時は記事を書きます。