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新戸キャンプ場 2020-初夏

緊急事態宣言が解除されたので、そろそろキャンプに行ってみようと思います。
妻はまだキャンプという気分では無いようなので、今回は気ままにソロキャンプ!
しかし自分の住んでいる地域はまだ県を跨いでの移動には慎重な行動をとるよう注意が発せられています。

なので自分の居住地=神奈川県内のキャンプ場に行こうと思います。
神奈川県はキャンプ場が多いようで意外と少ない。
COVID-19の影響で収入も激減しているので、出来れば安価に済ませられるところが望ましい・・・
ソロキャンプ・神奈川県内・安価、そんな条件で選んだのがこちら新戸キャンプ場です。
新戸キャンプ場は、キャンプ銀座とも呼ばれる道志みち沿いの正に入り口!
神奈川県相模原市内に在ります。
歴史はとても古く、1968年設立!
自分とほとんど同い年ですね・・・(苦笑
キャンプ場の各種施設が古く、特に水回りが老朽化しているせいもあってファミリーキャンプ勢からはあまり評判が芳しく無い。
でもそうした維持管理にあまりお金をかけていないおかげか利用料金は安い。
そうした事情が相まってベテランソロキャンパーが利用しやすい、と言った噂を以前から耳にしていたのです。
さて何はともあれ行ってみましょう!
そう、このキャンプ場は予約不要なんです。
バンガロー利用の場合のみ予約できますが、テントサイトでしたら予約不要。
行きたい時にフラッと行ける!
なるほど、これはソロキャンパーには好適ですね。
そして特徴的なのが受け付け開始時間。

何とここは朝の8時30分から入場できるんです!
代わりにチェックアウト時間も翌朝10時までと早いのですが・・・
とは言え朝一〜チェックアウトギリギリまでいれば、25時間半も利用滞在出来るわけで、これはなかなか良くないですか?
前日は深夜まで所用があったので、この日の自分は無理をせずにお昼頃に到着。
自分のペースで行動できるのはソロキャンプの強みですよね。
上記看板のある県道から更に脇道に入ると劇狭と悪評のある細い道です。

なるほどランクルのような大きな車だとギリギリの幅だから怖いのでしょうね〜
でも5ナンバー枠の我が家のVOXYなら全く問題なくスイスイ進めます。
このまま数百m進むと看板が見えます!
看板をくぐると受付があります。

受付で人数と宿泊数を伝えて料金を支払います。
GW・お盆などの繁忙期以外の通常期ですと、車1台500円+大人1名1300円=合計1800円
これは安い!
利用は10時を超過するとデイキャンプ料金1300円が請求されると先行ブログでは不評だったのですが、この日の自分には
「うぅ〜ん、明日だったら11時くらいまではいても良いよ」
えっ!?評判と違って全然融通が利くじゃないですか。
この新戸キャンプ場はチェックイン時間の方がチェックアウト時間よりも早い、すなわち入れ替え時間が無いわけです。
だからダラダラと長居をされたら次の利用者が困るわけですよね。
この日は翌日も平日なので、利用者がそれほど多くないと予想されたのでしょう。
次がつかえてなければ急かさないでいてくれるのでしょうね。
いきなり好印象です!
こうして受付を済ませて車でそのまま進みますと、売店が見えてきて二股に別れます。

あれ?事前に他ブロガーの記事を見て左右どちらが良さそうかチェックしておいたのにどちらか忘れた(苦笑
まぁまずは右を見て見ましょう。そのままバンガローの間を抜けて行きます。

すると河原沿いのサイトに出ました!

あぁ〜多分、自分が事前に考えていたのは左折だったような気が・・・
でも木陰の良さげなサイトが空いていたので、ここに決定!
事前情報でこちら側で心配だったのは対岸のキャンプ場=青野原キャンプ場から見て丸見え!
パンダ状態だと表現される方がいらっしゃったのです。
でも見てのとおり青野原キャンプ場も疎らな客入りで、これならそれほど気にならない。
何よりこの大きな木が気に入りました。
場所を決めたらとっととテント設営です。
おそらく横幅5mx奥行き7mくらいの広さでしょう。
中型テントならばレイアウトの心配はありません。
今回は雨の心配も無さそうなのでネヴィスTCです。
見てのとおり河原から一段上がったような地形のキャンプ場です。
地面は砂混じりの土で、やや硬目です。
なのでペグは鍛造系を用意しておくのが無難です。
今回の自分は、自粛期間中に購入した20cmの鍛造スチールペグを初使用でした。

Soomloom スチール ソリッド テント ペグ テーク キャンプ設営用具 20CM (20cmブラック16本セット収納ケース付き(バージョンアップ))
テントを建てたら他の準備もしながら簡単にお昼を食べちゃおう。
ランチパックとハンバーガーをホットサンドメーカーで温めるだけの簡単ランチです。
いけない、他の作業をしながら温めていたらいきなり焦がしてしまいました(汗

まぁこのくらいは全く気にせず食べられます。
さて何を設営していたかというと・・・
ハンモックです!

そう!
このハンモックを使いたかったので、ちょうど良さそうな木があったこのサイトに決めたわけです。
かなり以前に購入してあったのですが、なかなか出番が無くて今回やっと初登場!
蚊帳部分の吊るし方にまだ研究の余地がありますが、まずはとにかく無事に設営できました。
木陰が大きいのでハンモック内も眩しくないし、これならタープは張らなくても良さそうですね。

何この理想的マッタリ時間は!?
つい1週間前までは自粛で塞ぎ込んでいたけれど、やっぱりキャンプは最高ですね・・・
ボーッと揺られること数時間、このまま寝ていると暗くなってしまいそう!
そろそろ夕飯の準備を始めましょう。
今回は自粛中に壊れてしまった木製ポストを燃やすのがテーマの1つ!

なのでソロキャンプではありますが、せっかくだからダッチオーブン料理にしようかと思います。
使うのはこれまた自粛期間中に入手した中古のアルミ製ダッチオーブン

かなり使い込まれた代物ですが、流石アルミ!とにかく軽いっ!!
途中で寄った業務スーパーで適当に買い求めた材料で簡単に作ったハッセルバックポテトです。

材料費全部で400円くらいなんですが、メチャ美味!
ちなみに、こちらのキャンプ場では直火禁止なので焚き火をする方は必ず焚き火台を利用しましょう。
そうこうしているうちに夜の帳が下りてきます・・・
やっぱりキャンプの夜は焚き火ですよ!!!

くぅ〜っ! もう最高過ぎるっ!!
十数年我が家の郵便受けとして風雨に耐えてきたポストさんありがとう。
最後まで有効活用出来ました。
周りを見回しても新戸キャンプ場の利用者の大半はソロキャンパー。
皆さん静かで落ち着いています。
川のせせらぎを聞きながら、静かに夜は更けていきます・・・
今回は気温計を持って行くのを忘れたのですが、体感的に昼の最高気温25度くらいで夜〜朝の最低気温が16度前後かな?
夏用のペラペラ寝袋だと少し薄寒かったので、薄手のフリース膝掛けを寝袋の上にかけてちょうど良い感じで眠りにつきました。
一夜明け、朝食は100均で買い込んでおいた缶詰めを使った炊き込みご飯に、ホットサンドメーカーで暖めた惣菜コロッケ。

自画自賛してしまいますが、本当に美味い!
まぁキャンプで外飯ならば何を食べたって美味いんです!!
さて、食後は食器や昨晩使った焚き火台を洗ってしまいましょう。
炊事場は、売店で二股に別れた左折したすぐ先です。

この小さな炊事場の向かいに大きな炊事場もあるのですが、現在は利用中止となっていて焚き火の灰捨て場のみが使えます。
ついでに記載しておくと、焚き火の燃え残りや炭だけは灰捨て場に廃棄出来ますが、それ以外のゴミは全て持ち帰りです。
生ゴミも捨てられないので、気をつけましょうね。
小さな炊事場と言っても流し台が4つも有ります。

注意点はシンクでコンロ・網・鉄板・ペグを洗わないこと!

ちゃんとシンクの左側には、そのための水道もあります。
こんなシンプルなルールが守れない利用者がいるのには驚きでした。
自分がまさに焚き火台を洗っていると、シンクでガッチャンガッチャンと鍛造系ペグを洗い始めた方がいました。
張り紙に気付かなかったのかな?と、思い「ペグとかはこちらで洗うのがルールのようですよ」と声をかけたのに
不思議な顔して『ハァ〜?』と生返事をしてそのまま洗い続けていました。
もうなんか悲しくなってきちゃいますね。
このキャンプ場が安く利用できるのは設備維持費や管理費を節約しているからじゃないかと思うんです。
それなのにルール無視して排水溝を詰まらせたりシンクを破損させてしまったら、人件費や修繕費が嵩んで値上げだってあり得ると思うんです・・・
ちなみにこのキャンプ場の設備は全体に古びていますが、トイレだけは比較的新しいのです。

2016年に新設されて、なんとウォシュレット完備です!
でもそれに伴い2017年には利用料金の値上げもされているのです。
それでもかなり良心的な料金体系だと思いますが、その安価な料金を維持するためには利用者もルールは守らないといけないと思うのです。
ちなみに、古いながらも有料のコインシャワー設備はあるようなのですが、現在は利用中止との事です。
こちらの設備はトイレと違って綺麗とは言い難いようなので、COVID-19が収束したら青根の「いやしの湯」に行った方が良いかもしれません。
さて、気分が沈んだ時はハンモックに揺られながらマッタリしましょう。
ハンモックとテントだけを残してあらかた撤収を済ませておきました。
これだけなら30分もあれば完全撤収は完了できるはずです。
時間まではのんびりと過ごさせてもらいます。
「11時くらいまでは」と言ってもらえましたが、やはり時間内にはサイトを空けるようにしたい。
9時半にタイマーをセットしておいてウツラウツラ・・・
さて、予定時間になったら速攻で撤収です!
しかし最後にちょっとしたトラブルが?
テントのポールを抜いたら、テント頂上部の奥の奥に何か黒い物が見えます。

写真の黒いフックとは別にもう1つ黒い物が見えたのです。
「あれ?フックって2つも有ったっけ?」と思いながら、指を突っ込んでみたら・・・
うわぁっ!
黒い物体が動くじゃありませんか!?
えぇ〜っと・・・
もう皆さん察していますよね(苦笑
苦手な人は閲覧注意です。

はい、そうです。
皆さんの予想どおり毛虫が丸まっていたのでした。

そう言えば前日にも3匹ほど見かけていたのですが、まさかテント内のテッペンに潜んでいたとは・・・(汗
木陰で涼しい良いサイトでしたが、木の下は虫の危険性も忘れないようにしましょう。

最後はちょっとバタバタしてしまいましたが、それでも10時ちょうどにチェックアウト!
管理人さんに必ずまた来ると告げ、後にしました。
我が家のファミリーキャンプスタイルには合わないけれど、自分のソロキャンプスタイルにはピッタリな、近くて安くて気持ちの良いキャンプ場でした。
近いうちに是非また行きます!!!
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