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道志の森キャンプ場 2020秋

自分の仕事は例年10〜11月が忙しい。
COVID-19の影響で春〜夏が暇だった分、今年は特に忙しい!

おかげでこの数ヶ月ろくにブログ更新が出来ていないのですが・・・
そんな忙しい最中でもずっと行きたいと思っていたのが紅葉キャンプです!
先に話したように例年忙しくて秋にキャンプは行っていませんでしたが、紅葉を愛でながらのキャンプは是非やってみたいとずっと思っていたのです。
ただ紅葉のピークは意外と短い、更に気候気温に左右されるのでベストな日が読みにくいのでタイミングが合わない。
そんな理由も重なり、紅葉キャンプには毎年行けずにいたのです。

今年も平日に連休なんてのは全然無理ですが、なんとか11月中旬の週末=11月14〜15日ならば都合がついたので、妻と2人で念願の紅葉キャンプに行こうと思ったのです。
まぁ時期的には少し遅いかなと心配はありますが・・・

さて日程の都合がついたら、次なる問題はどこに行くかです。
行こうと決めてから予約サイトなどを見て回っても、11月中旬に見頃を迎えるような地域のキャンプ場は軒並みどこも予約がいっぱい!
11月中旬に紅葉が見頃で予約が無くても行けるキャンプ場・・・
となれば「道志の森キャンプ場」!

キャンプ場銀座と呼ばれるくらいキャンプ場の多い道志のキャンプ場の中でも、おそらく1番人気を誇るであろうキャンプ場が「道志の森キャンプ場」。
場内は野趣溢れる豊かな自然を感じられ、広大な敷地なので様々なシチュエーションが味わえて飽きることが無く、利用料金が安い。
更に基本フリーサイトなので最近主流の大型テントやタープの設営にもスペース面での苦労が少ない。
そして予約不要なのも大きな特徴です。
これで人気が出ないわけがない!
しかしいくら広大な敷地とはいえ、元々の人気に加え、近年のキャンプブームで予約にあぶれた多くのキャンパーも集まってくるので、場内はかなりの大混雑とも聞いています。
あまりマナーのよろしく無いキャンパーも集まるとの評判もあります。
加えて、豊かな自然と言えば聞こえは良いが、要はろくに整備してない設備が充実していないキャンプ場とも言えるのです。
(だから利用料金は安い。)
基本的には高規格キャンプ場好みの妻には合わないだろうと予想できます。
なので、今まで自分はあえて避けていたのです。
とは言え、念願の紅葉キャンプに行くには他に選択肢は無い・・・
最近は高規格キャンプ場でなくとも、妻もだいぶ慣れてきたような気がするし・・・
まぁとにかく行ってみるしかないでしょうっ!?
当日は朝早くというよりも深夜に自宅を出ました。
予約不要ということは、良い場所は早い者勝ちということでしょうし、そもそもテントを張るスペースが無くなってしまっては元も子もありません。
初めて行くキャンプ場ですし、用心に越したことは無いでしょう。
ただ、忙しくて事前準備がろくに出来ていなかったせいで出発が、予定よりもやや遅れてしまった。
睡眠時間はわずか2時間、そりゃぁ起きてすぐにテキパキとは動けません。
だって道志の森キャンプ場は7時に開場なのです!!
眠い目をこすりながら必死に運転したものの到着したのは7時半ごろ。
自分を含めまだゾロゾロと入場する車は有りますが、既に大半の車は入場をすませています。
案の定良さそうな場所にはもう車が停車して、設営を始めています。
とは言え噂どおり、いや!噂以上に広いキャンプ場です。
車で移動しながらでも奥まではけっこうな距離があります。
奥の方なら空いている場所があるかもしれません。
事前に見ておいた地図を参考にしながらズンズンと突き進みます。

場内地図中央部のプールまで来ましたが、空いている場所はありませんでした。
もしかするとこれは完全に出遅れたか・・・
しかしプール奥の上段に上がるとかろうじて一箇所だけ空いているではありませんか!?
我が家のテントだと、奥の車が出入りするにはスペースがギリギリな気もしますが・・・
悩んで他を探しに行けば、間違いなくこの場所も他のキャンパーが来ることでしょう。
ベストポジションとは言い難いけれど、ここに決断するしかない!!!
場所を決めたらとにかくテント設営を済ませてしまいましょう!

見てのとおり手前の車とはあまり距離が取れていません。
しかし心配した通行スペースはそこそこ確保できています、これなら他の利用者に迷惑をかけずに済みそうです。
美しい紅葉も気兼ねなく眺められます!
設営が終わったので、場内散歩を兼ねて管理棟に行ってみました。
道志の森キャンプ場はまず先に場所を決めてから、管理棟で会計を済ませるシステムなのです。
場内が満員、もしくはお目当ての場所が取れなかった場合は諦めて退場出来るわけです。
なるほどこれは良心的かもしれません。
ちなみに管理棟で会計を済ませずにいると、場内循環しているスタッフが料金を徴収するそうですが、その場合は割増料金となりますのでご注意ください。
経済的余裕の無い我が家はもちろん管理棟での会計を選びます!

料金は季節などにより変わりますが、この時は大人1名あたり600円x2 + 自動車1台1000円=合計2200円でした。
その領収書を車のダッシュボードに置いておけば、巡回員が会計済みとわかるわけですね。

ちなみに開場は7時ですが、管理棟でのチェックインは9時からになります。
この時はそれよりも15分くらい早い時間でしたが、普通に受付てくれました。
さて、兎にも角にもこれで清算を済ませたので気兼ねなく場内散歩ができます。
とは言え何度も繰り返しますが、このキャンプ場は本当に広い!
場内をくまなく回ったらそれだけでけっこうな距離ですし、かなりの時間を費やすことになるでしょう。
そして立ち入り禁止のロープが張られた道も多かったので、場内の1/3も回れませんでした。
全体的に紅葉の状態は、写真ほどは綺麗とは言いかねるという感じでした。
前の週に日帰りで箱根に行った際に予想していたことではありますが、微妙にピークを過ぎていました。
今回のブログに掲載している写真は紅葉の綺麗な場所で撮影している&撮影時に色々と調整して撮影している。
なのでブッチャケ実際の風景よりも綺麗な印象だと思います。
実際の見た目の印象に近かったのは下の写真かな?

赤というよりは茶色がかって、やや濁った色に感じました。
それでも所々に綺麗な紅葉は見られたので、良い場所にテントを張ればまだ十分に紅葉キャンプを堪能出来たと思います。

特に良さそうだなと思ったのは橋を渡った川沿いのサイト。

車では橋を渡れないので荷物の運搬が一苦労ですが、小さめのテントで静かに小ぢんまりと過ごされているような方が多そうな印象でした。
プールの周りは開放的で、ファミリー向けに良さそうでした。
自分たちが設営した、プールの上段は隠れ家的な良さがありました。

プールからもう少し森に分け入るような感じなのでトイレや水場に行くのには一手間かかります

しかしその分、車通りも少ないので落ち着いて過ごせました。

ただ、少し傾斜があるのが微妙に不便でしたが・・・
そして場内を散歩しながら気付いたのですが、確実にキャンプをするために7時の開場と同時に入場するのは一番確実な方法ですが、前の利用者が撤収を終えて空いた場所を見つけるのも有効な手段のようです。
多くのキャンパーが撤収する10時〜12時になると意外と良い場所がポツンと空いたりもしていました。
ただタイミングが合わないといつまでも場内をグルグルと回るはめに陥るので、それなりのリスクも孕みます。
さて散歩も終えてそろそろお昼にしましょう。
今回はとにかく手間をかけずにお手軽にしようと決めていました。
昼は既に加工済みのハンバーグ。

スキレットで焼くだけで十分美味しい。
午後はまた散歩をしたり



焚き火をしたりでダラダラと・・・

この日は例年よりも暖かく過ごしやすい1日でした。
とは言え陽が落ちて来ると肌寒くなってきます。
今シーズン初の石油ストーブの登場です!
夕飯はポカポカの幕内で、秋の味覚タップリのキノコ味噌鍋です!

これ見た目は映えませんが、味は抜群!
シメのうどんもバッチリです!
秋ともなれば夜空にはオリオン座も見えるようになっていました。

いつもなら星空を眺めながら焚き火を楽しむところですが、今日は寝不足がたたって睡魔が早くやってきています。

大人しく早くに寝ることにしましょう。
昼間はポカポカ暖かかったけれど、夜中はかなり冷え込みます。

寝袋等は真冬装備をお勧めします。
我が家はスリーシーズン寝袋ですが、湯たんぽを入れる事で補完しておきました。
寒がりの妻には更に電気毛布も投入。
おかげでグッスリ眠れたようです。
一夜明けた朝食は昨晩の鍋の残りスープを使ってチーズ味噌雑炊です。
チェックアウトまではまだゆっくり時間があるので、もう一度焚き火も楽しんで

そうこうしているうちに夜露でしっとりした幕体も完全に乾きました!
今回も楽しいキャンプでした♪
これに気を良くして、これから道志の森キャンプ場に頻繁に来たいか?と問われたら微妙ですね・・・
まず妻的には水周りに不満が残ったようです。
実は11月10日から、同市の森キャンプ場は凍結防止のために止水期間に入ったのです。
なのでトイレが閉鎖され

簡易トイレのみになってしまっていたのです。

このトイレ洋式ですし、我慢できない程に不潔とは言いませんが

棚もフックも何も無く、上着一つかけられないと妻は困っていました。
トイレットペーパーは備え付けられていないので、自宅から持って来るか管理棟で1つ50円で購入しなければなりません。
そしてキャンプ場利用者の数に比してトイレの数が不足しているために、いつも混雑して行列ができていました。
また炊事場も閉鎖されているため

上流より引かれた飲料水がありますが、洗い物などにはやはり不便なのが本音です。

こうした制約により、入場料が800円から600円に値下げしてくれているのですが、やはり不便なものは不便という事で仕方ない。
妻的には「止水期間はパスかな」とのこと。
ただ清潔さや衛生面に関してはそれほど耐えられないこともないとの事。
あとは利用者が多過ぎると感じます。
せっかくの野趣溢れるキャンプ場でも、ビッシリとお客が居て場所を見つけるのも一苦労するような環境では雰囲気もヘッタクレもありません。
それに比して呆れるようなマナーの方も見かけました・・・
自分にとって最大の目的だった紅葉は、ピークを外した割りには思ったよりも綺麗でした。

これだけダイナミックな紅葉が見られるキャンプ場は中々無いのでは無いでしょうか?
それらから考えると、止水前の最終週ならば不便も少なくより美しい紅葉が見られるので、混雑覚悟で来ても良いかなと思えました。
来年以後はそこを目標にしたいと思います。
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