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意外と使えるゴムハンマー

続けざまにペグハンマーを紹介していますが、今日はゴムハンマーの紹介です。
ペグとハンマーは素材を合わせるのが原則です。
素材を合わせると言っても厳密ではなく、金属のペグには金属のハンマー、プラペグには非金属のハンマーという程度の緩さです。
プラペグだからと言ってプラスティックのハンマーは全く役に立たないのでゴムハンマーを合わせると良いと言った趣旨です。
金属のペグにゴムハンマーを使うとゴムが削れますし、プラペグに金属ハンマーを使うとプラペグが割れるからです。
ですが、ゴムハンマーはプラペグと合わせる以外にも、意義があるよというのが今回の趣旨です。
以前は甥っ子と一緒にキャンプに行くことが多かったので、テント設営時に甥っ子も手伝ってくれようとするのです。
特に我が家はペグをたくさん打つノルディスクのアルフェイムを使っているので、ペグを打ってみたくなるのでしょう。
でも当時小学生高学年だった甥っ子にいきなりペグハンマーを渡しても怪我をしそうで怖かったのです。
そこでゴムハンマーなら少しは安全性高まるかな?と思って、使い出したのが最初でした。
ところが我が家に有ったゴムハンマーは100均かホームセンターで買い求めた安物で、軽過ぎたのです。
子どもが使うには軽い方が良いかと思って、それを渡したわけですが、基本的に打撃力はヘッドの重さです。
軽いゴムハンマーでは中々ペグが打ち込めないわけです。
そうすると甥っ子はどうにか早くペグを打とうと力任せにハンマーを振ります。
そうなるとむしろ危ない。
そんなわけで適度な重さがあるゴムハンマーをと思ってリサイクルショップで購入したのがこちら。
木製柄のコールマンで、実測総重量524g
ペグハンマーのスタンダードとも言えるスノーピークが実測667g
約150g軽いくらいですから、小学生高学年の子供が使うにはちょうど良いくらいかと思います。
年齢にもよりますが、先述したようにあまり軽過ぎるとむしろ危ない。
(小学生低学年以下ならば300g以下のもっと軽いゴムハンマーで良いと思います。)
ペグ打ちだけでなく、ナイフでのバトニングなどにも使えるし、お子さんと一緒にキャンプをするならばゴムハンマーは必携じゃないかと思うようになりました。
とは言え子供の成長はあっという間です。
中学生にもなれば、金属製のハンマーでも普通に使えるようになるし、高校を卒業する頃にはもう一緒にキャンプにも行ってくれなくなります。
あの頃は楽しかったなぁ〜(遠い目
なんて懐かしんでも仕方ない。
そんな感じで子供専用の役目を終えたゴムハンマーですが、実は他にも使い道があります。
大人でも非力な女性によってはこうしたゴムハンマーの方が良いという人もいます。
金属製のハンマーよりショックが少ないし、なんか安全そうに思えるのでしょうか?
そんな感じで奥様専用にするという手もあります。
先述したようにショックの少なさを生かして、金属製のハンマーで手が痺れるような人はゴムハンマーというのも有りです。
あと自分は夜用に使っています。
夜になってペグを打ち直したい時や、焚き火をしていて小割りを作りたい時など、周りに迷惑をかけたくないがハンマーを使いたい時もありますよね。
そんな時にゴムハンマーだと騒音が幾分か軽減されます。
最初に金属のペグに使うとゴムが削れると書きましたが、そんなに酷く削れもしません。
数年間使っていて無傷とは言いませんが、まぁこんな感じです。
キャンプ以外でも家具の組み立てとかで、家具をあまり痛めずに組み立てたい時とかにゴムハンマーは案外役立ちます。
まぁそんな感じで1つくらいはゴムハンマーは有っても良いと思いますよ。
じゃぁどんなゴムハンマーを選ぶかというと
腕力によりますが非力な女性や小学生低学年ならだいたい300gくらい。
小学生高学年以上か大人が使うなら500gくらいが目安かと思います。
自分はリサイクルショップでたまたま見つけたコールマンですが、
ブッチャケるとコールマンである意味は全くありません。

現在販売されているモデルは柄が金属製のものですが千円以上します。

コールマン(Coleman) ハンマー ラバー/スチールハンマー 200g キャンプ 170TA0028
でもキャンプメーカーに拘らなければ500円以下で買えます。
大五郎 ゴムハンマー 1/2P
品質的に劣ったりもしないでしょうから、機能的に何も変わらないなら安価な方で良いと思います。
興味を持たれた方は安価ですし、1つ試してみては如何でしょう?

この記事が皆様の参考になれば幸いです。
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