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自然が溢れ出てきた蛇石キャンプ場 2024-春

芥子坊主農村公園でキャンプを楽しんだ後で松本の仕事を終えたが、その後の仕事の予定が変更になった。
色々調整すればもう2日ほど時間が作れそうだ。
そう!すなわちあと2泊キャンプが出来る!!
花見キャンプを期待した芥子坊主農村公園では、開花まであともう少しだったのでこれから行ってもまだ満開には達していないだろう。
となれば同じキャンプ場に続けていくのもなぁ〜
かと言って今から他のキャンプ場の予約をとるのも難しいだろうし…
こんな時に助かるのは予約のいらない蛇石キャンプ場でしょう!

蛇石キャンプ場は辰野町が運営しているキャンプ場で予約のいらない無料のキャンプ場。
トイレも炊事場もあるが、その炊事場の水は生水なので飲用は出来ないし、もちろん管理人なんていない自然環境豊かなキャンプ場。
おかげで過去には熊の目撃情報まであるし、自分も野生の猿は3回利用したら2回くらいの頻度で目撃している。

とにかくまぁそんな自然豊かなキャンプ場なので桜も有るんじゃないかな?とよく覚えていないのに期待してしまった!
松本市よりも少し南下するから、うまくタイミング合うんじゃないかと勝手に予想してみた。
実際に松本市から辰野までの道中は桜が満開だった!
これで本当に何で芥子坊主農村公園は桜が咲いてなかったのか不思議。
辰野町に入っても桜が見事だ。

よし!
今度こそ花見キャンプだと期待してキャンプ場に到着したら!
キャンプ場に桜の木は無かった…
うぅ〜んまぁ仕方無い。
普通にキャンプをしよう!

自分がよく利用する場所は既に先客がいた。
既にあらかた撤収済みなのか?デイキャンプなのかわからないがテントは設営されておらず、もう少ししたら帰るような雰囲気。
ただ車をど真ん中に停めて他の利用者を排除しているようで、あまりマナーがよろしくない。
そんな所に無理矢理行っても気分が良くない。
他の場所にしよう。

トイレの前にも先客が2組。
こちらはテントも設営してあり、このまま今晩も過ごすようだ。
このスペースはまだあと何組か利用できるが、どうせなら少し他の利用者と距離を置きたい。

となれば、川を渡ったスペースが良いだろう。
車を横付けできないのとトイレから少し距離が離れるのがデメリットだが、水場はこちらにも有るし芝地なのも気分が良い。
小川にかけられた橋を渡って荷物を運び込み、とにかく先ずはテントを設営

もう4月だけど過去には4月上旬でも雪に降られた事もあるくらいなので、今回は薪ストーブも持ってきている。
昼間はあまりにも暖かいどころか暑かったので、松本では薪ストーブは設置しなかったけど、夜はけっこう冷えたので、今回こそ出しても良いかな?
などとちょっと悩みながら、今回は薪ストーブも設置!

夕方になってトイレ前のスペースにはもう1組、外国人のファミリーが来た。
芥子坊主農村公園もそうだけど、けっこうよく外国人を見かける。
整備され過ぎて高額な利用料がかかるキャンプ場よりも、こうしたワイルドなキャンプ場の方が外国人には受けが良いように思う。

いつの間にか陽が落ちると予想通りに薄っすらと肌寒くなってきた。
よし!薪ストーブに火を入れよう!!

肌寒いと言っても外気温は12〜3度、幕内で薪ストーブを使うと暑いくらいです。
出入り口はメッシュにして、天井部の換気口は全開でちょうど良いくらい。

炎を見つめながら快適快適♪
薄曇りで星はあまり見えないけれど、中々に良い夜です♪

さて一晩開けて、早朝5時だと外気温は約7度。

ダウンシュラフの中はヌクヌクだが、外に出るとけっこう寒い!
とは言え陽が上がればすぐに暑くなりそうだから、わざわざ薪ストーブを焚くほどではないだろう。
CB缶使用のユニフレーム コンパクトパワーヒーターUH-Cで少し体を温める。

100均で買った鰯の蒲焼きを入れただけの炊き込みご飯をメスティンで炊いて朝食にする。

うん!我ながら絶妙な焦げ具合!!

朝食を食べ終えたら薪作り。
元々芥子坊主農村公園で1泊のみキャンプの準備しかしていなかったので、薪が足りなくなるのは昨日からわかっていた。
なので昨日テントの設営を終えたらすぐにそこらに落ちている木々を集めて軽く干しておいたのだ。

自分の薪ストーブに入る適当な長さに切って、太い薪は手斧で割る。

うぅ〜ん、雨露にさらされ放題だったとは言え、思った以上に芯が湿気っているなぁ…
まぁ夜までの少しの間でも乾かしておこう。

なんかこうして体を動かすと、もう少し労働したい気分…
よし! せっかく無料でキャンプ場を提供してもらっているのだから、少し場内整備をやろう!!
先ず昨晩橋を渡った時に木の根に引っかかったのが気になったので、そこを埋める。

綺麗に埋めたが故に分かりにくいだろうけど、凸凹をならして歩きやすくなった。
自分もそうだが、駐車場からこちらの区画に荷物を持って行くのにカートを使う人がいるだろうが、そういう人にはなだらかな道になって助かるだろう。

もう少し労働しよう!
このキャンプ場は昨年から直火禁止になったのですが、

未だに直火で焚き火をする利用者が後を絶たない。
それは直火の焚き火跡がアチコチに残ったままなのも一因じゃないでしょうか?

本来は直火オーケーのキャンプ場だとしても、現状復帰するのが原則なんですけどねぇ〜
こういうマナーの悪い利用者が目に付くので、自分もこのキャンプ場をあまり紹介したくなくなってきたんです。
でもまぁ嘆いているだけじゃ何も改善しないってことで、この焚き火跡を修復しておきましょう!

車に積んでいるスコップは雪かき用の携帯スコップなんであまり作業がやりやすくない。
そんな事情もあって、完璧に綺麗にはなっていませんが、この後にまた直火でやらなければ数週間でそこそこ綺麗になるんじゃないかな?
今回、自分は2泊するから2カ所の直火跡を修復しておきました。
微力ではありますが、素晴らしいキャンプ場を提供してくれる辰野町への恩返しになれば嬉しく思います。

なんて作業をしていたら昨日夕方に来た外国人ファミリーが話しかけてきました。
どうやらこのキャンプ場を起点とし三級の滝までのトレッキングコースに行こうと思っていたようですが、ゲートが閉まっているので通行出来るのか?自分に聞いてきたのです。
こんな作業をしているから自分を管理人か何かと勘違いしたのかな?
でもまぁ災害のためにトレッキングコースは閉鎖する旨の看板がゲートに掲げてあるのは知っていたので、そうした事情を説明しておきました。
とても残念がっていましたが、諦めてくれました。
この閉鎖も確か約3年前からそのままなんですよね…
予算も人も足らないのだろうなぁ〜
こうした地元の苦労を考えたら、直火だとかゴミの放置とか本当にやめましょうね。
自分で自分の首を絞めるだけですよ。

さてそんなこんなでそろそろお昼です。
今回はお風呂に入りに入浴施設に行ってそのまま昼食も食べてきて、夕食の材料もそのまま買い出ししてこようという算段です。
お風呂と食事だけならいつも行くかやぶきの館が近くて良いのですが、買い出しとなると辰野の市街地まで出ないとならない。
ならばついでという事で、たまには違う入浴施設に行ってみようと思います。
隣町=箕輪町のながたの湯
かやぶきの館は温泉ではないのですが、ながたの湯は天然温泉とのこと! 期待大です!!
行ってみたら平日というのに駐車場がほぼ満車! 場内も人がいっぱい!! 何だ!?と思ったら、ちょうど感謝デーだったようです。
県外の私にまで記念品をプレゼントしてくれました。

温泉は美肌の湯だそうで、トロっとしてかなり良い感じ。
そして何より露天風呂から見える満開の桜が最高でした!!

*写真の桜は露天風呂から見える桜とは別の桜です。
二階休憩室のテラスからはツバメが見えたりで春を満喫できました!

食事も感謝デーの特典で馬刺し定食1200→600円でした!!

施設内には無料のWi-Fiも使えたので、仕事の連絡をしたりやなんかですっかり長居をしてしまいました。

そろそろ、おいとましましょうか…
途中スーパーに寄って食材を購入して、キャンプ場に戻ったらもう16時過ぎ。
他の利用者は皆いなくなっていました。
一人静かにコーヒーを飲んだりしてマッタリ♪

せっかくだから蛇石も見て来よう。

うぅ〜ん何度見ても不思議な石です。
なんてノンビリしていたら外国人の若者グループが来た!
気兼ねなく楽しんでもらおうと自分はテントに戻ると、若者達はまだ冷たい川に素っ裸で飛び込んだり青春を謳歌しています。
いや〜自分のテントからは丸見えなんだけどなぁ〜(苦笑
自然破壊をするわけでもなく、こんな山奥で燥ぐくらいは多めに見ましょう。

ひとしきり騒ぐと満足したのか、彼らは帰って行った。
今日は自分一人かな?
なんて考え出したら、別の利用者が一人で来ました。
どうやら、今日は自分と彼の二人のみ。

そろそろ暗くなる前に、ちょっとテント内を整理しておくか!と思って、コットの下に手を入れると何か不思議な感触!?
コット下には各種道具が入っていたスタッフサックなどを置いていたのだが、そうした布地とは明らかに違う、滑らかな触り心地。
えっ!?
この触り心地は確か…
*苦手そうな人は閲覧注意を!

 


つぶらな瞳の蛇さんです♪
「うわっ! 可っ愛いぃ〜♪」と思わず叫んでしまった。
目がマムシとは違うのがすぐに分かりましたし、全く威嚇してくる様子は無い。
すなわち一触即発の危機的状況ではありません。
蛇が活発に活動するにはまだ外気温が低いのかな?じっとしてとても大人しい。
蛇の体表はヌメヌメしているとか勘違いしている方も多く見受けますが、そんな事は無くスッゴイ滑らかで気持ち良いんですよ!
思わずもう一度撫でてしまいました(苦笑
(でも改めて思い出すと、アオダイショウなどに比べると鱗感がもっとしっかりしていましたね)

うぅ〜ん可愛い! 可愛いのだけど…
この蛇は何だろう?
先ほど言ったようにマムシでないのはハッキリと分かります。
マムシでなければ安全かというとそういうわけでもありません。
本州には毒を持つ蛇が2種類いるのです。
もう一種の毒蛇はヤマカガシです。
ヤマカガシはおとなしい性格なのでやっためたらに人を襲うこともないので、1970年代までは毒が無いとまで思われていたくらいです。
でも実際にはマムシよりも毒性が強いことが現在はわかっています。
要するにヤマカガシだとしたら、やっぱり危険な状況なのは間違いありません。
自分は蛇に詳しくはないので、この個体がヤマカガシなのかすぐには判別しかねます。
うぅ〜ん素性のわからない蛇さんと一緒に寝るのは流石に危険性があるよなぁ〜、ましてこんな山奥で毒蛇に噛まれたらかなりヤバイよな〜と考えて、かわいそうだけどテントから退出してもらう事にしました。

万が一噛まれた場合のリスクを考えて、革手袋をして長袖を着て(隠れているつもりの)スタッフサックごとコット下から引っ張り出します。
全く動きません。
外に引っ張り出してスタッフサックを退けて陽の光の下に曝け出すとようやく逃げ出そうとします。

それでも思ったほどは速い動きじゃない。
うぅ〜ん冬眠明けで弱っているのかな?
全長1mくらいかな?
まぁまぁ大きいですね。
しかし本当につぶらな瞳。

可愛いなぁ〜♪
と、いつまでも蛇さんと遊んでいるわけにもいかない。
もうテントには入らないよう、しっかり諭してお別れしました(笑
ちなみに自宅に帰ってから調べたらやっぱりどうもヤマカガシだったようです!(爆
(詳しい方、もし違っていたらご指摘下さい)

このキャンプ場は過去に熊が目撃された事もあるそうですし、今回も道中で野生の猿を自分自身でも目撃しています。
そして更に毒蛇ですか〜
いやぁ〜流石に自然溢れるどころか溢れ出し過ぎじゃないですかね(苦笑

この後はちょっと湿気っていたけど何とか燃えた現地調達の薪で薪ストーブを楽しんだり

翌日まで何も問題無く、楽しく過ごせました♪

最後の撤収時にスタッフサックなどは逆さまにしてよく振り、中に蛇が入り込んでいないをしっかりチェックしたのは言うまでもありません。
こんなことをしていると、オーストラリアツーリング時代に野営をした時は必ずブーツを逆さにして振ってから履いていたことを思い出しました。
オーストラリではサソリ対策でした。

利用者マナーに思うところもあり、最近はこのキャンプ場の紹介を控えていたのですが、注意喚起も含めて今回は紹介しました。
本当に素晴らしいキャンプ場だと思いますが、街中の整備されたレジャー施設と同じ感覚で利用するのはやめて欲しいと思っています。
繰り返しになりますが、自分で自分の首を絞めないよう気をつけて利用しましょう。

 ーー

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