
ただテーブル選びも難しいけど、椅子選びも難しいっ!
キャンプに行ったら一番長く肌に触れている道具だという説もあります。

要するに微妙な使い心地や見た目が気になりやすい道具だとも言えます。
お店で座りまくって選んでも、キャンプ場で長時間座ってみるとまた印象が変わったりもします。
積載容量に余裕があるのなら、食事用とくつろぎ用など用途に合わせていくつか持って行くのが良いのかと思いますが、そんなに幾つも持って行くのは難しいとも思います。

上の写真は妻と2人で行ったキャンプの際の一例ですが、奥の茶色2脚は食事用、ベージュの2脚はくつろぎ用、その足元にはオットマン代わりに低い折り畳み椅子2脚、要するに全部で6脚の椅子を持ち込んだ訳です。
我ながらアホかと思います(苦笑
拘っていくとこんな事になっちゃうけど、まぁこれだけ難しいものだと思っておいて下さい。
一般的に座面が、ハイスタイルは40cm程度、ロースタイルが30cm以下と言われます。
基本的にテーブルでハイスタイル・ロースタイルを選んだらそこに椅子も合わせます。
「目的」なんて座る事に決まっていると思う事でしょう。
その座ることは何のためなのか?という事です。
具体的には「食事をとるため」「ノンビリと寛ぐため」のどちらに重点を置くかです。
自分のように用途に合わせて椅子をいくつも所有することをお勧めする訳では有りませんが、汎用性のある椅子でもやはり食事などに重点を置いているのかくつろぎに重点を置いているのかなどの違いはあります。
価格や見た目などだけで決めて、後で後悔しないように目的を明確化した方が良いという事です。
実物を見てわかりやすい違いは、座面が水平に近く背もたれが立っている椅子は作業や食事向き。
座面が尻下がりで背もたれが寝ているのがくつろぎ重視と思って下さい。
ハイスタイルで食事重視ならば
スノーピークのフォールディングチェアワイド
スノーピーク(snow peak) フォールディング チェアワイド RD LV-077RD チェア ワイドチェア 折りたたみ椅子 軽い アウトドア キャンプ
強めの張りがある座面で、深く沈み込み過ず、立ったり座ったりが楽に出来ます。
包み込まれるような落ち着いた座り心地を求める方には合いません。
だけどダラダラしてばかりよりも、背筋をシャンと伸ばした方が身体には良かったりするし、意外と疲れないのでこの座り心地も自分は好きなんです。
横幅は広く座面に余裕があるので、ほとんどの体型の方に合います。
側湾症の酷い姉にはこの椅子が最適なんじゃないかと思って、姉とのBBQ用に1脚買っておいても良いかな?と悩んでいます。
ですが畳んでも結構場所を取るので、長物を車の上方=天井に集める自分の積載スタイルに合わないので、今のところ購入は躊躇っています。
同じく食事重視でローバーチェア
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【別途送料1,620円】 新品 イギリス軍タイプ フォールディングチェア(ローバーチェア) WIP メンズ ミリタリー アウトドア 【送料無料対象外】【クーポン対象外】 |
本物を求める人は蚤の市などでビンテージ品を探し出したりしているようですが、かなり高額ですし程度が良いものは稀です。
なのでそれを模したものが流通しているようです。
ミリタリー調の見た目やヴィンテージ感を求める人には向いていると思います。

「寝落ち椅子」の異名を持つくらいにくつろいだ座り心地の良さには定評があります。
その割には座面に適度な張りもあり、食事などにも十分対応する汎用性の高さもあります。
色んな椅子をいくつも買ってきた自分が辿り着いた、一番お気に入りの椅子です。→紹介記事
ただ頭までフォールドする長い背もたれ=ハイバックタイプなのでコンパクトに収納は出来ません。
ミニバン以上の収納力が要求されます。
その上、見た目がオシャレで、高額だけどこれより良い椅子は無いと確信して購入したくらいです!→紹介記事
ただハイスタイルとしてはやや低めの座面に角度が寝過ぎた背もたれは、1つで全ての用途を賄う汎用的な椅子としてはくつろぎ重視過ぎると感じます。

オットマンを使うなどの工夫をすれば良いのですが、それだと本当にくつろぎ専用になってしまう。
くつろぎ専用ならばもっと座り心地の良い椅子に巡り会えたので…
もちろんこうした使用感は個人差あるので、万人の太腿裏が痛くなる訳ではありません。
ただ店頭で短時間試し座りしたくらいでは判断は難しいと思います。
でも本当にこの見た目は反則級にオシャレだと思うんですよね〜

先に言った、くつろぎ専用ならばニーモ スターゲイズ リクライナーが今現在の究極かと思います。
ロッキングチェアとハンモックを足して2で割ったような椅子で、ユラユラと揺れながら極上の癒しが味わえます。
上体を大きく寝かせた方がくつろぐには最適ですが、上体を起こす事も可能なので汎用性が皆無というわけではありませんが、椅子を引いたりする動作がとりにくいので、慣れないと食事などには不向きなため、基本的には「くつろぎ専用」にせざるを得ないと思います。
自分はロゴスが製造販売している似たタイプの椅子を使用しています。
この椅子のおかげで、大のお気に入りだったスノーピークのTake!チェアを買い替えて、ogawaのハイバックチェアと合わせて何脚も椅子を持ち運ぶようになった、そのくらい「くつろぎ」には欠かせない椅子です。
興味のある方は参照してみて下さい。→紹介記事
ここまで紹介してきた椅子はローバーチェア以外はどれも高額過ぎるのが本音です。
予算的に、椅子にここまでの予算はかけたく無い人も多いかと思います。
そんな方にお勧めしているのが、アディロンダックのキャンパーズチェア
爆安とまでは言えませんが、後継のオガワキャンパルが作っている現在のハイバックチェアIIよりはだいぶ安価だけど品質は負けず劣らずなのでお勧めしています。
ちなみに自分は両方所有しています。
その上でogawaに負けず劣らずと判断しています。
汎用性も品質も高くて、価格はやや控えめ…
この辺りが初心者には一番お勧めだと思っています。
アディロンダックでも高いと思われる方は…
悩んだ時の鹿番長(笑
キャンプテンスタッグリクライニングラウンジチェア

方向性としては食事などの作業用途重視です。
ただまぁやっぱり極上とは言えません。
背もたれが短いおかげで、収納性は比較的にコンパクトになります。
ただし、パイプの素材が軽量なアルミではなくスチールなので、軽くはないです。
収納コンパクトな椅子とくれば、やっぱりヘリノックスです。
サンセットチェアなどは座面高46cmと、ogawaのハイバックチェアと同じ高さです。

ヘリノックス (Helinox Home,Deco & Beach) サンセットチェア スチールグレー 19750004003001 16φ×高さ46cm
そしてヘリノックスらしく、コピー商品も市場に大量に溢れています。

あまりコピー商品は積極的に勧めたいと思わない主義なので、ヘリノックスのコピー商品をお探しの方はご自身でお調べ下さい。
こうした軽量コンパクトな組み立て式の椅子はogawaなどの収束タイプよりも組み立てが面倒なのは間違いありません。
そして安定性も低いです。
自分はこの手の軽量組み立てタイプの椅子の中では比較的に安定性の高い、ノルディスクのコンゲランドを所有していますが、やはりogawaのハイバックチェアに比べれば安定性はかなり劣ります。

国内ブランドのタラスブルバもほぼ同じ形状の椅子を販売していたので、安価な製品の中では良い方だと思うのですが、残念な事に現在は製造中止になってしまいました。→紹介記事
キャンプ用品は持ち運びを前提にするため、必ず何かしらは犠牲にせざるを得ないのです。
万人が納得する、完璧で万能な製品なんて無いんです。
粗大ゴミにならないようによく検討して下さい。
ちなみに薪割りなどの作業用途でしたら、折り畳み式のステップが一番使いやすいと思っています。

個人的にはカインズホームの製品が、キャンプにも合う色合いでオススメ。
中途半端に妥協して気に入らない椅子を買うくらいなら、このステップでしばらく様子見した方が良いんじゃないかと思っています。
これならば、後で気に入った椅子を購入した後も、踏み台として自宅でもキャンプでも使い道がありますし、使わなくても残しておけば知人と合同でキャンプやBBQを行う時にも予備の椅子として役立ちます。
保管場所も省スペースで済みますし。
意外とお勧めです。→紹介記事
低い座面なのでどうしても立ったり座ったりという動作が面倒になり、一度腰を下ろしたら座りっぱなしになりやすいので、背もたれがあるようなローチェアはくつろぎ重視と言った傾向が高いと思います。

スタッフバッグ込みの総重量が960gと非常に軽い!しかもコンパクトに収納出来るので積載量の乏しい車や公共交通機関で移動する徒歩キャンパーにも合っています。
フェスでも定番ですね。
軽量過ぎて風に簡単に吹き飛ばされてしまうのが欠点なくらい(苦笑
なのに包み込まれるような座り心地も素晴らしいと、とっても優秀な椅子です。
最近のロースタイルの流行の起爆剤ともなったくらいです。
性能的には、組み立てが初見だとちょっと面倒な事と、安定性にやや劣ること、先述したように風に飛ばされやすいといった辺りが欠点かと思います。
自分はこのチェアワンの更なる軽量化タイプ=チェアゼロを所有していますが、軽量コンパクトを最優先とした椅子としてはかなり気に入っています。→紹介記事
ただ自分のチェアゼロにしても先述のサンセットチェアにしてもヘリノックスの商品はどれも高額なのが辛いところ。

安価なだけでなく、最近は本家よりもお洒落なものもあり一概に否定しきれません。

座り心地も素晴らしいという評判をよく聞きますし、ヘリノックスの椅子よりも安定性にも優れます。
オシャレと座り心地を優先するなら、一番優秀なんじゃないかと思います。
元々高額だったところに、キャンプブームで人気が加熱、更にcovit-19の世界的流行で品不足が重なり、正規ルートでの入荷が途絶えて一気に価格が高騰しました。
amazonなどで模倣品は大量に出回っていますし、最近はニトリまで模倣品を企画販売する始末なので、よく検討してみて下さい。
ローチェアでとにかく座り心地にこだわるなら
スノーピーク ローチェア30

スノーピーク(snow peak) ローチェア30 ポリエステル カーキ LV-091KH
非常にしっかりした作りで安定感が高く、高い背もたれ=ハイバックなのでくつろぎ感も高い。
自分では所有していないので断言は出来ませんが、ローチェアの中での座り心地最高峰クラスの1つだと思います。
それと収束型なので、組み立ていらずで簡単で素早い設営が出来るのも魅力です。
欠点は組み立て型に比べて、大きく嵩張ること。
それとスノーピーク製品の御多分に洩れず、高額な事でしょう。
積載能力と予算に余裕があるならば、とてもお勧めなローチェアだと思います。
他にもハイバックで安定感高くて安価なローチェアが欲しい方にお勧めなのはロゴスのアグラ椅子

やはり収束型で設営は手早く簡単。
もの凄い優秀!?
欠点は何かというと収納性がローチェアと思えないくらいに悪い。

そして座面が焚き火台よりも低いので、火の粉が飛んで来やすい。
あとは、あまりオシャレとは言い難い安っぽさが漂う見た目ですね。
でも収納性以外は致命的欠点とは思わないので、車載に余裕のある方ならお勧めできます。
パチノックスのような軽量性を優先しないなら、コスパを含めて一番優秀なローチェアだと思っています。
この椅子も所有しているので参考にどうぞ→紹介記事
これらのローチェア以外にも、安価に入手できるコンパクトタイプの椅子は色々あります。→比較記事
自分の場合はキャンプ以外の使用目的で集めた椅子が多いのですが、この中からあえてキャンプ用にお勧めするなら折り畳みタイプのスツールです。
背もたれも有りませんし、包み込むような快適な座り心地は望むべくも有りませんが、そこそこの安定感とコンパクトな割に座面の横幅はある程度有り、張りのある座面のおかで座り心地は案外悪くありません。
それと以前は2千円前後と激安とまでは言えなかったのが、現在は100均のキャンドゥで660円で購入出来るのも、好材料です。

30cm以上の座面高の椅子と組み合わせれば、オットマンとしても使えるので、とりあえず様子見で買っても無駄にはならないと思います。
(ロゴスのアグラ椅子やヘリノックスのグラウンドチェアのように座面高が低いタイプだと、オットマンは使いようが無いのですが…)
椅子選びの参考にこの記事が少しでも役立てば幸いです。






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