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とにかくひたすら格好良い! NordiskFaxe2

自分がこのテントに興味を持ったのはノルディスクのムック本に掲載されていた記事がきっかけでした。

NORDISK COMPLETE BOOK (NEWs MOOK)

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当時、同社のSIOUX(スー)を使っていた自分は

付録のトートバックを目当てに購入したのですが、本誌を読むと社長がインタビューに応えてFaxeを勧めていたのです。
要約すると「ノルディスクは1901年創業で元々は羽毛製品を製造販売していた会社でしたが、1974年に初めてテントを製造販売したのですがその初めてのテントがCaravanTrip(当時のブランネームはCaravan)、そのTripをリプロダクトしたのがFaxe」なのだそうです。

現在のノルディスクの主力製品はテント、そのノルディスク テントのルーツとも言えるのがFaxeなわけですね。
自分が小学生の時に初めて購入したテントも三角フォルムのA型テントでした。
なので三角フォルムには懐かしさと愛着を感じます。
そして何よりFaxeは、とにかくスタイリッシュで格好良い!

と思ったわけです。
その後、中古の掘り出し物を見つけてしまい、ついつい勢いで衝動買いしてしまったのです。
とにかく魅力は一にも二にも見た目ですが、かなり個性的で面白いテントでもあります。
先ず素材ですが、フライシートはシルナイロンです。
シルナイロンはヒルバーグなどでも採用されている高級素材で、とても軽く丈夫で防水性の高い素材です。
ポリエステルは防水性を上げるためにウレタンコーティングを施すのが一般的ですが、ナイロンはシリコンコーティングを施します。
ポリウレタンはそのウレタンが加水分解をおこして劣化するのですが、シルナイロンはそうした加水分解と無縁なので寿命の長い素材なのです。
インナーテントの屋根にはコットン系のT/Cを使っています。
T/Cは防水性には劣りますが、通気性に優れ結露を防止するので快適性の高い素材です。
軽量でハイテクなシルコットンと、重く古い素材のコットン系は、相反する素材の組み合わせのようにも感じます。
しかしシルナイロンは通気性が良く無いので、結露しやすいという欠点があるのです。
そんなシルナイロンの欠点を補うのにT/C素材のインナーは最適かもしれません。
あるいは長寿命な高級素材という点では似ているとも言えます。
またあるいはせっかくのシルナイロンの軽量性をT/Cが帳消しにしてしまう無意味な組み合わせと考える人もいるかもしれません。
とにかくこの素材の組み合わせはちょっと珍しいのです。
*この素材組み合わせはFaxe2&4だけです、Faxe3はポリエステルです。
一部T/Cを使っている割には、軽量コンパク。
またこの収納バッグがよく出来ています。

ゆったりの余裕のあるバッグに適当に突っ込んで、コンプレッションベルトで締める。

アルフェイムの収納バッグはかなりキツキツでいつも難儀していますが、この収納バッグだと入れるのが楽でその後に絞れるので収納スペースは最小ですみます。
MSRなんかもこういう収納バッグだったと記憶しています。
シルナイロンはシャカシャカしてフワッとしてしまい折り畳みにくい素材なので、こういう形式なのかもしれません。
ペグは中空構造のピンペグとY字ペグが付属していますが、アルミ素材のこのペグはどちらも曲がりやすい。

DACなどのアルミVペグなどに変える事をお勧めします。

プロモンテ(PuroMonte) アルミカラーペグ10本セット オレンジ OGK3105SET

プロモンテ(PuroMonte) アルミカラーペグ10本セット オレンジ OGK3105SET

ちなみにこのDACのJ-Stakeペグはノルディスクが販売しているアルミVペグと中身は同じです。
まともに買うと6本でなんと6000円以上する超高級品ですが、ペグ自体は全く一緒です。

自分はそのノルディスク純正も持っているので、せっかくだからFaxeに使っています。

ただFaxeは非自立型テント
硬い地質で万が一ペグが刺さらないと設営が全く出来ない。
なのでそんな万が一を考えてチタンVペグも同梱しています。

NORDISK(ノルディスク) アウトドア キャンプ V型ペグ チタン製 2本セット 165mm/9g 【日本正規品】 119036

NORDISK(ノルディスク) アウトドア キャンプ V型ペグ チタン製 2本セット 165mm/9g 【日本正規品】 119036

こちらは更に高額で1本あたり1400円もしますが、お守りにチタンペグは軽いので有効です。

まぁ自分はこれらの純正ペグを格安で入手できたから使っていますが、普通はお守りとしてのチタンならば中華製チタンペグで十分だと思います。

Boundless Voyage チタン合金ペグ[長い20CM]6本 / 8本セット 丸棒ネイルペグ 持ち運び便利 アウトドア キャンプ用品 丈夫 軽量 18g/本 硬い土 砂地 草地用 タープペグ 設営用具 (8本)[Ti4006P]
それとこの平紐が付属しているのですが、何のためのものか分かりません。
知っている方がいらっしゃったら教えて下さい。

たぶん撤収時に、幕体を纏めるためのものだと思うのですが、なにぶん中古で購入した時にペグと一緒にされていたので確信が持てずにいます。
と、上記のように記述していましたがコメント欄を通じて通りすがりさんより
「おそらくインナーテント上部の2箇所のフックにつけて、ハンギングチェーンの様に使用するものだと思います。」と教えていただけました。
確かにちゃんと取り付け用フックが有ります!

どう考えても専用の、ちょうど良い長さですし(アジャスターで絞れるのでピンと張れます)

ランタン取り付け用のリングはベルト内を自由に移動出来るし、

これメチャクチャ使い勝手良いですっ!
とっても有益な情報をありがとうございましたっ!!
大昔から三角フォルムのテントは有りますが、Faxeは左右非対称。
これもちょっと個性的。
座ったままとはいえ人間の活動スペースとしてなら、左右対称の普通の三角テントでも良いわけです。

でも活動スペースだけでは狭いので荷物置き場として裾を拡張しようと考えたのでしょうか。

両側に拡張してもこの低さでは荷物置き場くらいにスペースの活用方法はが限られるので、両側に荷物置きは要らないと考えると片側だけで十分。

設置面積も狭めて、無駄な生地も減らせた。
結果的に個性的なデザインになったというのが設計時の考え方でしょうか?
テント内はとにかくまぁ狭いです。
一応2人用となっていますが、2人いたら窮屈過ぎて超時間過ごすのは無理です。
座高高めの身長170cmの自分が、お尻をつけて長座姿勢でこんな感じ。

180cmの人でも頭がつく事は無いと思います。
ですが、テント内の移動は四つん這いになると思います。そういう意味では前後に入り口あるのは、2人で利用するなら役立ちますね。それと入り口上部から張られたガイロープ。

これかなり出入りに邪魔です。
それでなくとも這いつくばるように中腰で出入りしなくちゃならないのにこのガイロープが導線を塞いじゃうわけです。
なので、腰痛持ちの自分にはかなり厳しい。
おかげで購入後ほとんど使っていません(苦笑
そんなの分かりきっていた事なんですけどね・・・
分かっていても衝動買いしてしまう程、格好良いんですよ。
でもその狭さのおかげで、暖房はとってもよく効きます。
屋根部がT/C素材なので溶けはしないと思いますが、全高が低いので背の高い石油ストーブなどは危なくて使うのに躊躇われます。
なので温風で温めるカセットガスファンヒーターの風暖が良いかと思ったのですが、

Faxe2だと暖か過ぎて自分は気持ち悪くなってしまいました。
確か外気温1度の時にテント内は30度を超えたような記憶が・・・
もしかしたらFaxe4なら風暖でちょうど良いのかもしれません。

現在はコンパクトパワーヒーターUH-Cを使う事が多いです。

UNIFLAME(ユニフレーム) コンパクトPOWERヒーター UH-C

UNIFLAME(ユニフレーム) コンパクトPOWERヒーター UH-C

ただ狭いので引っ掛けて転ばせてしまったら危ないので、かなり気は使います。
この暖房器具は現在廃盤となってプレミアム価格で取引されて馬鹿らしいので、お勧めはしませんがとにかくこのくらいの暖房器具でもよく暖まります。

じゃぁ夏は暑いのかと言うと、意外とそうでも無い。
前後にメッシュドア付きの出入り口があるので、前後開けておくと風が良く通る。

ちなみにこのテントはフライ無しでも張れます。

濃緑色のフライは熱吸収が良さそうですが、だったらフライ無しの状態にすると少し良いかもしれません。
ついでに記しておくと、フライだけで張ることも出来ます。

ただフライだけで張るのは、1人だとちょっと苦労します。
できない事はないのですが・・・
設営に関しては、Faxe4ですが公式動画を見るのが多分一番わかりやすそう。
でも自分で建ててみると、綺麗に張るのが微妙に難しい。
テントの種類としては非自立型でして、2本のポールを引っ張りながら立てるだけのシンプルな建て方です。
ちなみに動画内ではポールの抑え役として、2人で建てていますが1人でも困難な事は無いです。
ただ一発で綺麗に建てたいのなら2人の方が容易ではあります。
また、この動画を見て気がついたのですが自分のFaxeと動画内のFaxeでは少し違いが有ります。
動画内ではインナーテント4隅のペグを打ってガイラインを引っ張っているのですが、自分のはロープでなく幅のあるベルトです。

このベルトが短いせいで、フライシートをかけるペグと兼用出来ずに、自分のFaxeだと別々に打たないとなりません。
自分のFaxeは中古なので、前オーナーがいつ購入したのか正確な事はわかりません。
もしかしたら初期モデルなのかな?気になったので、先行ブログを見ると「Faxe4Cはガイロープ、Faxe4SIはベルト」だと記載されていた方がいます。
検索をかけると確かにFaxe4Cというモデルも販売されていた時期があるようです。
そして自分のFaxe2は本体や収納袋には「Faxe2C」とプリントされているんです。


あれ?FaxeCはガイロープじゃないのか?
更に他の方のブログ内の写真を見るとFaxe2SIを購入したという方でも本体には「Faxe2C」とプリントされている方が散見されたりしてもう何が何だかわかりません。
ちなみに付属していた紙のタグにはFaxe2としか記載されていません。

ちなみにSIはシルナイロンを示していると思われます。
後からFaxe3PUというポリウレタン生地のモデルが発売されたので、それとの区別化なんじゃないかと思います。
じゃぁCは?と考えるとコットンじゃないかと思います。
Faxe3PUもインナーテントの上部にテクニカルコットン使っているので、Cじゃ混乱してしまう。
なのでFaxe2/4Cは名前のみ途中からSIに変更したんじゃないかと思います。
そう考えると、設営動画はかなり初期のFaxe4Cなんじゃないかと推測できます。
その後に四隅のガイロープがベルト状に変更。
その後Faxe3PUの発売に伴い、販売時の名前のみFaxe2/4SIに名前を変更。
既にプリントしてあった「Faxe2/4C」の在庫分は、そのまま販売というのが真相じゃないでしょうか?
(あくまで自分の推測です。)
オプション等についても触れておきましょう。
前室を増設するためのApsis Setアプシスセットというものが有ります。

【国内正規品】NORDISK ノルディスク Apsis Set for Faxe 3(ファクシー3 アプシスセット テントパーツ)[107149] [並行輸入品]

【国内正規品】NORDISK ノルディスク Apsis Set for Faxe 3(ファクシー3 アプシスセット テントパーツ)[107149] [並行輸入品]

決して価格ほどには有益とは思えませんが、こちらもついつい衝動買いしてしまいました・・・(苦笑

ご興味ある方は→こちら

フットプリント(グラウンドシート)も純正品がオプションとして販売されています。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【国内正規品】NORDISK ノルディスク Faxe 2 Footprint (ファクシー2 フットプリント) [107151]
価格:13,552円(税込、送料無料) (2024/8/10時点)

楽天で購入

 

先行ブログを参照すると、どうもこのフットプリントには2種類あるようで、上記リンク画像の真四角な製品と、アプシスセットを接続する事を前提にされて前室分のスペースもある六角形の製品の2種類があるようです。
ただの真四角ならば汎用品で十分と思いますが、アプシスセットを使う方でしたら六角形は多少の意義があるかも知れません。
しかしほとんどの方にはそこまで意味が無いような気がします。
自分は1〜2人用山岳テントではグラウンドシートとして定番のグラバーオールウェザーブランケットを使っています。
Grabber(グラバー) オールウエザーブランケット OD(オリーブドラブ) 22144

Grabber(グラバー) オールウエザーブランケット OD(オリーブドラブ) 22144

薄く折り畳めて軽くしかも耐久性が高く、それなのに断熱性が高いのが特徴です。

自分の周りで山登りやっている人は半分以上がこれ使っているんじゃないかな?ってくらいなので、山岳系テントだと広く知られた製品です。
真四角でアプシスセットの分まではカバーしませんが、自分はそこに靴を置いたりしているのでむしろカバーしない方が都合良いです。
各人の使い方というか考え方で好みは分かれますね。
Faxeにセットでタープを使うなら同社のVoss Diamond SLをノルディスク的には想定しているのではないかと思っています。
素材はFaxe2/4SIと同じシルナイロンで、色は濃緑色でFaxeとPetrol Greenと似ていますが、Voss Diamond SLはForest Greenなのでちょっと違います。
単体で見ると気になりますが、張ってしまうとタープは透けるせいもあり、あまり気になりません。
上の写真では、テントのポールに引っ掛けて、もう1本別にポールを用意して張っています。

広さ的には1人使いが原則で、我慢しても2人までですね。

ちなみにVoss Diamond SLよりももっと安いVoss Diamond PUというタープもあります。
これは名前から想像できると思いますが、ポリエステル素材です。
素材の違い以上に気になるのは色がDusty Greenと比較的明るめの緑で、自分はFaxe2&4とは合わないと思っています。
Faxe3はポリエステル素材で色もDusty Green、たぶんPUの方が似合うと思います。
実はSLと間違えてPUを買った経験があるので、色や形状の違いを記事に纏めて紹介してみました。
ご興味のある方は→こちら

テント本体は仕方ないけど、タープまで化繊素材にしてしまうと焚き火で穴が開かないか心配な方もいらっしゃるでしょう。

ノルディスクで揃えようとするならばT/C素材のKari Diamond 10を想定する人が多いかもしれません。
でもFaxeの濃緑色の世界観に明るいノルディスクのT/Cは合わないように思うのです・・・
カーリの色の明るさにまず目が惹かれてしまいません?
Faxeの格好良さが目立たなくなるのが勿体無いと感じるのです。
サイズ的にもFaxe2をソロ使いだとちょっと大きいかな?
上の写真では後方に低めのポールを配して、過保護張り的に張っています。
でもFaxe本体はほとんど覆えていないので過保護張りには全く意味を為していません。
小川張りの方が有意義に使えると思います。
ただそうなると狭めの区画サイトだと厳しいかも?
2人で広めのサイトで使うなら、ちょうど良いサイズ感だと思います。
ご興味のある方は→こちら
いろんな事を考えると、他社になりますがムササビT/Cがバランス良いかなと思います。
好みによりますが、個人的には色味もまぁまぁ合ってるかな?と思います。
ただ、ムササビを格好良く綺麗に張ろうと思うと、これまた低めに張った方が格好良いと思うんです。
結局居住性はあまり良くない(苦笑
ご興味のある方→こちら
腰痛持ちの自分では、あまりに使用頻度が低いのでこのまま所有し続けるか悩んではいます。
数ヶ月に一度は手放そうと思うのですが、どうしても踏ん切りがつきません。
やっぱりこの格好良さは格別です。
共感された方は、色々考えずに自分のように衝動に身を任されては如何ですか?
他のどのテントとも違う、唯一無二の世界観に浸れるかもしれません…

 

 


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ハンマー・ペグ・ガイロープ・自在管について→こちら
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コメント

コメント一覧 (2件)

  • FAXE2の購入検討していて、ブログを見させていただきました。
    わかりやすく、とても参考になりました。
    ブログ内の謎のベルト(ロープ)ですが、おそらくインナーテント上部の2箇所のフックにつけて、ハンギングチェーンの様に使用するものだと思います。
    どこかのブログで、そのように使えると書いてありました。ご参考まで

  • >通りすがりさん
    コメントありがとうございます!
    そして謎のベルトに関する情報も本当にありがとうございます!!
    なるほど〜
    その発想はありませんでした。
    次回試してみます。
    実はブログではまだ紹介していませんが、アプシスセットを夏に購入しています。
    それもいつか紹介しようと考えています。
    できる限り多くの情報を発信していこうと思っていますので、今後も何かあれば教えていただけると嬉しいです。
    これからもよろしくお願いします。

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