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MyOutdoorMemories Australia編Part2

先日から始めた自分のアウトドア史を綴るこのシリーズ、大人になってからのオーストラリアツーリングPart2です!
オーストラリアはとにかく広い!
なかなか語りつくせないので、もうしばらく続けさせてください。
しかし、オーストラリアを周ったのは20世紀末! 1990年代前半です。
10年一昔と言うならもう二昔も前の話し。
今ではだいぶ様子も変わっているでしょうから、情報としてもあまり役に立つとは思えません。
興味の無い方はスルーして下さい。
こんなブログ主はどんなアウトドアライフを歩んで来たのか興味のある方のみお付き合いいただければと思います。
エアーズロック=ユララリゾートを後にして、北西に向かいます。

東海岸ではあまり見かけなかった野生動物も頻繁に見ます。
特によく見るのがカンガルー
死ぬほど見ます!
なんて比喩が洒落にならない、本当に頻繁にお亡くなりになっている・・・

これは病気で亡くなっているわけではなく、ほとんど全て車に轢かれているのです。
毎日1度どころか地域にもよりますが、東海岸や大都市以外では1日数度見かけるほど頻繁に惹かれています。
かわいそうと思うでしょうが、現地の車はカンガルーバンパーと呼ばれる、車をガードするバンパーを付けて走っているくらい、オーストラリアでは日常の光景です。

カンガルーを見つけたら減速するどころか、むしろ加速してカンガルーを跳ね飛ばすのだと現地の人は言ってました。
そうやってバンパーで車を守らないと車が破損して走れなくなるわけです。
街から離れたアウトバックでそんな目に合えば、人間様がお陀仏です。
可哀想だとは思うけれど、自分の身を守るためには、現実も直視しなければならない。
そしてその危険は自動車だけでなく、オートバイにも降りかかってくるのです!?
でもオートバイではこうしたバンパーを装備しようもありませんし、たとえバンパーを装着しても不安定な二輪車はカンガルーと衝突すれば転倒は免れません。
危険度で言えば自動車の比ではなく、オートバイとカンガルーの衝突事故は危険なのです!
現地で言われたのは「カンガルーはライト目がけて飛び込んでくる」なので、昼間はほぼ安全。
夕方以後が危険というわけです。
なので安全に走るためにはオートバイでの移動は昼間のみにとどめるしかありません。
移動距離が伸びない理由はここにも有ったのです。
他によく轢かれていたのは野良牛。
牧場から逃げた牛が勝手に繁殖して野生化しているのです。
一度群のボス牛に威嚇された事がありましたっけ・・・
危険と言うなら、キャンプの朝も気をつけろと言われた事があります。
ライダーはブーツを履いている人が多いのですが、「履く前に必ず逆さにしてよく振れ」
何故かというと「サソリが入っている事があるから・・・」
デマなのか本当なのかはわかりませんが、オーストラリアのアウトバックならあり得ると思わされます。
そのくらいオーストラリアの大自然は凄いです!
動物園ではなく普通に野生のエリマキトカゲとか見ました。

野生で見る事が出来なかった有名動物ってウォンバットとカモノハシくらいかな?
とにかく手付かずの大自然がそのまんまなのです。
だからとにかく油断していると、かなり危険でもあります。
そう言えば自然といえば、オーストラリアにも天然の温泉がありました。
マタランカホットスプリング

日本のように寛ぐ温泉というよりも、プールの感覚ですね。
そしてこのマタランカで出会った日本人ライダーが凄かった。
オーストラリアンサファリラリーという、シドニーからダーウィン約8000kmオーストラリア縦断するラリーがあるのですが、そのラリーを3日前に終えてそのままツーリングに出たという方と会いました。

この時の総合3位入賞はいまだに破られていない日本人最上位記録です。
彼はこの後に国際ラリーイストとして活躍し、パリダカにも出走。
二輪では総合10位が最高位だっけかな?
四輪転向後では市販車クラス優勝もしています。
篠塚さんや菅原さんの影に隠れてしまいましたが、間違いなく日本人トップの一角を担うラリーイストとしてこの後活躍するのでした。
まぁそれはまたその後のお話しですが、この時は気さくな普通のお兄ちゃんでした(笑
海外は日本と違って保安基準が緩いので、レースに出た車両のまんまでツーリングしている緩いお兄ちゃんです。
なんとそのバイクに乗っていいよと言うではありませんか!?
貴重な経験なのでありがたく運転させていただきました。
驚いたのはその乗りやすさ!!
とにかく軽くてよく曲がる!!!
ご本人も言ってたのが「疲れるバイクでラリーは無理!」
「安全に早く走るためには乗りやすいバイクが一番やね!!」
本当に納得しました。
それは自分のバイクと自分の運転技術の限界を思い知らされ、この後のツーリングスタイルを考えさせられるきっかけにもなりました。
この後はカカドゥ自然公園へ
蟻塚が5m以上にも育つ野生の王国です。

この辺りはオフロード天国というか地獄と言うか・・・
チャレンジした人たちに話を聞くと、「雨季は道が完全に水没して、ほとんどバイクを抱えて泥沼を行進した」なんて言うではありませんか!?
オフロードというよりは、ただの未開の地なのです。
そこで目一杯の冒険にチャレンジすれば相方も満足したのでしょうが、もう自分の力量に見切りをつけた自分はチョロいダートにしか行きません。
そんなダートを130kmで爆走すればまだ相方も納得出来るのでしょうが、トコトコゆっくりしかもう走れません。
相方のフラストレーションは爆発寸前だったと思います。
一方でそんな大自然の中でバックパッカーやユースホステルに泊まるのは、自分にも限界が近づいていました。
いつ喧嘩が勃発するかと恐れていた自分にある日、彼は告げました。
「オレ、やっぱアメリカに行くわ」
そう、優しい相方は衝突を避けるために、別行動を取るためこの旅を中断するのだと告げたのです。
彼のバイクは高値で売れそうなので、それを資金にアメリカに飛んで適当なタイミングでシドニーに戻って来る計画だそうです。
「一人でオーストラリア一周出来たら、千疋屋でフルーツ食い放題奢ってやるよ!、失敗したらヘルメット買ってくれよ!!」
下戸の自分に合わせてそんな賭けを振ってくる相方は、本当に優しいヤツなんです・・・

カカドゥで仲良くなった日本人旅行者、後ろに写るのは彼らの車と自分のバイクのみ・・・
この写真を最後に、自分は一人旅に出ることになります。
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