ここがかなり良いキャンプ場だったので、キャンプ場自体をキャンプレポよりももう少し詳しく紹介しておこうと思った次第です。
首都圏からだとだいたい2時間半くらいですかね?
高速を降りてからの距離が近いので、かなり楽チン。
キャンプ場のオープンは2022年の9月とまだ新しい施設。
なので我が家のカーナビだと登録されていない。

この道の駅こぶちさわは小淵沢インターからキャンプ場に向かう途中にあり、キャンプ場からわずか700mくらいのご近所なのです。
小淵沢インター降りて右折すると県道11号、その県道11号を3分くらい車で走るとこの道の駅こぶちさわに辿り着きますが、この道の駅のある交差点を左折するとキャンプ場に向かいます。

この看板手前を左に入れば到着。
この管理棟で受付です。

写真の向かって右側に受付の入り口があるのでそこから入ります。

ちなみにこのキャンプ場は事前のクレジットカード決済で、場内でも全てキャッシュレス決済。

どの区画も松林の中にあり、区画内はウッドチップが敷き詰められており、自動車で乗り入れ出来るオートサイト。

区画の広さはスモールが約80平米、レギュラーが約90平米、ラージが約100平米、Xラージが約200平米、約490平米のデラックスなんて区画まであります。
他にはドッグランが併設されたドッグランサイトもあります。

AC電源の備えられた区画もありますが、全ての区画にAC電源が来ているわけではないので、電源サイト必須の人にあまり向かないかもしれない。
FLEX FIELDの入り口は管理棟よりも小淵沢インター手前にあり、

区画数の多いVILLAGE FIELDから少し離れているので、こちらの方が少し静かに過ごせるのかな?とも思ったのですが実際には道路に近い分むしろ車の走行音がやや気になるかもしれません。
ですが、先述したドッグラン併設サイトはFLEX FIELDにありますし、犬などのペット連れた方はこのFLEX SITEの方が周囲に気兼ねしなくて済むのかな?と思います。
先ほど走行音がと書きましたが、FLEX FIELDでも奥の方の区画でしたらVILLAGE FIELDと大差ないでしょうから、それほど気にすることではないと思います。
各区画は面積によってスモール等の区分がされていますが、元々の森からできる限り木を切らないように設計したとの事で、そのため全て形等が異なります。
また区画内に木が残っている場合もあったりして、一概にその面積どおりに使えるとは限りません。
例えば自分が利用した区画は丸太が埋め込まれていて段差ができていたりもしていました。

でもこの区画はスモールサイトなので、スモールで連想されるようなテントならば全く問題無く設営できて、この丸太が車止めになってちょうど良い駐車スペースになっていました。
他のキャンプ場では区画のサイズよりも狭く感じることがよくありますが、このフォークウッドビレッジではむしろやや広く感じました。
そもそもスモールで80平米ってかなり広い部類ですよね?
そんな感じで区画内は比較的ユッタリしていると思います。
ただ、隣の区画との境目はひらけているので、隣とのプライベート感はやや薄いかな?という印象です。
テントはノルディスクのウトガルドです。

オシャレで居住性も高くて良いテントです。
ペグの刺さりはとても柔らかく、鍛造スチールペグなら指で根元まで押し込めるほど。
その割に保持力はそれなりにあるし、木々に囲まれているおかげで強風も吹きにくく、かなり安心してテントが設営できるのが嬉しい。
虫の多い7月下旬と9月上旬に利用した時には、ワンプッシュタイプの防虫剤は使いましたが、蚊取り線香の類は一切使わず、それでも全く蚊は見かけなかったくらいです。
とは言え、虻は何度かテント内に侵入してきたし、オニヤンマが飛んで来た時もあったりで、自然は十分感じられますが、蚊に悩まされる事は無かったと言う感じです。

区画内の環境に関してはかなり良好でした。

管理棟の横にあります。
可燃ごみ・不燃ごみ・瓶・缶・ペットボトルに分別して、全てビニール袋に入れて廃棄するのがルールです。
ビニール袋は指定のものではなく、各自で用意すれば構わないそうです。

VILLAGE FIELDの中心地

FLEX FIELDにもあるようですが、そちらは未確認。
お湯も出るし、とにかく清潔でしっかり整備されている。
そして何よりオシャレ!

このオシャレ感と徹底した整備がこのキャンプ場最大の特徴かな?と思います。
ちなみに環境保護のために、炊事場での石鹸は環境保護の観点から合成洗剤の使用が禁止されています。
その代わりに環境配慮型の洗剤が置かれているので、わざわざそうした洗剤を購入する必要はありません。

スポンジやタワシも据え置かれていたのは有り難い。



シャワールームには浴槽が無いけれど、車で2分くらいの道の駅こぶちさわには温泉施設が隣接しているので、お風呂を希望される方はそちらを利用するのが良いでしょう、詳しくは周辺施設情報をご参照下さい。

このサウナは、長野県野尻湖にある本格的フィンランドサウナ「TheSauna」のビルダー野田クラクションベベー氏監修なのだそうです。
そのTheSaunaは超大人気で休日ともなると予約困難なので、サウナ好きの方ならばキャンプをしなくても日帰りでサウナ目的で訪れる価値があるくらいだそうです。
正直に言うと、自分達夫婦はサウナが苦手で入浴施設にサウナがあってもいつもスルーしているくらいです。
なので「苦手なものにわざわざ高いお金払ってまで利用したくない」と思っていましたが、実際の施設を見たらちょっと良いかも?と思ったくらいに良い雰囲気です。



我が家はランチにガパオとジャンバラヤを食べたのですがメチャクチャ美味かった!!

他には天然氷を使ったカキ氷も美味かった!

天然氷で有名な阿左美冷蔵とかと比べるとさすがに負けますが、かなりのレベルではあります。
妻は「キャンプしなくても料理を食べるためだけに寄っても良いんじゃない?」とまで言い出す始末。
たしかに観光客向けのオシャレなだけのボッタクリ価格で大した事も無いレストランに行くよりはよほどマシです。
なるほどキャンプのオマケではなく、それぞれ独立して出店できるくらいのお店の複合施設というわけですね。
とは言え、他は独立と言える程ではないのも本音です。

オリジナルグッズやベアボーンズの製品を置いて中々オシャレですが、品揃えが豊富とは言い難い。
お酒や燻製チップの量り売りをしていたりと個性的な面もありますが

普通の食料品などの在庫は乏しく、大型のキャンプ場としては、やや品揃えに欠けるショップですね。


でもあくまで「キャンプ場の施設としては」という程度でスウィートグラスとかと比べると大きく見劣りしますね。
ポニーがいたのですが、餌付けができるわけではないし、触れ合えるわけでもない。
ただそこで飼育しているのを見るだけの状態だったので、正直何がしたいのかよくわからない。

まぁファミリーキャンプで来ても十分以上に楽しめるとは思うので、あくまで複合施設というほどの遊具ではないというだけです。
キャンプ場でのリモートワーク的なことを連想していましたが、どうも違うようです。
公式サイトを見る限りは小規模な研修&慰労施設って感じでしょうか?
都心でオフィス専門の不動産を営んでいるリアルゲイトという会社の入居者だと優待利用できるようなので、元々このキャンプ場の運営にそのリアルゲイトが関係しているのかもしれません?
とにかく企業向けの利用を想定しているようなので、紹介はこのくらいにしておきます。
とにかくオシャレでよく整備がされているキャンプ場です。
区画も広めだし、ロケーションも素晴らしい。
かなり良いキャンプ場ですが、完璧かと聞かれたら少々足りないところもあると感じました。
具体的には管理運営側のホスピタリティ。
何と言うか、どこかビジネスライクな印象が拭えない。
素晴らしい施設を提供するんだから後は利用者が勝手に楽しめ、といった雰囲気が漂っている。
最初の受付とかも、必要以上の事は言ってこないで利用者とあまり関わりはもちたくないのかな?と感じた。
場内のルールなども口頭で説明せずに、LINE登録をしてそこから確認するか、場内案内図に書かれているのでそれを利用者が読む必要がある。
もちろん利用者はそういうやり方に納得した上で、このキャンプ場を利用しているのだから、何か問題を起こしたとしてもそうしたルールをしっかり読まなかった利用者が法律的には悪いのでしょう。
でもそれってスタッフの負担を軽減するための、言い逃れですよね。
ほとんどの利用者はろくに利用規約なんて読まないでしょうし、それで場内のマナーが保たれると思います?
話しかけたら好印象なスタッフさんもいましたけど、まぁ全体としてはそんな感じでした。
炊事場は消灯時間(22時)を過ぎても灯りが消えないのも、そうしたリスクを増長しがちだと思う。
環境に配慮して化学合成洗剤の使用を禁止しているのに、省エネには気を遣わないのも矛盾していると思った。
でもあえてテントは購入したばかりのレイサ6を使ってみたかったので、テントは変えずにそのままでいこうと思いました。
一応区画サイズだけ見ると設営は出来そうだったけど多少の不安はあったので、支障が無いかメールで問い合わせをしました。
しかしその問い合わせメールに対して一切返信はありませんでしたし、受付時にも何も言われませんでした。
自分側の問題を含め何かのトラブルのせいで問い合わせメールが届いていない可能性もありますが、正直不信感は拭えません。
例えば管理棟内のカフェ・レストランでWi-Fiは使えないのか?聞いたのですが、一般には解放していないとのこと。
ワーケーションオフィスとして運用しているのですから無線Lanが施設されていないはずがない。
そうしたワーケーションオフィス利用者との差別化なのかな?とも思いますが、自分の場合はカキ氷を頼んだりランチも利用しているわけです。
そうした利用者にも使わせないっていうのは何だかな〜と言うのが素直な本音。
ただ、そんな事を思っていたけど、もしかしたら運営元が複数入り組んでいるのが影響しているのかもしれません。
キャンプ場自体は「トランジットジェネラルオフィス」が運営元のはずです。
ですが、ドッグラン等が併設されているFLEX FIELDはランクルやハイエースなどをカスタムする「FLEX」が運営と公式サイトに記載されているんです(別の記事ではFLEXが開発と記載されています)。
ワーケーションオフィス=neu.Roomは「リアルゲイト」が運営のようです。
それならキャンプ場で勝手にWi-Fiを解放できるわけがないよな〜と納得。
まぁこんなややこしい運営環境だと、仕事の役割というか領域にとらわれやすくなるのも仕方ない気がします。
2023年に利用した際に好印象だったスタッフさんと話していた時に「オープンしてからまだ1年経っていないから整備が行き届いた環境だけれど、これを維持していくのが課題の1つ」と語られていました。
2年ぶりに訪れた2025年に利用した際にこの危惧は現実のものとなっていました。
小さな事だと、ピラカンサスという小さな棘のある雑草が区画内にけっこう見られたこと。
薔薇の棘のように大きく硬い棘ではないので、大きな怪我には繋がらないと思いますが、それでも引っ掛けるとやはり痛い。
これも小さな事ですが、場内案内用の目印が埋もれて分かりにくい。
2025年7月の利用時の「Bポイント」ですが、これで分かります?

ちなみにAポイントだとこう。

Aは普通に目に付きますが、Bは分かりにくいですよね〜
初めて来た利用者でも迷わず辿り着かせようという気持ちがあるのか、甚だ怪しくなります。
これまた小さな事ですが、2年ぶりに訪れると場内のウッドチプがだいぶ減っていました。

木片が朽ちて砕けて細かくなっというのが1番の理由だとは思いますが、それにしてもやはり減ったなというのが素直な感想。
まだ十分に柔らかくフカフカで、土汚れもありませんが、このまま減ると普通の土のキャンプ場と大差なくなるでしょう。
そして決定的だったのが、炊事場の水道の7〜8割がお湯が出ない壊れたままの状態だったのです。
水は普通に蛇口を撚れば水が出ますが、お湯は蛇口を捻っても空回りするばかりでお湯が出ないのです。

夏なのでお湯が出なくとも我慢は出来ますが、やはり油汚れはお湯が出た方が落ちやすいのは当たり前です。
この炊事場はいくつも蛇口があるので、他の蛇口を使えば良いと思い隣の蛇口を捻ってみたがお湯が出ない、その隣も捻ってみたがお湯が出ない。
今年の夏はお湯を出さないのかと思ったら、対面の蛇口はお湯が出た。
全部は試していませんが、9くらい試してみてお湯が出たのは2つだけ。
1つ2つが壊れているだけなら修理が間に合わなかったのかと思いますが、ほとんどが壊れているっておかしくないですか?
普通業者を呼んで直しておきますよね。
写真を見れば分かるようにお湯用の蛇口は一度開けた形跡があります。
おそらく一度直そうとしたけど、直らなかったので放置しているんじゃないかと察せられます。
ほとんどのキャンプ場がゴールデンウィークや夏休みの休日が、一番の繁忙期すなわち掻き入れ時です
なので利用料金も通常よりも割り増し料金で運営しています。
予算が足りないでは済まされません。
その繁忙期にそのまま放置しているって事は、「冬じゃないんだから我慢しろよ」って運営側が思っているんだろうなと解釈できます。
修理業者がなかなか来てくれないのなら、受付時に水道が壊れている旨を説明し謝罪するでしょう。
あるいは炊事場にもその旨の貼り紙くらいあるでしょう。
良心的なキャンプ場でしたら、予約後に「設備が故障しているがそれでも良いか?」と確認メールが来た事もあります。
でもフォークウッドではそんな説明は一言もありませんでした。
ちなみに掃除に来たスタッフに「これ何でお湯出ないんですか?」と聞いたところ、「そこは壊れているんで、他のを使って下さい」と言われました。
すなわち気がついていないわけではなく、壊れていることを知っていて何もせずに放置している事が分かります。
随分と客の事を舐めているなぁと思ったのが素直な本音です。
これが公営の安価なキャンプ場ならある程度仕方ないとも思えますが、それなりに高額な利用料をとるキャンプ場でこの体たらくでは、他の設備も長持ちしないだろうなと感じます。
なので、あと数年は良いキャンプ場として利用できるでしょうから、自分はこれからもまた利用する事があるだろうと思います。
逆を言えば、多少のトラブルは我慢できるくらいに素晴らしいキャンプ場だとも思っています。

